何事もそうですけど、自転車の進化のスピードも凄まじいものがありますね。
僕が自転車に没頭してた10年~20年前から比べると、色んなパーツに新しい規格が生まれては消え、何やら浦島太郎になった気分のふむふむです、ども。
で、昨年末に家でぬくぬくと保管していたクロカン用のMTBフレームを最新パーツを調達&使えるパーツはそのままでリビルドしたんですが、パーツ取りはトライアルやダートジャンプで使っていたフレームから。
てことで、パーツを抜き取られたダートジャンプ用のフレームがガレージにゴロリ。

AZONICのDS-1です。懐かしいフレームっすね……ダートジャンプして遊んでる時に腕を骨折しちゃったり、当時イギリスのトライアル界でカリスマだったマーティン・アシュトンのイベントを見る為に片道30kmをトライアル仕様のままキコキコ漕いでいったり、このフレームにも色んな思い出がつまっているなぁ……
このフレーム自体、既に15年物(笑)
けれど、ようやくMTBにVブレーキが浸透し、更にディスクブレーキが出始めた頃のモデルなので、Vブレーキ台座とディスク台座の両方が付いているという中々使い途のあるフレーム。それに、昨年末にリビルドしたクロカンフレームは完全オンロード仕様にしたので、DH用のホイールもクランクもディスクブレーキもVブレーキもステムもハンドルも余ってるし、数千円の散財でトライアル仕様に仕上げる事ができそうなので、ちょいとこのフレームを組みがてら色々と遊んでみる事にしました。

このフレームはフロントサスに100mmトラベル程度のフォークを使う前提のジオメトリーになっているので、かな~り肩下の長いリジットフォークを付けてあげる必要有り。そんな訳でネットをフラフラとする事数週間、偶然にも今手に入るリジットフォークの中でも一番肩下の長いフォークを投げ売り状態価格で発見、無事保護した訳でして。

ディスクブレーキオンリー仕様のフォーク、まぁトライアルごっこして遊ぶ分にはフロントはディスクでいいや、って事で問題無し。今まで使っていたディスクブレーキも流用出来るしヨシヨシ。
で、ここで問題発生。


どうせリビルドするなら15年酷使したヘッドパーツを交換したかったんですけど、我が家にはあいにくヘッドパーツ関連の工具だけは無い……だって今までは馴染みのプロショップ(昔の職場w)の工具借りて自分でやったり、しかもフォークの交換なんてするにしても数年に一回しかしないし、たったその為に全て揃えれば数万円の工具を買う気にならない……しかもヘッドセット自体アヘッドからインテグレーティッドとか新しい規格に代わってきてるし、多分今回工具を買っても多分後数回しか使う機会がない……かといってフォークの入れ替えをショップに頼むと工賃だけで軽く新しいヘッドパーツが買えるからアホらしい……
よし、ヘッドパーツの脱着工具を自分で作ってしまえ!!(爆)
一応注意ですが、自転車のフレームってすごく頑丈に出来てますが、ことヘッド周りとかは下手すると一発でフレームを鉄くずにしてしまう可能性大ですので、良い子の皆さんはちゃんとショップにお願いしましょうね♪
ネットで情報収集しつつ、今まで自分が交換してきたフォークの工程を考え、ちょいと自分なりにアレンジしたブツをナフコでゲット。ヘッドパーツを外すだけなら\100もしないかな?(今回は圧入用の部材も買ったので\300位w)

揃えたのはこれらの部材、これでヘッドパーツの脱着が出来るはず(今回は新しいフォークへの入れ替えなので、玉押しの取り外しは無し、って事でこれだけでオッケーなはず)。

まずは、外径32mmのワッシャーを鉄ノコで切断~。

これを、若干隙間を作って適当なテープ(今回はマスキングテープを使いましたが、なんでもいいです)で合体させる。

最終的には、こういう形で使えるようにします。

なんでワッシャーを割るかというと、ヘッドチューブの内径自体は32mm以上あるんですが、ヘッドパーツはフレームに圧入されているので、32mmの外径のままではそのヘッドパーツにひっかかってしまうんです。なので、ワッシャーを折った状態でヘッドチューブに入れてあげて、きちんとヘッドパーツのワンの内側に乗せた状態で長ナットを締めてワッシャーを正しい形に固定してあげるという訳で。
ここで、ボルトをプラス頭の平ネジ(M8くらいかな?)等にしておくと、プラスドライバーでボルトを回らないように保持したままでヘッドチューブから飛び出した長ナットを手でグイグイ締められるので作業性がアップします。

上から見るとこんな感じで固定出来ます。

下から見るとこんな感じ。
さぁ、ここまできたら後はヘッドチューブに鉄パイプを差してヘッドパーツが綺麗に抜けるように、しかし気合いを入れてぶっ叩くべし!!
力に遠慮は無用です。垂直にドカンとぶっ叩いてあげましょう。ヘッドパーツはかなりの力で圧入されているので、中途半端に叩いたって外れません。かといって、叩き間違えてヘッドチューブをぶっ叩いてしまってクラックが入って「はい、このフレームご臨終~」なんて事にもなりやすいので一応気を付けて……
数回ぶっ叩いているとヘッドパーツが外れ始めますが、その時にワッシャー等も緩んできたりするのでそこもチェックしながら作業しましょう~♪


はい、一丁上がり~♪
この作業で上下のワンを外す事ができます、わ~いわ~い♪
ちなみにどの位の力で叩くかというと↓

差していたステン巻きの鉄パイプがこんなに潰れるくらいの勢いで叩かないと外れません。一歩間違えればヘッドチューブを潰して終わり……(汗)

こんな感じでホームセンターて数十円で手に入るワッシャーやボルトを使うだけでもヘッドパーツの取り外しはできま~す。
で、肝心のヘッドパーツの圧入ですが、まだヘッドパーツを入手していないのでまた後日、ってコラ(笑)
オンロード仕様にリビルドしたケーンクリークの40がいい感じなので、ショップでそれでも買ってきて後日付ける事にします。そしたらフォークの入れ替えも楽チンだしね~♪
そんなこんなで、ヘッドパーツ取り外し作業は無事終了したんでした~、って自転車、それもスポーツ車に興味が無い人には全くどうでもいいネタですね……(汗)
僕が自転車に没頭してた10年~20年前から比べると、色んなパーツに新しい規格が生まれては消え、何やら浦島太郎になった気分のふむふむです、ども。
で、昨年末に家でぬくぬくと保管していたクロカン用のMTBフレームを最新パーツを調達&使えるパーツはそのままでリビルドしたんですが、パーツ取りはトライアルやダートジャンプで使っていたフレームから。
てことで、パーツを抜き取られたダートジャンプ用のフレームがガレージにゴロリ。

AZONICのDS-1です。懐かしいフレームっすね……ダートジャンプして遊んでる時に腕を骨折しちゃったり、当時イギリスのトライアル界でカリスマだったマーティン・アシュトンのイベントを見る為に片道30kmをトライアル仕様のままキコキコ漕いでいったり、このフレームにも色んな思い出がつまっているなぁ……
このフレーム自体、既に15年物(笑)
けれど、ようやくMTBにVブレーキが浸透し、更にディスクブレーキが出始めた頃のモデルなので、Vブレーキ台座とディスク台座の両方が付いているという中々使い途のあるフレーム。それに、昨年末にリビルドしたクロカンフレームは完全オンロード仕様にしたので、DH用のホイールもクランクもディスクブレーキもVブレーキもステムもハンドルも余ってるし、数千円の散財でトライアル仕様に仕上げる事ができそうなので、ちょいとこのフレームを組みがてら色々と遊んでみる事にしました。

このフレームはフロントサスに100mmトラベル程度のフォークを使う前提のジオメトリーになっているので、かな~り肩下の長いリジットフォークを付けてあげる必要有り。そんな訳でネットをフラフラとする事数週間、偶然にも今手に入るリジットフォークの中でも一番肩下の長いフォークを投げ売り状態価格で発見、無事保護した訳でして。

ディスクブレーキオンリー仕様のフォーク、まぁトライアルごっこして遊ぶ分にはフロントはディスクでいいや、って事で問題無し。今まで使っていたディスクブレーキも流用出来るしヨシヨシ。
で、ここで問題発生。


どうせリビルドするなら15年酷使したヘッドパーツを交換したかったんですけど、我が家にはあいにくヘッドパーツ関連の工具だけは無い……だって今までは馴染みのプロショップ(昔の職場w)の工具借りて自分でやったり、しかもフォークの交換なんてするにしても数年に一回しかしないし、たったその為に全て揃えれば数万円の工具を買う気にならない……しかもヘッドセット自体アヘッドからインテグレーティッドとか新しい規格に代わってきてるし、多分今回工具を買っても多分後数回しか使う機会がない……かといってフォークの入れ替えをショップに頼むと工賃だけで軽く新しいヘッドパーツが買えるからアホらしい……
よし、ヘッドパーツの脱着工具を自分で作ってしまえ!!(爆)
一応注意ですが、自転車のフレームってすごく頑丈に出来てますが、ことヘッド周りとかは下手すると一発でフレームを鉄くずにしてしまう可能性大ですので、良い子の皆さんはちゃんとショップにお願いしましょうね♪
ネットで情報収集しつつ、今まで自分が交換してきたフォークの工程を考え、ちょいと自分なりにアレンジしたブツをナフコでゲット。ヘッドパーツを外すだけなら\100もしないかな?(今回は圧入用の部材も買ったので\300位w)

揃えたのはこれらの部材、これでヘッドパーツの脱着が出来るはず(今回は新しいフォークへの入れ替えなので、玉押しの取り外しは無し、って事でこれだけでオッケーなはず)。

まずは、外径32mmのワッシャーを鉄ノコで切断~。

これを、若干隙間を作って適当なテープ(今回はマスキングテープを使いましたが、なんでもいいです)で合体させる。

最終的には、こういう形で使えるようにします。

なんでワッシャーを割るかというと、ヘッドチューブの内径自体は32mm以上あるんですが、ヘッドパーツはフレームに圧入されているので、32mmの外径のままではそのヘッドパーツにひっかかってしまうんです。なので、ワッシャーを折った状態でヘッドチューブに入れてあげて、きちんとヘッドパーツのワンの内側に乗せた状態で長ナットを締めてワッシャーを正しい形に固定してあげるという訳で。
ここで、ボルトをプラス頭の平ネジ(M8くらいかな?)等にしておくと、プラスドライバーでボルトを回らないように保持したままでヘッドチューブから飛び出した長ナットを手でグイグイ締められるので作業性がアップします。

上から見るとこんな感じで固定出来ます。

下から見るとこんな感じ。
さぁ、ここまできたら後はヘッドチューブに鉄パイプを差してヘッドパーツが綺麗に抜けるように、しかし気合いを入れてぶっ叩くべし!!
力に遠慮は無用です。垂直にドカンとぶっ叩いてあげましょう。ヘッドパーツはかなりの力で圧入されているので、中途半端に叩いたって外れません。かといって、叩き間違えてヘッドチューブをぶっ叩いてしまってクラックが入って「はい、このフレームご臨終~」なんて事にもなりやすいので一応気を付けて……
数回ぶっ叩いているとヘッドパーツが外れ始めますが、その時にワッシャー等も緩んできたりするのでそこもチェックしながら作業しましょう~♪


はい、一丁上がり~♪
この作業で上下のワンを外す事ができます、わ~いわ~い♪
ちなみにどの位の力で叩くかというと↓

差していたステン巻きの鉄パイプがこんなに潰れるくらいの勢いで叩かないと外れません。一歩間違えればヘッドチューブを潰して終わり……(汗)

こんな感じでホームセンターて数十円で手に入るワッシャーやボルトを使うだけでもヘッドパーツの取り外しはできま~す。
で、肝心のヘッドパーツの圧入ですが、まだヘッドパーツを入手していないのでまた後日、ってコラ(笑)
オンロード仕様にリビルドしたケーンクリークの40がいい感じなので、ショップでそれでも買ってきて後日付ける事にします。そしたらフォークの入れ替えも楽チンだしね~♪
そんなこんなで、ヘッドパーツ取り外し作業は無事終了したんでした~、って自転車、それもスポーツ車に興味が無い人には全くどうでもいいネタですね……(汗)
桜が咲く道をはしりたいな~。
そうなんですよね。
今持っている2つのフレームは愛着がありすぎて
ガレージに飾るだけでは余りにもかわいそうなので
パーツが手に入るうちにもう一度魂をいれてあげようと。
大変な時でしょうが、時間が取れれば糸島ポタリングでも
行きましょう。
しつちょーもそのコースが余りに気持ちよかったせいで
自転車買っちゃったみたいですし(笑)