ゆづだったのでずっと楽しみにしていたの。
NHKだし、ドキュメンタリーは凄くいいから。
でも予想以上に凄く凄くよかった。
さすがNHK。
こういう番組作らせたら、超一流。
民放とは違うね。特にフジ゛とは違うね。フジはね、完全にミーハーなつくりだから。
何がよかったかというと、じっくりオーサー(コーチ)の考えが聞けたこと。
そして素人にもわかりやすい、技術的な開設。ディープエッチがどう凄いのか。チャンがどうして高得点が出るのか、とてもわかりやすく解説。納得した。すごーく納得した。
Pチャン、嫌いじゃないけどどこか凄いのか実はよくわからなかったの。何であんなに点が出るのか。でも、わかった。納得した。
同時に、ゆづがあんなにジャンプ失敗したのに思ったよりスケートアメリカのFSで点が出た理由もわかった。
ゆづはあのフリー、失敗したのが正解だった。あそこで完璧な演技が出来たら、ゆづのためによくなかった。あそこで失敗し、でもその割には点数が取れて。それがどうしてなのかがスコア見て理解し、コーチの指導方法に納得する。
そのために必要な失敗だったんだね、あれは。ゆづは自分でも言っているけど、基本的に頑固で意地っ張りで負けず嫌い。自分がこうと思ったら、誰に何を言われても耳に入らない。聞くけど右から左に流れて行くタイプ。失敗して、反省して、初めて人の意見に耳を傾けることができるの。
そんなゆづにとって、スケートアメリカのフリーのスコアはまさしくいい教訓だった。
そしてオーサーはすごいいいコーチだった。オーサーを選んだゆづの選択は正しかった。
すべてがちゃんといい方向に転がっている。それはゆづが「持っている」運だと思う。ゆづは確実に「持っている」人だよね。
NHK杯が俄然楽しみになってきた。順位は関係なく、自分が納得できる演技をして欲しい。そしてスケーティングのスキルがあがったことを確認したい。