美里町の探検日記GP

津市美里町(旧美里村)に住んでいるコレクターです。コレクション自慢(?)のほか、津のこと、美里のことも書いていきます。

普門寺の桜(津市芸濃町林殿町)

2017-04-16 09:15:57 | 津のこと


津市芸濃町林殿町、普門寺という真言宗の寺院です。
桜の名所として、また「幽霊の片袖伝説」のお寺として知られています。

4月10日の撮影です。


(山門付近)

普門寺は、室町時代後期に創建されましたが、
織田信長の伊勢攻めで焼失し、江戸時代に再建されました。
山門、御堂など立派な造りで、かなり大きなお寺であったと想像されますが、
近年は建物の痛みが目立ってきており、修復作業が行われています。


(仁王門付近)

前の週末に「桜まつり」が行われたようで、
まだ境内に提灯が残っていました。


(本堂付近)

2012.12.普門寺の仏像(津市芸濃町)


(鐘楼付近)

「幽霊の片袖」の伝説、
江戸時代、この寺に若い女の幽霊が現れ、「私は相可の呉服商の娘で、大阪に嫁いでいましたが、病で死んでしまいました。私を成仏させてください」と語りました。
住職が「その話が本当であるかどうか、証拠を見せよ」と言ったところ、女の幽霊は着物の片袖を引きちぎって寺に置いて帰っていきました。
翌朝、御堂には、幽霊が置いていった片袖が残されていたので、住職は相可の呉服商を訪ね、その片袖を両親に見せたところ、 「娘の着物に間違いないが、娘が死んだとは知らなかった」と驚き、寺に供養塔を寄進して、娘の供養をお願いしました。
というのが「幽霊の片袖」の伝説です。

地域の歴史・伝承・昔話 過去記事リスト



境内にある「林区集会所」、
最近建てられたものと思われます。

私が初めてこちらのお寺を訪ねたのは、
今から8年ほど前のことです。
その当時は、建物も境内ももっと荒れていて、
立派なお寺だったろうに、勿体ない、と感じたものです。

その後、地元の方々により、
修復が進み、現在は見違えるほど美しくなっています。

2016.津偕楽公園の桜(4月4日の深夜)

2015.4.一之坪公園の桜(津市西丸之内)

2014.5.長徳寺の龍王桜(芸濃町雲林院)

2014.4.普門寺・ポトマックの桜(津市芸濃町林)

2013.4.津お城公園の桜(市営駐車場付近)

2013.4.スポーツプラザマツダの夜桜ライトアップ(久居庄田町)

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