轟音はでかい音

Dedicated To Punk,Power pop,Obscure Music Blog From Far East

Amephone ‎– Retrospective(2012Reissue,Original1998)

2014-03-02 | Experimental, Avant garde, Extreme,Noise
渋いジャジーな感じのTSUKI NO WAや、アヤコレットなどのプロデュース等がある、
録音家アメフォンの90年代の作品が収納された、
1998年リリースのワールド・フォークロア・音響アートミュージックな
ファーストアルバムのリマスター・リイシュー。
まるで自分が辺境を旅しているかのような感覚に襲われる異国の生活音、
異邦人の言語や、モロッコのグナワ等の民族音楽などなどが、
現代風に再構築されていて大変面白い。
こうしたアジアンテイスト、エスノっぽさも気持ちいいが、
ウタモノ、JAZZ、ダンスミュージック等も織り込まれ、
ジャケットから実際にストリートなどで集音されたものと思われるノイズ等も
カットアップ~オーバーダビングされ、
さらにアナログ感の強い、味のある音の質感も素晴らしくカッコいい。
ホントに、「脱ありきたり」な気持ちを満たしてくれる作品。
作るの大変そう。
現在、attcというバンドでレゲエをしているとか。こちらも、ダブ感気持ちよし。

1.Opera Omunia Jean-Phiphilippe Dabout
2.A La Ligera
3.Non Ti Ricordo
4.Borne Of Sadness
5.His Whole Little Kingdom
6.Cafe Cafe
7.Moter,Oh! Son
8.3-1
9.On This Time Without Reason
10.Untitled
11.Lucky Pearl

Amephone - Born Of Sadness


ツアー用の動画か。Amephone's attc goes to WEST.

Autistic Youth - Graves 7''(2014)

2014-03-02 | Emo, Melodic
2014年1~2月と欧州ツアーをしたらしいポートランドの4ピース・パンクバンドAutistic Youthの新作EPを聴く。
哀情渦巻くメロディつながりのパンクバンドRed Donsのハッジ・フセインによるマスタリングのようだ。
エモ、メロディックというよりは、じっくり安定したテンポで進行する70'Sスタイルに近いリズム隊に、
ダークで、切ない哀愁のメロディが胸を打つ。旋律重視で歌い上げる、聴かせる3曲。


1.Graves
2.I Don' Care
3.About These Words