私は『靖国問題』は国内問題として扱うべきだと考える。
そしてそれは多数決などで性急に結論が出せる類のものでは無いと思う。
結論を出すまでに充分な時間が必要なのだ。
しかしながら『近隣諸国』からワーワー言われている現状として
純粋な国内問題としてじっくりと議論する事は不可能であろう。
ここで私は提案したい。
国内問題として議論するために、まず『近隣諸国』には黙っていてもらう必要がある。
このため、以後「取り敢えず近隣諸国に黙ってもらう方法」について考察する。
(『靖国問題』の解決策ではない点に留意願いたい)
--
ここでの『近隣諸国』とは具体的には中国と韓国だ。
そして中国と韓国についてはそれぞれ別の対応が必要だと考える。
中国は「A級戦犯の奉られている靖國神社に首相が参拝するなど許せない!」
との主張であると思う。これに対し小泉首相は
「特定の人物(A級戦犯)に対して参拝している訳では無い」と返している。
小泉首相は「そうではない!」と何度も言っているにも係わらず、
中国には聞き入れてもらえないのである。
このやりとりから判る事は、中国は小泉首相の発言を「信じていない」と言う事だ。
「信じていない」ため、いくら説明したとしても納得などしないだろう。
そして中国は「行動で示せ!」とも主張している。
これに対して、日本では以下の議論が存在する。
「首相は参拝を控えるべき」
「A級戦犯を分祀すべき」
どちらも(中国に黙ってもらうには)有効な方法ではあろうが、
ただ、どちらにも問題がある。
前者の場合は、首相自身がそれを同意する必要があるし、
何より(以降首相となる人全てが参拝自粛に同意するとは限らないため)
参拝を(続けていた場合に比べて)再開した場合に、より一層の反発が予想され、
状況を悪化させる恐れがある。
後者は、靖國神社の教義上無理らしい。
そしてこの方法は靖國神社自身がそれを認めない限り不可能であるから
実現性があるとは思えない。
そこで私は「参拝を止める」事も「分祀」もする事なく「行動で示す」方法を
模索すべきだと考える。(単なる「理屈」ではなく「行動で示す」事が重要だ)
例えば、「靖国神社内に『A級戦犯専用の参拝所』を新たに作る」事。
首相が『A級戦犯専用』の参拝所に参拝しない事を示す事により、
「『A級戦犯』を参拝していない」と(かなり苦しいが)主張する事が出来る。
この案も靖國神社の同意が必要ではあるが、
御霊を弄る『分祀』と違い、あくまで俗世間の側の手続きの変更だけであるから、
靖國神社にも受け入れる余地があるのではないか。
中国も小泉首相が参拝を止めなかった事で、落とし処を探っている様にも思える。
日本側からも関係改善に向けて、何らかの『きっかけ』を作っていくべきだろう。
--
一方、理屈を述べている中国とは違い、韓国は反発の根拠を明確にしていない。
このため上の方法だけでは黙ってくれないだろう。
そのため、以下の様な主張をすべきだ。
「
日本は韓国を侵略する意図など無い。それは現在の日本を知ってもらえば判る。
そのために、韓国は日本文化の流入制限を撤廃しなければならない!
」
これを日本は韓国が靖国(歴史認識)問題を言う度に
繰り返し国際社会に対して主張していくべきだ。
これにより韓国に圧力を掛ける事が出来るので多少は黙ってくれるかもしれないし、
国際社会に対して「韓国は誤解に基づいた主張をしている(可能性がある)!」
とアピール出来る。(事実、私は少なからず誤解があると考えている)
また、この主張自体が受け入れられれば、文化レベルでの交流が促進されるので、
日本の立場が理解し易くなるため、問題解決の端緒と成り得るはずだ
情報統制が無くなれば、確実に「反日教育」の効果は半減する。
--
話は逸れるが、韓国政府の「『親日派』子孫の財産没収」について。
韓国には時効が無いのだろうか。
その当時に『韓国』なる国は無かったはずなのだが。。。
そしてこれが意図したものであるかは私には知る由も無いが、
今現在これをする事による副作用としては、
『親日的』言論を抑制する働きがあると言えるだろう。
私には中国も韓国も政治手法に於いては、北朝鮮とさほど違っていない様に思える。
とまあ、無責任に書いてみたが、テレビを見ている限りにおいて
煮詰まっている様にしか見えない議論の足しにでもなればとUPする事にした。
P.S.
「日本の首相が靖國神社に参拝することは、
ドイツの首相がヒトラーの墓?に参拝する様なものだ!」
などと主張をする人(以前のエントリーで書いたハンサムな東大教授等)がいるが、
(これが適切な比喩であるかは別にして)
そもそも「ドイツの首相がヒトラーの墓に参拝した場合」に
ドイツの近隣国は「参拝を中止しろ!」と主張し、
参拝を中止するまで会談をボイコットするだろうか?
私なら早急に首相自身の人格やドイツの政策を見極める必要性を感じ、
絶対に会談をボイコットなどしない。
会談をボイコット出来ると言う事は、実の所「日本は侵略などしない」と
タカを括っている証拠ではないのか。
日本の近隣諸国の対応こそ、理に叶っていない(言行不一致である)様に思う。
そしてそれは多数決などで性急に結論が出せる類のものでは無いと思う。
結論を出すまでに充分な時間が必要なのだ。
しかしながら『近隣諸国』からワーワー言われている現状として
純粋な国内問題としてじっくりと議論する事は不可能であろう。
ここで私は提案したい。
国内問題として議論するために、まず『近隣諸国』には黙っていてもらう必要がある。
このため、以後「取り敢えず近隣諸国に黙ってもらう方法」について考察する。
(『靖国問題』の解決策ではない点に留意願いたい)
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ここでの『近隣諸国』とは具体的には中国と韓国だ。
そして中国と韓国についてはそれぞれ別の対応が必要だと考える。
中国は「A級戦犯の奉られている靖國神社に首相が参拝するなど許せない!」
との主張であると思う。これに対し小泉首相は
「特定の人物(A級戦犯)に対して参拝している訳では無い」と返している。
小泉首相は「そうではない!」と何度も言っているにも係わらず、
中国には聞き入れてもらえないのである。
このやりとりから判る事は、中国は小泉首相の発言を「信じていない」と言う事だ。
「信じていない」ため、いくら説明したとしても納得などしないだろう。
そして中国は「行動で示せ!」とも主張している。
これに対して、日本では以下の議論が存在する。
「首相は参拝を控えるべき」
「A級戦犯を分祀すべき」
どちらも(中国に黙ってもらうには)有効な方法ではあろうが、
ただ、どちらにも問題がある。
前者の場合は、首相自身がそれを同意する必要があるし、
何より(以降首相となる人全てが参拝自粛に同意するとは限らないため)
参拝を(続けていた場合に比べて)再開した場合に、より一層の反発が予想され、
状況を悪化させる恐れがある。
後者は、靖國神社の教義上無理らしい。
そしてこの方法は靖國神社自身がそれを認めない限り不可能であるから
実現性があるとは思えない。
そこで私は「参拝を止める」事も「分祀」もする事なく「行動で示す」方法を
模索すべきだと考える。(単なる「理屈」ではなく「行動で示す」事が重要だ)
例えば、「靖国神社内に『A級戦犯専用の参拝所』を新たに作る」事。
首相が『A級戦犯専用』の参拝所に参拝しない事を示す事により、
「『A級戦犯』を参拝していない」と(かなり苦しいが)主張する事が出来る。
この案も靖國神社の同意が必要ではあるが、
御霊を弄る『分祀』と違い、あくまで俗世間の側の手続きの変更だけであるから、
靖國神社にも受け入れる余地があるのではないか。
中国も小泉首相が参拝を止めなかった事で、落とし処を探っている様にも思える。
日本側からも関係改善に向けて、何らかの『きっかけ』を作っていくべきだろう。
--
一方、理屈を述べている中国とは違い、韓国は反発の根拠を明確にしていない。
このため上の方法だけでは黙ってくれないだろう。
そのため、以下の様な主張をすべきだ。
「
日本は韓国を侵略する意図など無い。それは現在の日本を知ってもらえば判る。
そのために、韓国は日本文化の流入制限を撤廃しなければならない!
」
これを日本は韓国が靖国(歴史認識)問題を言う度に
繰り返し国際社会に対して主張していくべきだ。
これにより韓国に圧力を掛ける事が出来るので多少は黙ってくれるかもしれないし、
国際社会に対して「韓国は誤解に基づいた主張をしている(可能性がある)!」
とアピール出来る。(事実、私は少なからず誤解があると考えている)
また、この主張自体が受け入れられれば、文化レベルでの交流が促進されるので、
日本の立場が理解し易くなるため、問題解決の端緒と成り得るはずだ
情報統制が無くなれば、確実に「反日教育」の効果は半減する。
--
話は逸れるが、韓国政府の「『親日派』子孫の財産没収」について。
韓国には時効が無いのだろうか。
その当時に『韓国』なる国は無かったはずなのだが。。。
そしてこれが意図したものであるかは私には知る由も無いが、
今現在これをする事による副作用としては、
『親日的』言論を抑制する働きがあると言えるだろう。
私には中国も韓国も政治手法に於いては、北朝鮮とさほど違っていない様に思える。
とまあ、無責任に書いてみたが、テレビを見ている限りにおいて
煮詰まっている様にしか見えない議論の足しにでもなればとUPする事にした。
P.S.
「日本の首相が靖國神社に参拝することは、
ドイツの首相がヒトラーの墓?に参拝する様なものだ!」
などと主張をする人(以前のエントリーで書いたハンサムな東大教授等)がいるが、
(これが適切な比喩であるかは別にして)
そもそも「ドイツの首相がヒトラーの墓に参拝した場合」に
ドイツの近隣国は「参拝を中止しろ!」と主張し、
参拝を中止するまで会談をボイコットするだろうか?
私なら早急に首相自身の人格やドイツの政策を見極める必要性を感じ、
絶対に会談をボイコットなどしない。
会談をボイコット出来ると言う事は、実の所「日本は侵略などしない」と
タカを括っている証拠ではないのか。
日本の近隣諸国の対応こそ、理に叶っていない(言行不一致である)様に思う。