雪見の窓から

観たり聴いたりときどきおしごと

韓国屋台食の定番・トッポッキ

2008-05-28 16:21:59 | 韓国エンタメ情報
<script type="text/javascript"> var _gaq = _gaq || []; _gaq.push(['_setAccount', 'UA-24407592-1']); _gaq.push(['_setDomainName', 'none']); _gaq.push(['_setAllowLinker', true]); _gaq.push(['_trackPageview']); (function() { var ga = document.createElement('script'); ga.type = 'text/javascript'; ga.async = true; ga.src = ('https:' == document.location.protocol ? 'https://ssl' : 'http://www') + '.google-analytics.com/ga.js'; var s = document.getElementsByTagName('script')[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s); })(); </script>

汗ばむ陽気に、風が気持ちよく感じられる頃となりました。

この季節、屋外で「ちょっと小腹がすいたなぁ」という時、皆さんは何を召し上がりますか?

私は、コロッケを買って、歩きながらハフハフいって食べるのが好きです。

ちょっとお行儀悪いかなぁ~なんて思いつつ食べるのがまた格別、という感じです。

韓国は、屋台天国です。

街角には、焼き栗揚げ餃子フナ焼き(日本でのタイ焼き)、オデン、キムパブ(韓国式海苔巻き)などの屋台が軒を連ねます。

そんな屋台料理の代表格が、今回ご紹介する「トッポッキ」です。

Toppogi2

トッポッキは、うるち米でできた棒状の細長い餅(トック)を、コチュジャンと水飴で野菜などと一緒に甘辛く炒めた料理です。

ポッキとは、炒めるの意

ピリ辛ソースがお餅のほのかな甘みと柔らかい食感に合い、特に若い女性に大人気です。

一人前2~3千ウォンと安価なので、夕方になると女子高生が、おやつにトッポッキを食べつつウィンドショッピングを楽しむ光景が見られます。

韓国では、立ち食い、歩き食いは結構市民権(?)を得てるんですね。

日本でいえば、クレープやたこ焼きに相当するのでしょうか。

トッポッキは、粉食(プンシク)という簡易食堂でも手軽に味わえます。

作り方が比較的簡単なため、家庭でもお父さんが休日に作る間食メニューとして親しまれています。

ソウルの新堂洞(シンダンドン)は、その名もトッポッキ横丁と呼ばれ、
トッポッキ専門店が20軒以上立ち並んでいます。

ここでは主に、具沢山のトッポッキ鍋(具材にはインスタントラーメン、練り物、春雨、ゆで卵など)を味わうことが出来ます。
ボリューム満点なので小腹どころか満腹間違いなしです。

この『トッポッキ横丁』の由来は、朝鮮戦争後、一人のおばあさんが生活に困り、餅にコチュジャンを付けて焼いて売ったのが始まりだとか。

日本では、ドラマ『冬のソナタ』で、チュンサン(ペ・ヨンジュン)の好物だったことから、いちやくトッポッキの名は知られるようになりました。

不動の人気を誇る庶民の味とあって、多くの作品に登場しています。

ドラマ『ごめん、愛してる』では、ムヒョク(ソ・ジソプ)が、姉のソギョンと甥のガルチに、トッポッキをご馳走します。
死を目前にしたムヒョクの心境を察し、思わず泣き出すガルチに、ソギョンが「トッポッキ辛かったの?」と訊ねます。
せつなく印象的な場面です。

ドラマ『雪だるま』では、ヨヌク(コン・ヒョジン)に対して、甥のジュニョンが「トッポッキ食べたい」とせがんだ際、一言「甘くしてね」と付け加えています。やはり子供は甘いトッポッキを好むようです。

ドラマ『パリの恋人』では、この味を知らずに育ったギジュ(パク・シニャン)のために、テヨン(キム・ジョンウン)が作ってあげました。

ドラマ『ローズマリー』では、ギョンス(ペ・ドゥナ)が、面倒を見ている子供たちがちゃんと食べているかを心配して、電話で「トッポッキ作れる?」と聞いていました。

急場をしのぐ時も、「とりあえずトッポッキ」なのです。日本では、こういう
場合「ラーメン作れる?」と聞くのではないでしょうか。

ドラマ『宮』では、チェギョン(ユン・ウネ)が憂さを晴らすため、友人たちとトッポッキを食べに行くのをシン(チュ・ジフン)が見守っていました。日本ならさしずめ、ハンバーガーなどファーストフード店に行く場面ですね。

映画『子猫をお願い』では、トッポッキが大好きな主人公テヒ(ペ・ドゥナ)が、一人食堂でトッポッキを食べていたのが縁で、親友ヘジュ(イ・ヨウォン)と出会いました。仲間と集まった宴席でも、テヒは「トッポッキ全部食べていいよ」と言われています。

このように、女同士の酒席でのおつまみとして、皆でワイワイ言いながらトッポッキを作って食べる様子は、NHK『ハングル講座』でも紹介されました。

韓国の日本語学校で知り合った女性が集まって、日本人留学生にふるまったのです。下ごしらえが簡単で、短時間で作れて、場が盛り上がる・・・本当に便利な食べ物ですね。

怒涛のキスシーンで話題の映画『愛してるから、だいじょうぶ』(韓国2006年8月公開)の主人公チ・ヒョヌとイム・ジョンウンは、この映画の撮影を通じ「トッポッキを食べてもキスできる仲になった」そうです。

初めてのキスシーン撮影時は、うがいをして互いを気遣ったものの、回を重ねるうちに細かいことは気にならないほど心が通じ合った、というジョークですが、これも役者同士だからこそ。やはり一般市民は、デートの時には少々気をつけるのがマナーと言えそうです・・・。

トッポッキは通販や韓国食材のお店で購入できます。

通販で購入したい!という方はコチラまで

暑さの増していく季節、ピリ辛の韓国ポジャンマッチャ(屋台)の味をぜひ一度お試しください。

Toppogi
最近は日本のスーパーでもトッポギが購入できますね。

*この記事は、まぐまぐ発行のメールマガジン「韓国エンタメ!KoreaKorea」で発表した内容を再編集して掲載しています。

トッポギに舌鼓をうちながら、KoreaKoreaでほっとひといき。

■メルマガwebサイトは コチラ

ブログライター ライターの募集・求人・登録ならブログライター

(当記事の 無断での転載、転用はご遠慮ください)


最新の画像もっと見る