取り組み後に暴れていた力士によって毎日新聞の写真記者が怪我を負った。
この事について毎日新聞は相撲協会を一方的に非難している。
私はむしろ毎日新聞側こそ謝罪すべきと考える。
毎日新聞には理解できないのかもしれないが、
取材中の記者が取材対象に怪我を負わされるなど、プロとして恥ずべき事である。
暴力を振るわれたのは取材中の記者であり、たまたま通りがかった通行人などではない。
記者達は、取材対象者が頭に血が昇っている事を予め知っていたはずだ。
この様な相手に、のこのこ近づいた記者にプロとしての自覚があったのだろうか。
報道という行為は、あくまで事実に対して中立でなければならない。
報道記者というものは、事実を伝えるためにこそ存在するはずだ。そして
事実を伝える為には、それ(伝える)以外の事に対して一切影響を与えてはならないのである。
そうしないと、事実を歪める事になるからだ。
今回、事実を伝えるのが仕事であるはずの記者が、事実に干渉して事実を変えてしまったのだ。
毎日新聞等の半人前の記者達によって当該力士の『罪』が増えてしまったと言っても過言では無い。
今回の件では、その場に『記者』が居なければこのような事件は起こらなかったのである。
---
ところで彼らは写真を撮る事に対して了解を得ていたのだろうか。
記者達は無断で写真を撮ると言う行為がどのような意味を持つか判っているのか。
記者たちこそ力士に対して『礼』を尽くしたのだろうか。
取材とは、相手から情報を頂く事である。
この意味において取材という行為は、物乞いと同じだ。
物乞いのすべきは、金品を受け取る事だけではない。
その前提として相手が自分に金品(情報)を渡すことを納得させる作業が存在する。
提供者に納得して提供してもらわないと、
それは物乞いどころかカッパライや万引きをしている事になるのだ。
パパラッチや盗撮がいけないのはそのためだ。
(これらは「知る権利」や「報道の自由」等で正当化出来るものではない)
これは加害者に対しても同様だ。
取材対象者が悪人であるかどうかは、情報を分析した後で判る事だ。
情報を入手する段階で決めつける事は間違っている。
それに、悪人の言い分も知らなければ正しく事実を理解する事は出来ない。
例え『悪人』であっても情報提供者なのだ。誠実に対応しなければならない。
取材は、まず始めに相手に情報(写真を撮ることも含む)の提供を依頼する事から始めるべきだ。
承諾もなくカメラを向けたり、マイクを突きつけたりする行為は物乞い以下の振舞いである。
***
暴力を振るった方が悪い事は当然だ。
しかしながら今回の記者への暴力に関しては、再発防止はむしろ取材側が対処すべきだ。
自らを顧みない毎日新聞には、プロ意識が欠如していると言わざるを得ない。
P.S.
私は物乞いも立派な職業だと思っている。
少なくとも現在のジャーナリストよりも遥かにプロフェッショナルではないだろうか。
ジャーナリストにも職業倫理が必要だ。
この事について毎日新聞は相撲協会を一方的に非難している。
私はむしろ毎日新聞側こそ謝罪すべきと考える。
毎日新聞には理解できないのかもしれないが、
取材中の記者が取材対象に怪我を負わされるなど、プロとして恥ずべき事である。
暴力を振るわれたのは取材中の記者であり、たまたま通りがかった通行人などではない。
記者達は、取材対象者が頭に血が昇っている事を予め知っていたはずだ。
この様な相手に、のこのこ近づいた記者にプロとしての自覚があったのだろうか。
報道という行為は、あくまで事実に対して中立でなければならない。
報道記者というものは、事実を伝えるためにこそ存在するはずだ。そして
事実を伝える為には、それ(伝える)以外の事に対して一切影響を与えてはならないのである。
そうしないと、事実を歪める事になるからだ。
今回、事実を伝えるのが仕事であるはずの記者が、事実に干渉して事実を変えてしまったのだ。
毎日新聞等の半人前の記者達によって当該力士の『罪』が増えてしまったと言っても過言では無い。
今回の件では、その場に『記者』が居なければこのような事件は起こらなかったのである。
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ところで彼らは写真を撮る事に対して了解を得ていたのだろうか。
記者達は無断で写真を撮ると言う行為がどのような意味を持つか判っているのか。
記者たちこそ力士に対して『礼』を尽くしたのだろうか。
取材とは、相手から情報を頂く事である。
この意味において取材という行為は、物乞いと同じだ。
物乞いのすべきは、金品を受け取る事だけではない。
その前提として相手が自分に金品(情報)を渡すことを納得させる作業が存在する。
提供者に納得して提供してもらわないと、
それは物乞いどころかカッパライや万引きをしている事になるのだ。
パパラッチや盗撮がいけないのはそのためだ。
(これらは「知る権利」や「報道の自由」等で正当化出来るものではない)
これは加害者に対しても同様だ。
取材対象者が悪人であるかどうかは、情報を分析した後で判る事だ。
情報を入手する段階で決めつける事は間違っている。
それに、悪人の言い分も知らなければ正しく事実を理解する事は出来ない。
例え『悪人』であっても情報提供者なのだ。誠実に対応しなければならない。
取材は、まず始めに相手に情報(写真を撮ることも含む)の提供を依頼する事から始めるべきだ。
承諾もなくカメラを向けたり、マイクを突きつけたりする行為は物乞い以下の振舞いである。
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暴力を振るった方が悪い事は当然だ。
しかしながら今回の記者への暴力に関しては、再発防止はむしろ取材側が対処すべきだ。
自らを顧みない毎日新聞には、プロ意識が欠如していると言わざるを得ない。
P.S.
私は物乞いも立派な職業だと思っている。
少なくとも現在のジャーナリストよりも遥かにプロフェッショナルではないだろうか。
ジャーナリストにも職業倫理が必要だ。