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宇田みおこ(実生子)の佐倉ひまわりだより 

令和元年8月議会最終日 討論行いました。

みなさま おはようございます。
昨日も、佐倉市の公共施設からの飛来物により被害を受けた方のお話を伺ってまいりました。まだまだ、被害に遭われた方々が普段の生活に戻るには、時間もお金もかかるようです。微力ながら少しでもお役に立てるよう努力してまいります。

本日から総合計画関連議案審査特別委員会が始まります。

以下、9月25日(水)令和元年8月議会最終日の討論です。

◆議席4番、宇田みおこでございます。

議案第20号 佐倉市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について 
に対し、反対の立場から討論を致します。

 この条例案は、本年4月24日に逝去された小出義雄氏の業績及び佐倉市への多大な貢献を後世に伝えるため、岩名運動公園の陸上競技場の名称を小出義雄記念陸上競技場に改めようとするものでございます。

私は、小出義男氏の偉大な業績と佐倉市への多大な貢献に対しては、一佐倉市民として心より敬服し、感謝しております。

しかしながら、次の2点から反対を致します。

まず1点目は、緊急性及び財政面です。
まず、議案第10号 令和元年度佐倉市一般会計補正予算、
土木費 都市計画費、公園費、岩名運動公園拡張事業 工事請負費施設改修工事 5,665千円。この拡張事業は、すべて一般財源。

岩名運動公園の陸上競技場の名称を小出義雄記念陸上競技場に改める際に生じる看板設置等を含めた改修工事です。

財政状況が厳しい中、限られた財源の中で、この度の台風15号による被害者の方々への支援を最重要、最優先で行うことが、急務です。
名称変更事業は、不要不急の事業です。
先送りすべきです。

今回の災害対策の問題点、課題点を挙げればきりがありません。
いつ、また台風や地震による災害が起こるか誰にもわかりません。
備えあれば憂いなし。そして、備えるにはお金が、財源が必要です。

例え、国・県から災害支援金が投入されたとしても、それでも十分とは言えないでしょう。
今回の事業予算、5,665千円を、佐倉市で被害に遭われた方への支援のための事業のために使われることを強く要望致します。

今日、この時点で、より多くの市民の方々が求めているのは、岩名運動公園の名称変更のための改修工事か、今回被災された市民の皆さまのための支援であるか、私がいうまでもありません。

2点目は、今回の名称変更に関し、市民協同のあり方との合理性があるかという点です。

今回、岩名運動公園内の陸上競技場を小出義男記念陸上に改める件に関し、
行政は、パブリックコメント等市民に事前に意見を求めることを致しませんでした。

その理由を担当課である公園緑地課に確認致しました。

佐倉市市民協働の推進に関する条例 
第3章 政策形成過程参加手続 
(政策形成過程参加手続の実施) 
第7条 第1項 (3)ア 市の基本的な方針を定める条例 
イ 市民の生活又は事業活動に直接かつ重大な影響を与える条例 
ウ 市民に義務を課し、又はその権利を制限する条例 等に
にあてはまらない。

また、第2項 (1) 軽微なものと認められる場合には、政策形成過程参加手続の実施を要しない。 
にあてはまる。

以上の点から、市民への意見公募、パブコメ等を行う必要がないと判断しているとの回答でした。

しかしながら、岩名運動公園には、莫大な佐倉市の予算が投入されております。
佐倉市民の憩いの場所であり、大切な財産です。にもかかわらず、岩名運動公園の名称変更が軽微なものと認められると、行政は判断致しました。

しかしながら、私は軽微なものとは決して思いません。
あくまでも佐倉市の主役は、行政でも市長でもありません。市民なのです。
したがいまして、議案第20号に反対を致します。 以上で討論を終わります。

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