goo blog サービス終了のお知らせ 

The Diary

日々感じたことの記録

旅行記は別ブログにUP中です。そちらも宜しくお願いします。リンク先へ。

ホリディ

2007年04月07日 22時26分46秒 | Movie

ホリディをみてきました!

宣伝をみた時、是非観たい!!と思っていたんですけど、この手の映画はなかなか期待通りというわけにはいかないことが多いので

「どうしようかな?」と思っていたんです。で、いろいろと口コミを検索!

なかなか、評判よし!

というわけで、そそくさとお出かけして参りました。

結構、好きかも。いや、かなり好きかも。ううん、絶対好き。

難しいお話や、メルヘン(?)嫌いな方には絶対的に受け入れられないストーリーですけど、夢見る私はこの手の映画は大好き。

 

キャメロン・ディアス扮するアマンダ、ケイト・ウィンスレット扮するアイリス、ジュード・ロウ扮するアイリスの兄グラハム、ジャック・ブラック扮する

マイルズの4人がおりなすラブ・ストーリー。

でも、ただのラブ・ストーリーじゃないあたりが女性監督だなと思った私。

誰もがうらやむ成功をおさめている女性アマンダでも、普通の女の子のようにうまくいかない恋に悩み、また過去のトラウマを抱えている。

でも、そこで人と触れ合い心をひらいていくことによって、新しい自分に生まれ変われるといったメッセージをもたせた辺りは女性ならではかなと。

単純といってしまえば単純ですけど、私の持論は人生は実にシンプルであるなのでヨシなのです。

また、終わったはずの恋愛をダラダラと引きずり、自分でも嫌気がさしているにも係わらずその恋にしがみつくことで自分を支えているアイリス。

きっと、こういう人多いと思うんです。アタマでは分かっていても、心がついていかない。アイリスは、その典型でした。

でも、そんなアイリスもどんどん変わっていくんです。それは気持ちのいいくらいに!

 

この映画をみていて、人との出会いが人生を変えるんだなとつくづく思いました。

やっぱり、人生って面白いって思いました。嫌なことも、辛いことも、悲しいこともある。そんな時は、人生投げたくなる(のは、私だけ?)けれど

その先にある喜びがあるって思うから、乗り越えていける。人生は、そんなことの繰り返しなんだろうな~って思います。

それは、まさにバイオリズム!

以前は、「いつもポジティブでないといけない」って思い込んでいて、それがかえって負担になっていたことがあるんです。

でも、その強迫観念が自分を追い詰めて苦しめていることに気がついて以来、「ま、こんな(嫌な思いをする)日もあるよね」って

ひととおり落ち込んでから思うようにしています。

そうしたら、随分とお気楽になれました。

たまに、期待をしていた通りにことが運ばなかったり、人から評価されなかったりすることがあって落ち込むんですけど

そんな時でも心はオープンでありたいと思います。

そうしたら、きっとアマンダやアイリスのように「人生を変える出会い」があると思うから!!

 

そんな風に思わせてくれる映画でした。

ただ、ホームエクスチェンジというお互いの家、車などを交換するシステムは日本では難しいかな?と思いましたね。

日本の文化では、なかなか受け入れられないことではないかな~?

だって、見ず知らずの他人に自分の家や車をされたい放題されるって…う~ん、想像しただけで嫌かも。

海外では、このシステムはあるようですけどね。

 

 

 

 


最前列で

2007年02月02日 00時00分03秒 | Movie
毎週水曜日は、映画レディースデーです。
大人になるとたかが映画、されど映画と思ってしまう程チケット代が高値に感じます。
これは、私がケチだから??きっと、そうなのでしょうね。
1,800円って、高いです。
その為、映画の日やレディースデーといった日に映画をみるという
裏技(じゃないけど)を使わずにいられないセコイ大人な私。

そんな裏技を使ってみてきた映画がマリー・アントワネット
私、何を隠そう大のベルサイユのばらファンでした。

忘れもしない小学生時代、夕方に再放送していた「ベルサイユのばら」を
妹とそれはそれは夢中になってみていたものです。
当時は、フランス革命だ、マリー・アントワネットだなんて全く知らず
アニメーションの美しさでみていただけだったように思います。

しかし、話が進むにつれて悲劇が悲劇を呼ぶ始末。
まだ、子供だった私と妹の心は酷く傷つけられたような感覚に陥ったのでした。
フィクションを交えた時代劇であったのですが、実在する登場人物と上手く融合
させることによって、リアル感を存分に発揮できた作品だったように思います。
マリー・アントワネットやオスカルに、完全に感情移入をしていた私たち姉妹は
「ベルサイユのばら」が大好きな反面、あまりに悲しい物語をもう二度と観ないと決めたのでした。観てしまうと、暫く立ち直れないんですね。
ちょっと、おかしな姉妹です。

話はそれましたが、この「ベルサイユのばら」を観て以来、非常にフランスに興味を持った私たち姉妹。その後、妹はフランスへ行き、しっかりちゃっかりベルサイユ宮殿を見学してきたのですが、情熱を燃え滾らせているはずの姉である私は
何度かフランス旅行を計画するも、実際にいけたタメシがありません。
縁がないみたい・・・
まあ、いつか行ける時がくるでしょうけどね。
私にとっては、フランスは憧れの国であり続けております。

フランシス・フォード・コッポラ監督の愛娘である、ソフィア・コッポラが監督・脚本を手掛けた、このマリー・アントワネットは、丁度ニューヨーク旅行中に滞在先のテレビでCMを何度もみていたので、是非是非観たいと思っていた作品でした。
しかも、画像が全体的にピンクでかわいい!悲劇というよりは、スタイリッシュな感じがしたんですよね。
実際の映画も、フランス革命の重い部分に焦点を当てているわけではなく、
マリーをひとりの「女の子」として扱っているのかな?と思わせる構成。
だって、14歳で異国に嫁いだんですよ。我が身が、14歳の頃に海外へなんて
考えただけで涙が出てきます。それを思うと、破天荒な言動、理解できなくもありません。
時代が時代といえば、それまでですけど・・・

全体的に、とってもスタイリッシュです。
使われている音楽も、クラッシックだけではなく
ロックを使ったりして、現代的な感じ。
歴史的な作品としてみるのではなく、ひとりの少女の成長としてみたら
楽しめるのではないかな?と思いました。
カンヌ映画祭では、ブーイングをおきたそうですけど…
私は、結構好きです。主演のキルスティン・ダンストが少女から大人の女性に
変化していく様は、同性の私からみても実に美しかった。思わず、うっとり。
何度か、入浴のシーンがあるのですが、当時フランスでは入浴の習慣がなく
マリーの母国オーストリアでの習慣だったようです。
(母親マリア・テレジアが入浴好きに育て上げたらしい)

しかし、正直この映画を満喫できたかということに関しては
NOといわなくてはなりません。
というのも、1,000円でみれた日だったので映画館が大盛況。
この映画も満席で、なんと私

最前列でスクリーンを見上げてみていたのでした

苦しかった。
途中、気分が優れなくなったりもしました。
というのも、お隣の方がスナックをつまみながら映画をみていたので
そのニオイにヤラレテしまったようです。


教訓:映画は最前列は避けよう

皆様、くれぐれも私のようなことはせぬように…
いまだに、首が疲れているような・・・

ゲド戦記

2006年09月16日 12時44分40秒 | Movie
ゲド戦記を観に行ってきました。

宮崎駿作品は、そんなに観ている方ではありませんが
劇場で予告編を観て「面白そう」と思って。

私の好きな宮崎作品は
1.風の谷のナウシカ
2.天空の城ラピュタ
3.となりのトトロ
4.耳を澄ませば

劇場で観たのは、魔女の宅急便。
先日テレビでやっていたハウルの動く城はまだDVDのHDの中です。

風の谷のナウシカは、まだ小学生だった頃、やはりテレビで放送された時に
友人のひとりが
「すっごくよかったから、絶対に観て」と太鼓判。
その頃の私は、この手の漫画には全く興味がなくって…

しかし、それから何年か月日が流れて、またテレビで放送された際に
その友人の言葉を思い出して観てみたんです。

そうしたら、面白いじゃないの

以来、テレビで放送される度に観ていた次第です。
(最近は、さすがに観ませんが)

また、天空の城ラピュタは、ナウシカが面白かったので
「これも面白いだろう」と思い込んで(この手の思い込みは、たいがい失敗するものですが)観たら、これまた面白いじゃないの

上の作品に共通するのは、人間のエゴや傲慢さが引き起こす悲劇を
救世主が出てきて救うという情操教育の為ような作品ですが
私は、この手の内容が大好きなのでハナマルなのです。

トトロは、両親共楽しめた作品。
両親は、漫画が全く受け付けないのですが
これだけは大丈夫だったようです。
父は、全部観れたわけではないのですが、母はしっかり観ていたので
正直私は驚きました。
子供の頃、毎年ドラえもんの映画に連れていってもらいていましたが
大概隣で眠っていましたから…
母曰く、トトロを観ていると自分の子供の頃を思い出すんだそうです。

宮崎作品は、年代を問わず観れるところが素晴らしいと思います。

さて、ゲド戦記ですが
宮崎吾朗初監督作品。
原作とはいささか違うようで、宮崎吾朗の独自の解釈で描かれたものだそうです。

率直な感想としては、メッセージ性のある作品にも係わらず
限られた上映時間内で、それを伝えるには無理があったのでは?と。

深い意味のある作品で、いいものに仕上がってはいるのですが
話を理解させるには、ストーリー展開に雑さが感じられました。
その点が、残念に思えました。

声優には、岡田准一、菅原文太、田中裕子、風吹ジュン、香川照之他。
田中裕子は、上手だなと思いました。最近、あまりテレビでお見かけすることは
ありませんが、また是非彼女の素晴らしい演技を見たいと思いました。

やっとダ・ヴィンチコード

2006年07月02日 13時18分56秒 | Movie
延々になっていたダ・ヴィンチコードを観てきました。

場所は、ヴァージンシネマズ六本木ヒルズです。
理由は、先述のコールドストーンクリーマーでアイスクリームが食べたかったから!
初めて、こちらの映画館を利用しましたが、なかなかいいです。
ソファの心地もいいですし、何より綺麗。音響もよかったような気がしましたよ。

さて、ダ・ヴィンチコードですが
原作を読んでいない私でも、話が分かりました!
なんでもそうですけど、賛否両論はあるものです。
私は、トム・ハンクスファンということでもあるのでしょうが
退屈なくあっという間に感じました。
それも、もしかしたら、映画公開前にダ・ヴィンチ関連の特番が
各テレビ局で組まれたものを観ていたからかも知れません。

原作を読んだら、もっと違った観点で映画をみることができたのかも知れませんが
映画は映画として楽しめたのではないかと思っています。
ただ、映像の中に衝撃的なシーンもあったので、そういうのが苦手な私は
目をつぶっていました。
心臓に悪かった…

全体的に、スピード感もあるので
観ている側を飽きさせない工夫を感じられました。
まだまだ、ロングランのようですのでDVDではなく映画館で観ることを
お薦めします。
というのも、最近まで面倒臭がりの私は、映画をDVDでみることの方が
圧倒的に多く、映画館で観ることの醍醐味を忘れかけていました。
しかし、最近立て続けに映画を観に行きわざわざお金を払って大画面で映画をみることのよさを実感。

持論ですが、お金を出すことには理由があると思うのです。
お金は、何かを得る代償だと思っています。
節約も大切ですが、お金を出して得られることも大きい。
私は、そう思います。
映画もしかり。DVDでじっくり自分のペースで観るもよしですが、
やはり大画面で時間とお金をかけて得られる感動っていうのもあると思います。

最近は、レディースディやファーストディ、学割など
ディスカウントシステムがあります。それを利用して、自分の内面に
栄養補給をしてあげれるんじゃないか?と思っています。

「モノより思い出」のCM、まさにそうです。
目に見えるものを買うことも大事ですが、それよりも目に見えないものを
買うことの方が大事だったりすることがあると思います。
教育や癒しの類に代表されるものは、目に見えない投資です。
洋服などのようなものは、お金を出して得れる目に見える代償ですが
感動は目に見えない代償。
最近の私は、目に見えないものへの投資にシフトチェンジしている気がします。







IN HER SHOES

2006年06月24日 18時14分43秒 | Movie
IN HER SHOES

トニ・コレット演じるローズとキャメロン・ディアス演じるマギーは
全く正反対の姉妹。勉強はできるが容姿にコンプレックスを持つ姉ローズと
難読症で容姿にしか自信のないマギーは、お互いをヒガミながらも
なくてはならない存在。その2人が、お互いにぶつかりながらも、お互いを認めて
自信を取り戻していくというもの。
ローズとマギーの祖母役にシャーリー・マクレーンが器用されているのですが
私は彼女の存在感がこの映画を温かいものにしてくれているように感じました。
ダメダメちゃんだったマギーが、エラ(シャーリー)の元で生活することによって
自分に自信を持ちはじめ、自立し始めた姿は胸が熱くなりました。
全体的に上手にまとめられていて、私の好きな作品になりました。



そしてそして、靴好きの私はローズのクローゼットの中に綺麗に整頓された
素敵な靴たちに目が釘付けです!
本当にどれも素敵な靴ばかりで、それをキャメロンが履きこなしているんですけど(ローズの持ち物なんですけどね)、羨ましいほどかっこいい!
靴はいいものを履きなさいとはよく耳にしますが、脚が綺麗だとさぞかし靴を履くことも楽しくて仕方が無いと思います。
羨ましい~!!と何度も叫んでいました!

春の雪

2006年06月24日 00時45分10秒 | Movie
春の雪をみました。

三島由紀夫原作
主演は、妻夫木聡、竹内結子です。

大正時代の貴族社会を背景にした悲恋の物語。

悲恋とはいうのですが、妻夫木聡演じる清顕の歪んだ愛情から生じた結末でして…
簡単に「歪んだ」と書いてしまった後、一瞬考えました。
これは、彼なりの愛のかたちだったのかも知れないと…
あれが清顕の聡子に対する愛情表現だったのでしょう。

行定監督の映像美は健在ですが、三島由紀夫の作品を映画化するのは
もしかしたらとても難しく大変なことなのかも知れないと思いました。
そして、それを人気俳優で配役するというのも大変なことなのかも知れません。
妻夫木聡にしても竹内結子にしても、トレンディードラマでの印象を
払拭することができなかったように思います。
行定監督の映像美に上手く浸透していなかったような・・・

久々の文学作品の映画ということで期待が高すぎたのかも知れませんね。




ロハスとわたし

2006年06月19日 18時53分32秒 | Movie

今月は、なんだかんだと外出をしているような気がします。
もともと、マイペースな上に体力がないので、連日予定が入ったりすると
体調不良に陥る羽目に。
見た目が、そんな風には全く見えないがために、こんな話をすると嘘だといわれます。
特に、この時期「梅雨」は、私の気力も体力も奪いたい放題。毎年、要注意のシーズンなのです。

しかし、梅雨に入った今月、いつにも増してアクティブに過ごさせて頂いています。
一体、どこからこの体力がうまれてくるんだろう?と少し不思議。

突然ですが、人から受けるエネルギーって絶大だと思いませんか?「理由は分からないのだけれど、この人と一緒にいると元気になる」とか「居心地がいい人」という言葉を耳にすると思うのです。それは、人が人から受けるエネルギーの質と関係があるからだと思っています。先ほどの逆で、「一緒にいて疲れる人」って悲しいかないると思うのです。それは、自分と相手とのエネルギーの質が合わないことなのでは?つまり、私達人間というのは、人からのエネルギーを常に受け続けている。居心地をよくさせてくれる人とは自分と質が合うのではないかな?と思います。これは、いつも心にあったことなのですが、最近人のエネルギーだけではなく、私達を取り巻く全てのものにも同じようにエネルギーがあるのではないか?と思うようになったのです。

分かりやすい例えですと、音楽。
私には、この曲を聞くと元気になるという栄養ドリンク的な曲があります。元気のない時でも、この曲を聞くと生きる勇気とパワーが沸いてくる。それは、音楽の中にもエネルーがあるからなのではないでしょうか?音楽だけではなく、本や映画もしかり。

私が、(私的に)ハードなスケジュールをこなせた理由はここにあるのでは?

先述のマナー教室に集まった方々の向上心溢れるのエネルギー、勇気を与えてくれた友人達のエネルギー、美味しい食べ物からのエネルギー、大好きな街から発せられたエネルギー、心に響いた映画からのエネルギー。などなど…書き始めたら、凄いですね。

これらが、私にパワーを与えてくれた。

ロハスな生活が叫ばれる現在、少しづつこういうことに気がつきはじめた人たちが出てきた証拠ではないでしょうか?シンプルライフをすることだけはなく、自分をよく知り自分で自分の人生の舵取りをできることもまたロハスな生活だと思います。

 

 

 


「初恋」

2006年06月16日 22時39分47秒 | Movie
初恋を観に行きました。

これは、あの三億円事件を題材にしたフィクションです。
とはいうものの、実にミステリアスな作品で
著者の中原みすずは、この作品以外には著書はなく
この作品の主人公である宮あおい扮する主人公の名前も
「みすず」。
ネット検索をかけると、事実ではないか?という声が多数上がっていました。

だとしたら、かなり凄いかも

なんて思ってしまう内容の映画です。

簡単にいってしまえば、初めて恋をした相手のためにしたことが
実は大変なことだったというもの。

ネタバレになってしまうので、今後観る予定のある方は読まずにとばして
下さいね。

ストーリーは、HPをご参照下さい。
感想としては、正直ショックな部分がありました。
学生運動が盛んだった時代背景は、当時を生きていない私には
衝撃以外のなにものでもありませんでした。
昭和史を学ぶ上で、必ず耳にする「学生運動」ですが
現在では考えられないような過激さです。

高校生のみすずは、東大生の岸という謎の多い青年に初恋をします。
その岸が、みすずに三億円強奪という犯罪に加担するように依頼するのですが
今まで人から必要とされたことがなかった彼女にとって、岸の依頼は
自分という存在を初めて認識してもらえたような温かさを感じることが
できたのかも知れません。

岸は、お金欲しさにこの事件をおこすわけではありませんでした。
権力に対する反抗。
実際、三億円強奪後、盗まれた紙幣(透視番号付)が使われた形跡が
なかったとのこと。(事実)
事件後、みすずはずっと岸を待っていますが、消息不明のまま
作品は終わってしまいます。

好きになった人の願いを叶えてあげたいというみすずの恋心と、
岸の権力に対する反逆精神とが合わさってはじめて成功するこの事件ですが、
観終わった後からじわじわとくるなんともいえない感覚。
これってなんなんでしょうね。

実話かフィクションかという狭間で、自分自身が行き場のない感情を
どう処理していっていいのか分からないのかも知れません。

実話であろうとなかろうと、そんなことはいいという方も
いらっしゃるのでしょうが、この作品で登場するひとりが
芥川受賞作家の中上健次がモデルいう説もあるのです。
原作を読んだ方は、実話だと思っているというようなことも耳にします。
私は、原作を読んでいませんので分かりませんが・・・

配役が若手俳優で構成されているのですが、内容的には
充分それ以上の方にも受け入れられる作品だと思います。
いや、時代背景からいって同時代を生きた方の方が
より多く想うことがあるのではないでしょうか?

期待せずに観た映画ですが、考えさせられる作品となりました。
観た方によって、賛否両論はあるかと思います。
しかし、もしこれが実話なら??と思うと・・・

因みに、主演の宮あおいは「実話だと思っています」と。
私は??







GOAL!!

2006年05月27日 20時15分52秒 | Movie
GOAL!を観にいってきました。

本当は、違う映画の予定でしたが、今朝「王様のブランチ」でLilico姉さんが
お薦めをしていたので、急遽変更。
サッカーは、殆ど分からない初心者ですが、ワールドカップになると
しっかりと「にわかファン」になってしまう私です。
来月から、少々(観戦で)忙しくなりそう。

さてさて、映画ですが…
普通に面白かったです!普通になんていって申し訳ないのですが、
実際FIFAの公認を得ているだけあって、実際のサッカー選手を
使ったりして迫力もあるし、飽きさせないような構成です。
サッカーファンでない方でも、楽しめるのではないかな?と。

この作品には、ベッカム、ラウール、ジダンといったレアルマドリッドの選手が
出てきます。ベッカムファンではありませんが、やっぱりベッカムってかっこいいな~と思ってみていました。
この映画は、3部作になっているのですが、2部はもっとレアルマドリッドの選手が
出てくるそうです。そして、3部目は中田英寿が出るんだそうですよ。

ストーリーは、メキシコからアメリカへ不法移民として貧困に暮らしている
サンティアゴは、父の造園の仕事を手伝いながら、地元(LA)のサッカーチームでサッカーをしていました。
その姿を、かつてイングランドのプロチームで活躍していた英国人に見出され、英国へ渡り名門チームのトライアルを受けます。
そこで、挫折をしながらも、周囲に助けれられながら成長していくという作品です。夢を叶えることよりも、地に足をつけた生活を望む父親との確執や、サンティアゴの才能に嫉妬するチームメイトの嫌がらせなども乗り越えていく姿は、映画特有の「ありがち」さを感じますが、それでも紆余曲折しすぎる作品よりはずっといいな~と思いました。

妹夫婦と観に行ったんですけど、義弟はしっかりと泣いていました。
妹は、「まあまあだったかな」と。
でも、2部を観に行ってもいいかな?とは言っていてワールドカップサッカーを
観たいと思うようになったと。
もともと、社会人サッカーチームのマネージャーをしていたので、サッカーを知らないわけではないのです。
でも、全然(ワールドカップサッカーは)興味がなった
ようで、この映画で多少なりとも感化されたようです。

私も、爽やかな感動をしたので、2部3部と観たいな~と思っています。
夢を諦めないこと、周囲に支えられて生きていること、努力することなど
ポジティブなメッセージがこめられているこの作品が、FIFAの公認を受けたのは当然なのかなと思いました。
人は、夢がないと生きていけないと誰かが言っていました。
子供の頃は、たくさんの夢を持っていたのではないでしょうか?
しかし、大人になるにつれて、夢を持つことの大切さを忘れてしまう。
大変残念なことですね。

この映画で、自分の子供の頃を思い出してみては如何でしょうか?
そして、夢を持って生きることの大切さを再確認してみては??

本日公開です。
公開日に観た映画は、この作品が初めてです。
凄く熱望して観たかった映画というわけではないのに、公開日に行ってしまった
のですが、楽しめた映画だったのでよかったと思いましたよ。

次は、ダ・ヴィンチコードです!



オオカミの誘惑

2006年05月04日 11時32分55秒 | Movie
韓国映画オオカミの誘惑のDVDを会社の先輩が貸してくれました。

前々からカン・ドンウォンに注目はしていたのですが
作品は観たことがなくって。
今回初めて彼の作品を目にしたのですが…
(この先、ネタバレ)

なぜ、韓国映画は主人公なのに死んでしまうのか!!

そして、なぜ出生の秘密があるんだ!!

沢山、韓国ドラマや映画をみているわけではないので
全部が全部そうだとは言い切れないとは思うのですが、私がみた限りでは
実に多い。
まあ、作品を面白くさせるためといってしまえばそれまでですが
とにかく後味が悪い。
私のような、単純なラヴ・ストーリーを望む人間には後味が悪い。
(だったら、観ないでいればいいとは言わないで下さい)
だって、死んでしまうんですよぉ!



この作品でも、そういう韓国作品の王道が盛り込まれています。
自分でもDVDを買おうかと思いましたが、悲しいので止めました。

しかし、カン・ドンウォンは綺麗です。
共演者は、チェ・ジウの映画連理の枝で恋人役で出ているチョ・ハンソン。
この作品で、チョ・ハンソンファンになった人って結構いらっしゃるのでは?
と思う程かっこいい役柄なのですが、私は心変わりすることなく
ドンウォンの美しさにぽーとなっていました。

カン・ドンウォンは、モデル出身ということで
見事なプロポーションです。
先日、日本でファンミーティングを開催していたので
来日していましたが、私は短髪よりも少し長めの髪形が好きです。
オオカミの誘惑では、少し長めで
彼の中世的な雰囲気が思う存分に発揮されています。


只今、TBSで放送中のおいしいプロポーズ(日本のドラマ)なんですけど、これ韓国ドラマの王道要素てんこ盛りです。
私が、はまりにはまったパリの恋人(韓国ドラマ)と似ている作品なので、会社の先輩や友人達からは

絶対にはまっているでしょう?

と言われまくっています。

ええ、はまっています。
でも、王道とはいえ決して、出生の秘密や主人公なのに死んじゃったりしないで!
と願っている私です。