「環境ドラッグ―あなたの子どもはなぜキレる」
築地書館 船瀬 俊介著
身の回りの化学物質が生物の体と心をむしばむ様が赤裸々に描かれている衝撃の書。豊かさの代償を見据える。
老若男女がキレる時代。犯罪が凶悪化し,トゲトゲしい世の中になって久しい。これは日本に限ったことではなく,世界中でまん延している。その原因の一つとして,筆者は環境中に浮遊する種々の化学物質ではないかと推察する。
シックハウス建材,コンクリート建築物、食品添加物,水質汚濁や大気汚染,どれもが深刻な問題として捉えることができる。
環境ホルモンが脅かす問題として,生物の雌化,神経系の乱れによる心身のバランスの崩れ,学習障害児の増加などを指摘したうえで,家族関係の崩壊に直結するのでは,との認識を示している。
特に新築の家では壁紙などにホルムアルデヒドなどが使用され,化学物質過敏症に罹患することが懸念される。さらには突然死にまで至っている例まで。また,ぜんそくの発作で命を落とした例を報告している。
さらに飽食の時代,ジャンク・フードなどが健康に及ぼす影響を論じ,玄米食のパワー,腹六分目が健康維持に不可欠,汗を出すことにより心身のバランスを保持するのが望ましい,と締めくくっている。
ほとんどの牛が成長ホルモン剤を与えられてる現状で、その牛の乳を飲むのは良くない!すでに書きましたが、ここにも!!
インスタント食品の環境ホルモンは多摩川のなんと約700倍!!(><) まさに、癒着マスメディア。私たちが意図的に(悪意をもって)知らされていない事は多い!!
豊かさというより、見せ掛けの豊かさ、
悪意の金融システムによる、
家畜労働への代償と言った方がいいでしょうね。
個別の問題(だけ)をいくら論議していっても、何にもなりませんよ。
根本的問題は何も解決しえません。
また、この本やこれらの手の本が推察に終始しなければならないのも、研究施設自体が、これらの問題点を研究しようとはしないためだ。
製薬会社、化学メーカー、そして病院などによる病気の自作自演・・・そこには当然、政府組織や研究機関、マスメディアなどへの癒着あってこその現実化が可能になっているのである。
恐るべき隠蔽社会、これらに手をこまねいていること、何もしないこともまた、それらと同罪となることは言うまでもないが。