みのむしゆっぴぃとおかあさん♪

乳がん治療と子育て、仕事についての日記です。

ふたたび脱毛・・・

2009-06-08 16:11:44 | 化学療法
1月2日に晴れてボウズとなり、ちびちびと白髪アタマになっていました。
3月の末にあまりの白髪ハゲに嫌気がさして、2cmくらい伸びていた毛を
再度剃髪してしまいました。
その後多少黒い部分も伸びてきて、依然として白髪優勢ではあるものの、
後はひたすら伸びるのを待つだけ、と思っていたのに・・・。

なぜか最終回投与後、また脱毛がはじまってしまいました。
短い毛がごっそり抜けるのもまた不気味なもので・・。

脱毛のショックは今回の方が強いです。
脱ズラに向けて、伸びるのを待つのみ!と思っていただけに
失望・・・。

またまた地肌丸見えのはげになってしまいました。

ズラ、暑いし・・・。
ホットフラッシュで尚つらいし・・・。

最終回の副作用

2009-05-24 20:23:11 | 化学療法
じみ~にやられています。
いつもどおり、投与当日、翌日までは元気で、金曜日の夜から
悪化。今回が一番つらかったです。
通常なら日曜日の夜あたりから食事もおいしくいただけるのに、
今回は味覚がバカになっていて、何もかもマズイ・・・。

そんな私をよそに夫は、「いや~終わってよかったよかった♪」と
もろ手を挙げて喜んでくれています。
今晩の夕食は鯛。

やっぱりまずくて食べられない~。
でも夫はうまい、うまい♪を連発。

ああああ。
おなか空いているのに、食べると気持ち悪いし・・・。

明日には、直っていますように・・・。

抗癌剤終了~

2009-05-22 11:48:21 | 化学療法
昨日で全8回の抗癌剤治療が終了しました。

で、今後の治療はまだ未定。
たぶん、主治医は何も考えていなかったんだと思う・・。

今回白血球が3000で低めだったので、来週木曜日に
血液検査があります。その日に相談しましょう、とのことでしたが、
たぶん、来週もまた何も考えていないような・・・。


私の病院を見ていると
標準治療が少ない、と改めて感じます。

まず、アンスラサイクリン系の薬を使っている人がほとんどいません。
例の赤いやつ、私以外で過去8回で1,2人見かけただけです。

そこから推察すると、
 - タキサン系の薬と経口の抗癌剤の組み合わせの治療
 - 再発後の緩めの抗癌剤

の治療が多いようです。

初発だと多少ステージが高め、多少のリンパ節転移があっても
ホルモン治療が可能であれば、ホルモン治療のみ、という方も
よく効きます。

私と同時期に手術を受けられた方も
腫瘍サイズは3cm以上あったけど、
リンパ節転移なしという病理結果で
ホルモン治療のみでした。


私も最初経口の抗癌剤+ウィークリータキソールの治療を薦められました。


折角抗癌剤が終了しても、
今度はホルモン治療をどうするのか、まったく提案がないので
モンモンです。

さてさて、またまた私が自分の主治医となって
情報収集と行かなくては、でしょうか・・・。

でも、

それよりも、
今はこれからの身体の回復をはかりたい!
軽いエクササイズとかスイミングとか・・。

晴れて治療が一段落したのだから
もう少しスカッとしたいところです。

まあ、来週木曜日が終わってから、って感じでしょうか。

副作用、今回はまったくナシです。

今後の治療

2009-05-14 14:07:35 | 化学療法
抗癌剤治療も7クールを終え、後1回・・・。

今はまた落ち着いた日々に戻っています。
なんか、6回目7回目にいたってはまったく4,5回目と同じで、
もう振り返る気も起きない、という状態です。


抗癌剤のことを書こうと思うだけで「うぇ~」なので・・・。


今後の治療に関しては、主治医からはまったく話しがありません。
ちょこっと「癌ワクチン」のことを聞いてみたら

「あんなの効かない、効かない。僕の家族だったら絶対やらせないよ、
お金の無駄!」

と、予想通り、一笑にふされました。


そして、昨日、横浜にある免疫療法クリニックの無料相談に
いってきました。
やはり再発前なら「自家癌ワクチン」がお勧めですとのこと。

確かに他の免疫療法は延々と治療が続くので
いくらお金があっても足りません。
それに比べて「自家癌ワクチン」は効くか効かないか
わからないけど、1回ぽっきり(1クール)で終了します。

でもね~。
データがなさすぎなんです。
わずか全癌で700例くらいしか実施されていなくて、
乳癌に関してはその中のほんの100例くらいしか・・。

ソフトクライテリアで約40%程度の有効率。

クリニックの医師いわく、肝臓がんでははっきりした効果が
データであがっていますから、乳癌であっても同じはずです、
あなたが乳癌の有効症例のデータになれると信じましょう!

そうなんですけどね。
まだ思案中です。

どちらにしても「免疫療法」なんだから
「癌ワクチン」に限らず自分の「免疫力」を高める
方法を選べばいいはず。
漢方のことなんかもこれから調べて比較検討してみようかと
思います。



そうそう、髪の毛、白髪優勢のままちょびちょびしています。
最近下の階に住む小学校1年生の男の子が、ゆっぴぃと遊ぶように
なりました。
で、彼、いきなり我が家に侵入してくるんです。

ピンポーンとかこんにちは~とか玄関で言わず、

キッチンにいるといきなり後ろに立ってたり・・・。

見られてしまいました~。
つるっぱげ。

まん丸の目をして、
「どうしたの~???」

どうしたの~じゃなくって!
いきなり人のうちにあがってこないでよ~!

まいりました

千葉敦子さんへ

2009-05-07 17:11:37 | 化学療法
彼女の著書とであったのは私がまだ25,6歳の頃だった。
もともとドキュメンタリー的な本が好きだったのと、
当時バブル前の「キャリアウーマン」志向の波に乗って
興味を持ったのでした。

まさか20数年後自分も彼女と同じ病気を罹患しようとは
思いもよらず・・・。

また彼女はちょうど私と同時期に西麻布に住んでいたようです。
もしかしたらひよっこOLだった私は彼女とどこかですれ違っていたかも・・。

ステージ1、リンパ転移なしにも関わらず3年後に再発。
ニューヨークに移り住んでからさらに再再発。
その後、今では標準治療となった化学療法を受けられるが、
1年後に永眠されました。
時代の先端を歩き、女性たちに真の自立を
解いた彼女の歳を私は追い越し、彼女のことなんかすっかり
忘れていました。

実家に置き去りにしていた彼女の著書全部を読み返しました。
若く夢と希望にあふれていた私が彼女の考えに同調したり、違和感を感じたり
したことが思い出され、乳癌のことだけでなく、女性としての生き方なんかも
改めて考えさせられました。

千葉さんの時代から4半世紀過ぎているのに、
女性の生き方は本質的には変わっていないように思います。

もちろん、選択肢はたくさん増えました。
女性雇用機会均等法、労働法なんかもかなり変わって、
彼女の時代よりは働く女性がいきやすくなっているとは思います。

でも変わらないのは女性のこころ、と思います。

やっぱり千葉さんのように男性に寄りかからず対等のパートナーシップを
持って自立して生きる、という道を選択するかしないか、なんだと思います。
家庭に入り、子どもや夫の世話をし、
人からかわいがられ、一生を過ごすことを良しとしたり、
あるいは家庭に入らず、キャリアも求めず、自分のやりたいことを最優先に
する(できる)事に価値を見出す独身女性もいます。

今の時代であっても千葉敦子さんは少数派なんだろうな・・。

で、きっと世の中のあらゆることに異論を唱えたり怒ったり、
なさるんだろうな。

25年前、あなたが必要を提示した医療者のインフォームドコンセント、
セカンドオピニオンはもう世の中では普通のことになったかに
見えます。

でも、そうじゃないと思う。
だれでもその言葉は知っているけど、
真のインフォームドコンセントを受けている患者さんがどれだけ
いるのでしょうか。
自分が投与されている抗がん剤の名前すら知らない方が
大多数ではないでしょうか。(私の病院では残念ながらそうみたいです)

そして、セカンドオピニオンを正しく活用できている患者さんも
またどれだけいるのでしょうか・・・。

彼女が生きていたら・・・どんな言葉で現代を批評されたかな・・。



ちなみに千葉さんは原発の乳癌手術後、経口の抗がん剤および
ホルモン剤を1年間服用されたようです。
後にニューヨークに移ってから自分がホルモン受容性マイナスの
癌だったとしって、非常に日本の医師に対して憤慨されていました。

医師に確認したところ、病理でホルモン受容性を調べていなかったとの
返事だったそうです。

さすがに今はそういう事はないですね。

今、でよかった、と思うべき・・・。






再発の恐怖と第4療法

2009-04-21 18:16:35 | 化学療法
抗がん剤治療も6回目を終え、また日常が戻っています。

こんな時は病気になる前と体調も心も全く変わらず・・。

でもふとした瞬間に、思ってしまうんです。
何年後に再発するんだろうか・・。
後、何年生きられるんだろうか・・・って。

ちょうど4月。
新入学の1年生がご父兄に引率されている姿を駅でよく見かけます。
去年、同じように私はずっとゆっぴぃと一緒に学校まで送り、
下校時まで今住んでいる街の駅付近で徘徊していました。

その時はゆっぴぃの学校生活への不安はたんまりありましたが、
将来への不安なんて微塵もありませんでした。

むしろ今後のゆっぴぃの学資と老後の資金なんかを考えて
アタマを悩ましていたものです。

でも今は、お金なんか持っていてもそう長く生きられないかも、とか
再発して治療中になったらおしゃれも旅行もできないし、治療費以外
使う楽しみもないじゃない、とか、考えるようになってしまいました。

毎日のふとした瞬間に再発の恐怖がアタマをよぎります。

去年の春は幸せだったなぁ・・・。



抗がん剤治療もあと2回。
その後は一応ホルモン治療を受けることになるとは思うのですが、
果たして効果があるのかどうか・・・。

今、ゆっぴぃの学資と老後の費用と考えていた私の貯金を、
第4療法に使うべきかどうか悩んでいます。

癌ワクチン療法は大体150万。
使いたい・・。使って再発が先送りになるものなら。
老後の生活なんか元気に生きていればどうにかなるし・・。

でも効果あるのだろうか・・・。

それと丸山ワクチンにも興味があります。
こちらは同様に免疫療法なのだけど、癌ワクチンに比べて
歴史が長い割りに冷遇されている治療法。
金額は注射の技術料も入れると月2万くらいらしいけど、治療期間は3年以上
再発するまで、と延々と続くことになるそうです。
癌ワクチンは1クール大体2ヶ月くらいで完了するそうです。

私の主治医、今一そういうことを相談しずらい方だし・・。

どうしたものか・・・。

やられています~

2009-03-16 13:13:41 | 化学療法
土曜日の夜までは何とか動けていました。
日曜日未明から朝、どうにもだめ。
結局日曜日は朝から動けず。

なんとか洗濯とか片付け物だけはしたりしたんですが・・。

夫は自分の予定が狂ってしまったものだからチョ~不機嫌&イライラ。

朝からゆっぴぃの朝ごはん、昼ごはん、夕ご飯、それと遊び相手。
することは山ほどあります。
私がいつもやっていることです。

それをやるのはどうってことないのでしょうが、自分がやりたいことが
できないイライラをゆっぴぃにぶつけてしまっていて、
それを聞いて私が爆発~。

夫の頭からげろでもぶちまけてやりたい!心境でした。


今日はなんとか仕事に出ています。
通勤はきつかったけど、仕事しているほうが寝ているより楽みたい・・。
気分的な問題でしょうか・・・。

で、今回思ったこと。

夕べは死ぬほどきつかった・・・。
この状態が2,3日続くのなら死んだほうがましだと思いました。

たぶん、人間ってこうやって苦しむと、生への執着がなくなるんだな~、って
思えました。
死にたくない!死にたくない!って思いながら死ぬより、
それはそれで楽かしら~なんて思えます。

その日がきたら、たぶん、もういいから連れて行ってくださいな、って
いえるような状態なのかしら・・・。

引越し&AC療法1回目

2009-03-13 11:21:58 | 化学療法
先週末、引越しをしました。
ドタバタ~・・・。
ダンボールで隠されていた床表面が日に日に現れてはきている、って
感じでしょうか・・・。

で、昨日AC療法が始まりました。

夕方気持ち悪くなりましたが、処方していただいた吐き気止めを
服用したら何とか改善。

今日は仕事に出られています。

食事は怖くて取れません・・・。

吐き気止めを飲んだ3時間くらいは大丈夫。
でも切れた後がつらいですね。
薬は一応6時間置きに、といわれているので、切れた後の2,3時間さえ
乗り越えればOKみたいです。

タキソテール4回目

2009-02-19 14:36:00 | 化学療法
無事点滴できました。

今回も血液検査の結果は「完璧」だそうで・・。

次からのACに備え、主治医としては1,2週間休薬を提案されたかったよう
ですが、私の仕事の締め日、ゆっぴぃの春休みなどを考えると
ずらされるのはかえって都合が悪いので、そのまま3週間後にACをお願いしました。

で、そのACの時、「投与前の血液検査はなし」、とケモ室の看護師さんに言われました。
先生の指示だということで・・。

今回のドセタキセルで骨髄抑制があったりしたら、AC投与できないのでは?
AC1回目ということで勘違いされたのでは?と言って、もう一度確認を取ってもらいました。

でも結果は「いらない」のだそうです。

そういうものなのでしょうか・・。


ところで
朝、採血をしてくださる看護師さん、毎回同じ方で、
なんかどこかで会ったことあるような・・気がしていました。
そう、7年前この病院でゆっぴぃを出産する時担当だった助産婦さんです。
でもその時の彼女の印象はとてもドライで、威圧的で、
取り付くシマもない、というような感じだったのです。

今は、朝採血の順番待ちの方々(主にお年寄り)に明るく声をかけて、
とてもフレンドリー。同一人物とは思えませんでした。

私の気のせいか・・、なんて思っていたのですが。

今朝の採血時、失敗されてしまいました。
「前はこんな事なかったんですけど、やっぱり抗がん剤の影響で、血管が
ダメになっちゃうんでしょうか・・?」

と問いかけたら

「うん、私も実は4年前に3ヶ月くらい入院して、ずっと採血、点滴を
繰り返したらもうもどらないのよね。前は新人の練習台になれるくらい
自慢の血管の持ち主だったんだけど・・。」

恐る恐る
「あの、失礼ですが、前産婦人科にいらっしゃったことありませんか~?」

びんご!でした。

体重増加でがつんと叱られたこと、チクビのマッサージで泣かされたことなんか、
懐かしくて話してしまいましたが、
「ごめんね、言われた人はつらいよね。でもね、太っちゃって出産に問題がでる
ケースが多いからどうしてもきつい指導をしなくちゃならないのよね・・。」

そうか・・・。
以前の印象とまったく違う彼女。

もしかしたら助産婦という職務のほかにも、自分自身が3ヶ月も闘病したことが
影響して、こんなに違う印象の看護師さんになったのかな、

なんてうがった事を考えながら、でもなんかうれしくなったような私でした。

今は、本職は小児科の看護師さんだそうです。小児科の仕事も楽しいですよとにっこりされていました。




3回目の症状

2009-01-31 19:15:53 | 化学療法
身体的には・・。

前回同様、便秘。もともとが快食快便な私は1,2日で酷い状態になります。
でもこれもなんとか今日改善しました。

後は身体のだるさ。
投与前からの引きずりですが・・。

でも。
もっと今日の私の体調に影響したのが

朝っぱらからの夫との言い合い!

ああ、ブログに書くのに思い出すだけでもまた
気分がわるくなってくる~。


今日は私は、毒素を出しまくりますので、
イヤな気分にさせてしまうと思います。
苦手な方はスルーしてやってください。


大体あいつは、私が抗がん剤治療中だということを
なんとも思っていないし。(私が元気だからしょうがないんだけど)

家の中の掃除~?テメ~でやれ、ばかたれ!これでも
一生懸命毎日掃除機かけているんだ!。それに輪をかけてひっちらかして
いるのはどこのどいつだ!!
お風呂のカビ?それよりも自分の脱いだパンツを自分の部屋に
持っていけ~。そっちの方がカビより目障りで有毒だ~!
ご飯自分で作って食べたら片付けもしろ~!
私は皿洗い人ではない!!!


抗がん剤治療中で、パート勤務もしていて、朝5時から起きて
子どもの世話している妻が、弁当を作ってくれない、掃除をしない、
と自分の職場の人間や自分の生涯専業主婦の母親にグチってみろ~。

それは酷い奥さんね!と慰めてくれるでしょう!!!


これに上手をかけてわめき散らすのが、うちのバカタレです。

親の教育がなっていない!

というとマジギレするし。

やれやれ。

こいつと結婚したのが私の運のツキ・・・。



病気になってからも病院には一度もいっしょに
行ってもらったことはありません。
癌告知も、主治医との病理結果やその後の治療方針の
やり取りにもまったく来ていません。

2nd、3rdも一人でやりました。

私は一人で病気と闘ってやっていけます。


まじめな話、自分の人生の余命を考えたとき、
この人といっしょに人生終えたくないと思います。

なんとかゆっぴぃが大人になるまでがんばって、
その後は1人で暮らしたい・・・。
生きていられるなら・・・。

本気です・・・。