ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

リベンジ 大天井ヶ岳 かりがね橋まで

2020年07月26日 | 山 近畿 大峰山系

2020年7月19日(日) 大天井ヶ岳周遊

 

先週…

雨で心折れ… 

駐車場の料金に心折れ…

観音峰をピストンして帰った…

 

今週…

予報では☂ではあるが 

梅雨時期の仕方のない事…

チチが調べて探して… 

無料駐車場を見つけた!とのことで

リベンジだ 

決行することにした!

 

 「かりがね」無料駐車場

 

絶対に 登る!

それが天に通じたのか

不安定な空ながらも時折

青空を覗かせてくれる事があった…

 

 鳶がくるりと輪を描いて…

 

先週とは違う

身体も 心も軽く 

体調がこんなによく感じる事は無いほど…

 

頭上で鳶が ゆっくり旋回しながら

獲物を狙っている

私は目的のを狙う…

行ってくるぞ 鳶さん!

 

 橋が・・・?

 

駐車場の裏には 小泉川が流れている

その川にかかる橋を見つける

後にこれが近道であることを知るが

今回はおトイレにも行きたいこともあり

龍泉寺前の公衆トイレまで戻る事にした

 

 天空の橋渡し…?

 

国道48号線を少し方面に下っていく

 

ふと見上げると 秋を思わせるような

不安定な空が広がっている

その空を横断するように吊橋が見える

 

あの橋を渡るんだ

! かなり高い…!

渉れるか?

…渡って見せよう…💦

 

下から見上げた橋の高さにドキドキ💦

でも 渉らねば目的のお山に行けないのなら

何だってするわ~!

武者震いする私だった

 

 龍泉寺前の公衆トイレ

龍泉寺 八大龍王堂

 

龍泉寺の起こりは今から1300年も昔と云われている

役行者が大峰山で修業をしている時 麓の洞川で

岩場の中から水が湧き出ている泉を発見する

その泉は青く澄み切ってどこまでも深く そこが見えない程

その為 この場所を“竜の口”と呼び

八大龍王尊を祀って水行を行ったのが

龍泉寺の始まりといわれているそうで

龍王尊の住む泉と言う意味を持って、龍泉寺と名付けられたそうだ

 

同川から大峰山に登る修験者は この龍泉寺で水行を行い

八大龍王尊に道中の安全を祈願するという

 

ありがたや 親よりうけし旅衣 洗ひきよむる 龍泉の水

 

-天川村HPより-

 

 

 国道48を北方向へ少し戻る

 

公衆トイレから 無料駐車場方面へ少し戻ると

左側にある村営資料館が見えてくる

丁度八大龍王堂境内との境になり

かりがね橋への案内板が見えてくる

その案内板に従って進む 

 

 

 案内板

 石造の標識

龍泉寺 八大龍王堂境内池

 

龍泉寺の境内の竜の口から湧く泉は 絶える事なく

今も清水が湧き出ており 修験者の清めの水とされ

水行場とされているだけあり 境内の池の水は澄み

その水面には 別世界が広がっていた

 

水鏡しさに目を奪われ 足が止まる…

 

竜の口には 伝説があるという…

 

龍泉寺で修行しながら働いていた寺男と

突然 寺に訪れ住み着いた女といつしか夫婦となり

男の子が誕生した

その母親が白蛇の化身であることを知らず

子供見たさに 早めに帰った寺男が見たのは

白い大蛇が子供と添い寝をしている姿だった

姿を見られた女は夫婦として居ることが出来ず

龍泉寺の池へと姿を消してしまう

その時に 「子供が泣けば 乳の代わりに

自分の目玉を舐めさせておくれ」

片方の目を与えて姿を消してしまう

 

しかし 子供が舐めつくして片方の目が無くなると

泣き止まず途方に暮れていると 再び竜の口から姿を現し

最後のもう片方の目を与えたという…そして

「私はこれで、両目ともなくなって夜も昼もわからなくなりました

どうか、朝に六つ、暮れに七つ、お寺の鐘を鳴らしてください」

そう言って 目から赤い血を流しながら洞の中へ姿を消し

二度と姿を現す事はなかった

子を思う白蛇の愛情の深さに心打たれた寺男は

毎日龍泉寺の鐘を鳴らし続けたという

 

― 龍泉寺HPより ―

 

竜の口には所々赤くなっている所がある

これは母親の涙の痕だという言い伝えも…

 

 池の横の境内

紀伊山地の霊場と参詣道入口

 

まずは あのかりがね橋へと向かうため

一変して雰囲気が変わる感じの

参詣道へと進んでいきます

 

 標識案内

 かりがね橋への参詣道

 樹齢を感じる大木の道

 まだ…歩き易い丸太階段

 分岐点… ここは右方向へ!

 安全に渡らせて頂きます!

かりがね橋 長さ約120m、高さ約50mの吊り橋

 

洞川温泉地帯を見下ろすように架かる橋は

十津川村の谷瀬の吊橋に比べれば規模の小さく

半分ほどの長さだが 

高所の苦手な私にとっては苦行の場

 

さぁ~ 行くぞ…💦

 

この先から今日の山歩きは始まる

 

 

コースタイム

 

7:40 かりがね駐車場 ~ 7:55 龍泉寺境内入口 → 8:03 かりがね橋 → 8:14 大原山展望台 → 8:40 大原山1003m → 9:45 岩尾峰1334m 10:05 → 10:37 P-1328 → 11:00 大天井ヶ岳1439m 11:10 → 11:52 五番関(女人結界門) 12:25 → 12:39 五番関トンネル登山口 → 12:55 吉野大峰線終点道合流 → 13:16 近畿自然歩道 → 13:41 ゴロゴロ茶屋 → 14:13 かりがね無料駐車場

 

 

つづく



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