ミッちゃん 山元気!

自由気ままに 自分の目線で
山歩きの様子を綴っていく日記です

リベンジ 大天井ヶ岳 3 五番関まで

2020年07月27日 | 山 近畿 大峰山系

2020年7月19日(日) 大天井ヶ岳周遊

 

  

 

岩屋峰からの続きです

 

 岩屋峰と思われる苔岩を後に…

 どんどん下っていく

 小さなコルに着くと…

 左側の視界が開く 北方向

遠望に浮かぶ金剛・葛城山

 

梅雨空はどこにいったの?

そんな感じの空に 浮かぶ金剛・葛城山

空と同化するような蒼の山並みが爽やかに感じた

 

 よく見かけるコナスビ

 緩やかに下って…登って…

 

少し開けた 名も無きピークに着く

 

ここまでは 然程強い勾配が続くわけではなく

比較的歩き易かったが

ここから先には 急な下りがあり 

その後もまた

小さなアップダウンが続く

 

 急な下り💦

 標識も急下りを表す?角度!

 下れば登る 当たり前💦

 

自然林と人工林?

樹林帯の狭間を登って登って

汗が吹き出し 風が拭う

鳥のさえずりがリズムを作り

歩調も軽やかに 

今日は調子がいい♪

 

 ふ~っと溜息漏れる急登またまた💦

 樹木と一体化したテープにP1328!

 

地図確認すると ここがP1328地点!

大天井ヶ岳はもう少しだ!

 

ここからも下って緩くアップダウンが続き

急な登りが待っている

それでも足取りはまだ軽い

いいペースで歩けている

こんなに体調の良い感じは滅多にない

鼻歌交じりに歩ける自分に驚く!

 

 急な登りが続く💦ファイト~💦

 ゴツゴツ急登ガンバ💦ガンバ💦

 おっ!明るい広場が!

 標識が!着いた~♪

大天井ヶ岳 1439m

 

辿り着いた感じは っという間…

そんな感じがした♪

今日は不思議なほど気持ちの良い山歩きである

こんなに調子のよい時もあるのだと

自分ながら驚く

 

マスクはしている

だけど最近 マスクを着用しての登山

少しずつ慣れてきたようだ

慣れてきたというより

付き合い方が分かったという感じ

最初は死ぬかと思うほど苦しかったのに

いつの間にか 当たり前になり

マスクも装備の一つとなってきている

不思議なものだ…

諦めずに色々工夫して行く事が必要だと

改めて感じた…

 

ここでは 少し足休めに休憩をする程度にし

ゆっくり休憩するのはもう少し先にする事にした

 

 大天井ヶ岳よさらばだ!

 急な下りを一気に下り

 歴史の道に出る

大峯奥駈道

 

ここから緩やかに…♪ なんてことはない

ここは大峯奥駈道である 

そんななはずがない!

 

細尾根! 

岩尾根! 

木の根の張る尾根!

飽きること無き道が待ち受けている!

 

 細尾根の左右の斜面は急!

 岩稜越えて反対斜面へ移動

 木の根が生き物の様に絡む尾根

吸い込まれそうなブナ林の谷間

 

だけど…癒しもいっぱい♪

ブナの原生林から 風が運ばれてくる

清々しくも美味しい空気が体中を包み浸してくる感じだ

まるで森に抱かれるそんな錯覚を覚える

 

大天井ヶ岳からは アップダウンはあるが

変化に富んだ道は基本下り道

ドンドンっていくだけだ!

 

 木漏れ日の届く山道

 映える緑に活気を感じる

 コケ苔の薄暗さは大峰らしい

 古木の根元を巻いての急下り

 どんどん滑らないように下る

 視界が開けた谷間の隙間から…

大峯の山々が見える

 

谷間からの風が 景色を見せる

晴れた空に浮かぶ山々の稜線が空に映える

 

深き山の大峰の姿が

谷間から覗け 無に等しい気持ちが

安らぎを与えてくれる

 

 って

 って 着いた所は…

五番関

 

野草の絨毯を広げた広場 

そこには…

ドンと構える女人結界門!

 

以前も女人結界の前で 

怪談牡丹燈籠のお露になる私がいた

 

あぁ~ 恨めしや~

この御札(門)を外してくださいませ~

新三郎(山上ヶ岳)さま~

 

髪を振り乱して戸(門)に縋る…

 

なんて 罰当たりな事を想像をする私

 

 

 女人結界門

 ヨツバムグラ

 

あぁ~ 花になりたい

あぁ~ 草木になりたい

実になり種になり 運ばれ飛ばされ

すれば 女人結界なんて関係ないのに…

 

 寂しくコーヒーを飲む

 

奥駈道全道横断

逆立ちしても 何をしても叶う事のない

チチも 私と一緒にいる間は

叶わぬ夢

 

だから…

だから…

 

区切って 区切って

奥駈道げるように歩くだけ

 

今日もその一つ…

 

チチの入れてくれたコーヒーを

口にしながらも 女人結界門を見つめる私・・・

 

性転換でもしようかな…

 

すると

 

罰当たり目が!

 

チチの声がした…

 

冗談💦 冗談💦

 

笑いながらも 

ほんのちょっびり本気があったかも…

 

こんな罰当たりな私 

男だったとしても拒否されそう…

 

地道に繋げて行くほかない

まぁ チチは若い時に既に 

女人結界門をくぐって

山上には行ってるからしとしよう…かな♪

 

少し長めに休んで 五番関を後にした…

 

 

つづく

 

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sacchan1025)
2020-07-29 18:37:03
20年以上昔のことですが、吉野から熊野本宮まで6日かけて一人で歩いたことがあります。生と死の幽玄を感じさせてくれる山道でした。6月末から7月にかけてだったのですが、玉置山と弥山小屋以外では外人の行者さん一人とすれちがっただけでした。
その頃調べた情報の中に、女性でも全コースを歩くことができる方法があったようです。確か、女人禁制になるのは山にお坊さんや行者さんが入る期間だけで、修行が行われない期間なら女性も入山できるようなことが書いてあったような・・・・
正式な意見ではなくて、その期間なら大目に見られるということなのかもしれませんが。記憶違いかもしれませんが、、、、
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Unknown (mituhouse)
2020-07-29 21:35:48
sacchan1025様
何年か前に大峰の女人結界の事が報道で話題になったことがありました
もしかしたら 女の身でも行けるようになるのかと私も期待した事がありましたが お峰の修行場としては 縁からの決まり事の様で差別とかではなく 形が出来ており それを破く事は掟を破く事になるようで 結局 夢かなわぬ事になりました
今は 女人結界はいつの時も変わりなくご理解を頂きたい事が掛かれている看板が置かれております それは歴史の中で築かれてきたものですから ブログでは色々な思いを残しておりますが 仕方のない事と理解をしているつもりです
確かに 女性でも 通り抜けをされた方がおられると 風の便りで聞いたことがありますが 踏み入れてならない掟はそのまま大切にしておきたいと思います
いつか チチに写真を撮ってきてもらおうと考えております
以前から 行ける範囲でつなげる事を少しずつ実行しております

今度生まれ変わる事があれば 男に生まれてみたいですが やはり女のままでいいかな(笑)
全て願いが叶う事ばかりでは面白くありませんものね 永遠の夢もまたいいものかもしれませんから…

吉野から熊野本宮野長い旅…さぞかし思い出に残るものでしょう 本当に大峰 奥駈は奥が深く魅力がありますね その時のお話聞かせて頂きたいくらいです

気にかけてくださってありがとうございます
とても嬉しいコメントに感謝いたします
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