縁

今年もお世話になりました。たくさんの縁に感謝しています。来年も宜しくお願いします。

視野

立ち止り、見て、考えて、感じる為の時間を使う人は凄いと思う。

結果よりもプロセスだけど、どちらもセンスでしょう。

ナンセンス

「一日に何人描くんですか？」「次は１万人描きを目指して！」って数を先に聞く人は、わかってないなぁって思う。

一日に５万人が集まるのも凄いけど、一日の事。長い時間をかけてしかできない事の方が凄いんです。

イメージ

イメージが出来てきた。僕は弱いからイメージしないと動けない。人の意見もたいせつだけど、自分のイメージを強く持たないと。

立ち止まる

今の社会は立ち止まれない。誰もが止まっていたら置いて行かれるような空気に包まれる。大人だけじゃなくて子どもまでも。この時期、空にはオリオン座が輝いているのを見すごしてしまうのは寂しいことなんだよね。変化するためには立ち止まらなきゃいけない。考えて考えて原点に戻り、そこからまた今を見て先を感じる自分だけの時間、僕は大切な事だと思う。

切ない理由

アメリカに発つ日、おにぎり作って新潟駅まで見送ってくれたオカン。成田空港のロビーで食べたおにぎりの味が忘れられない。その思い出の時間が日に日に大きくなっている。オカンが元気なうちになぁ…。まだこんな段階なのが何か申し訳なくて自分にイラついている。

ヨーコ

漫画「あしたのジョー」で、ドサまわりしているジョーがテレビでカーロス・リベラの試合を見たシーンと似た心境だ。ただ、僕にはプロモーターの白木葉子みたいな人がいない。

クリスマスだのお正月だの、まさにそんなの関係ねぇ。久しぶりに自分に向き合って考えられている。似顔絵を始めようと決めた時、５年前デッキィ４０１へ行こうと決めた時のように、またこうして沸々と悶々とする日々が続くと、何かのタイミングで変化がある。無理かもしれないって環境に。切ない思いの先には何かがある気がしてならない。

クリスマス・イブ

「日本で一番上手く描く絵師が新潟にいる」
これを自分のプライドにしてやってきた。これからもこのプライドは捨てない。プライドが高いって悪いイメージがあるけど、そんな事ない。低いんじゃ仕事にならない。レベルアップする為の思いと努力と情熱は必要不可欠。誰よりも何処よりもイイ物を提供する。後輩の全日本技能検定第三位になった畳士と日本一を目指そう！っと話してる。
畳士のブログhttp://blog.goo.ne.jp/kumadataitatamiten/技術だけじゃなく心も磨かなきゃいけない。やらなきゃいけないことがいっぱいある。

お客さんから喜んでもらう為に。

世代の差かなぁ？

携帯を出して「この写真から描いて下さい」って若い人は普通に言うけど、僕にとっては普通の行為と思えないので、丁重にお断りしている。

描いている時、当たり前のように携帯カメラでバシャパシャ撮られるけど、かなり我慢してる。

お名前は？って聞いて「○○でちゅ」何才ですか？「２ちゃいでしゅ」って声を聞きたい。だいたいママが全部言ってしまうんだけどね。

席描き似顔絵でのエピソード。

逆になっている

風刺絵を描こうにも現実が風刺絵になってしまい、かなりやり辛い社会になった。

いくらきついデフォルメ描いても、生身の人間が真面目な顔して悪人になったんじゃ、絵は屁みたいなもの。

絵描きや芸人は世間離れしてなんぼの評価なんだけど、世間が酷いと、僕がまともになるか、もっと酷くならなきゃいけない。

まともは辛い。これ以上酷くつってもなぁ…。中学生がホームレスになるんだから、中年は何すりゃいいんだ？