2004.7.24投稿の夏草の儚さに
KandS-kenさんからお便り頂戴しました。
お許しえてご紹介いたします。
<KandS-kenさんのお便り>
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nono-hanaさん残念ですね、
> 通勤途中の道・・・
> 高校のグランドにそって野の草が茂っていました。
(中略)
> 数少ない自然を感じさせる 道のひとつでした。
野の草・野の花はnono-hanaさんが大切にされているものですね。それは一般の人から見ると「雑草」と呼ぶのです。私は雑草を大切にしようと主張しているのですが、現代社会は「雑草は汚いもの」との通念がまかりとおっているようです。従って「野の草・野の花」の道が急激に減少しているのですね。

> もう 風にそよぐ 草のささやきは
> 聞こえません・・・
> 虫の声も聞こえません・・・。
寂しさも一入ですね。
> 綺麗に刈られたのはまだいいのです。
> 何故・・・
> 分厚い緑のシートで被わなければならないのか。
自然を破壊し、人工物で覆うということが近代科学思想の欠点のように思われます。物質文化が支配している限り、防ぐことができないのでしょうね。
私は長津田に引越して2年半になります。長津田の駅近くに自然の森林が残っており、そこに「鎌倉道」(鎌倉時代頃からあった道)があり、散歩に好適なので、毎日のように歩いています。
ここは、誰も開発していないし、工事はされていませんが、次第に自然破壊が進んでいます。2年前は、昼なお暗き怖いでしたが、次第に明るくなり、外の景色も見えるようになってきました。また、わき道(森林の中の道)は、2年前は、そのような道があるのか、どうか探すのに苦労したのです。わき道に入ると、雑草が生い茂り歩くのに苦労しました。それが、今では明瞭な道が見え、雑草は広く刈り取られ、これまで雑草に覆われていた場所も、小さな樹木を切り取り、雑草を刈り取ってちょっとした広場に変わってきました。誰かが集会などに利用するのでしょうか。私は自然破壊だと思って、本当に残念だと思っております。
追記
最近はだいぶ安定してきましたが、郊外開発は進んでいたときは、郊外の自然破壊が進んで、むしろ、大昔に開発された都心の方にこそ豊かな自然があったのです。
私の近くでは港北ニュータウンの開発の頃はひどい自然破壊が進んでいましたが、開発されてしまうと安定してきました。
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