リキチャン

リキチャンの近況

米国VS中国

2019-10-17 04:32:05 | 日記
ブログ「せと弘幸BLOG 日本よ何処へ 」から転記
 
 
以下
 
尖閣沖 日本の領海に中国海警局の船侵入【NHK】
 沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船が日本の領海に侵入したのが確認されたことから、政府は午前10時前に、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を「官邸対策室」に切り替えて、情報収集と警戒監視にあたっています。
   https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191007/k10012115751000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001
 
 この中共・シナの尖閣列島への領海侵犯が話題にならない日はない。広大な土地を有する共産中国の領土的野心は留まるところを知らない。これほどまでに日本の領土を奪い取ることに熱心なのは何故なのか?
 
 共産中国を近代化させたのは明らかに失敗でした。国が豊かになれば共産党の絶対的な支配もほころび始め、やがて旧ソ連が自壊したように共産中国も崩壊の兆しを見せるのではないか? 少なくとも周辺諸国とは平和的な共存を図るのではないか?
 
 そのような思いは今や完全に打ち砕かれた。前からそうだったのかも知れませんが、共産中国は日本を敵視して、いずれ日本から米軍を追い出し自分の支配下に置こうと考えていたようです。それも分からずに日本の為政者共は自民党、公明党、左翼政党の全てが<日中友好>などとはしゃいで来ました。
 
 これからの日中関係をどうするのか? 米国に追随することなく独自のアジア外交を目指すべきだなどの戯言をいう人もいますが、これは日本の将来を危うくするものであり、日本は米国や西欧諸国と足並みを揃えて共産中国に対峙するしか、今の日本が存続することなどあり得ません。
 
 朝鮮半島の問題も大切ですが、それ以上に共産中国とどのように対峙していくのか? それのほうがはるかに重要です。共産中国の危険な軍備拡大と周辺諸国を配下に収めるという、この新覇権主義の台頭を絶対に許す訳にはいかない。
 
 海洋侵略は日本にだけ行なわれている訳ではない。共産中国は南シナ海でも他国の勢力圏に侵食し、そこに人工島なるものを造成し、それを自国の領土だと言い張り、戦闘機の滑走路を建設しミサイル配備を進め軍事拠点化を進めている。
 
 この被害に遭っているのはフィリピンやベトナムですが、この南シナ海における軍事侵略は東シナ海をはるかに上回る危機的状況を現出させています。このような動きに対してフィリピン政府もベトナム政府も有効な対抗手段を見い出せないで来た。
 
 共産中国の東シナ海や南シナ海でのこのような軍事力を背景にした侵略行為に対して、これを阻止する為に戦えるのは、自由社会の守護神である米国しか存在しない。日本は戦後米国と共に進んできた。
 
 そのことを米国追従だとか、或いは米国の半植民地などと批判する人も確かにいますが、もし、米国がこのアジア地区から撤退したらどうなるのか? それを考えるならば暗澹たる気持ちにならざるを得ません。
 
 米国は南シナ海でイージス艦などによる「航行の自由」作戦を続行中ですが、この事に関して日本政府はもっと協力体制を強化して全面的に協力しなければならない。
 
 この作戦の意義を米国国務省報道官は共産中国を念頭に7月に次のように述べた。
 
「他国の安全を脅かし、地域の安定を損ねている」と厳しく批判した。
 
 南シナ海は日本が海上交通路として確保してきたシーレーンであり、これを守ることが出来なければ日本の平和と安定、そして繁栄もあり得ない。この南シナ海を共産中国に支配されたら、もう日本の終わりを意味する。
 
 「航行の自由」作戦は米国、英仏、オーストラリアと日本も参加した。インドやフイリピンも共同演習に参加している。目的は共産中国の軍事的膨張と拡張主義に対する警戒感が多くの国にも共通のものとして認知されているからだ。
 
 この「航行の自由」作戦に日本はもっと積極的に参加して、この海域が「自由で開かれた海洋」であり、共産中国の支配する海洋ではないことを宣言しなければなりません。
 
以上
 
感想は、個人の価値判断で願います。
 
かしこ

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