今日いち-2025年4月19日 2025-04-19 12:05:09 | 映画 『HERE 時を越えて』定点観測で映し出す様々な時代、それぞれの人生。光もあれば陰もある。観客は皆、それを見守りながら、自分の住んだ懐かしい家を思い出すだろう。ラストには涙腺がゆるんだ🥹
今日いち-2025年4月12日 2025-04-12 10:49:24 | 映画 『Flow』大洪水が迫る世界で一匹の猫が生き抜く姿を、圧巻の映像で体験。台詞がない分、壮大かつ滑らかなカメラワークや音楽に没入した。他の動物たちと絆を深めながら懸命に生きる黒猫の仕草がリアル可愛い
今日いち-2025年4月3日 2025-04-03 11:22:01 | 映画 『あの歌を憶えている』ケアラー 当事者からしたら、もう一歩踏み込みが欲しいが、救いある結末は良かった。徐々に事実が明かされる脚本も巧み。あんな出来た娘欲しかったわ笑
今日いち-2025年3月31日 2025-03-31 03:00:42 | 映画 ユダヤ人の従兄弟同士が、ポーランドを旅して、ルーツを辿る。血縁だからこその愛憎と距離感。ツアーの皆との会話や異国の街並み、強制収容所へも。染み入るショパン、温かな旅情、ヒリつく痛みが心に響く良作。
最近観た映画 2023-01-28 13:47:40 | 映画 『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』勉強会の課題作で観る。一言、やばくて凄い映画。抑圧された日常に、ひたひたと迫る破綻。丁寧な暮らし礼賛と対極のルーティンの描き方、25歳でこの極限を描く監督の透徹さに慄いた。反復とズレ。ジャンヌの青いコートが、彼女の冴え冴えとした哀しみを映すよう。閉塞の果ての虚無の表情に、イザベル・ユペール主演の『ピアニスト』を思い出したが、ああいった極端さや異常性はない。ひたすらの平凡と普遍が積み重ねられる。その向こうには、時代や環境を問わない女性の生きづらさが見え隠れする。誰もが一線を越える危うさを孕んでいることを訴えている。じゃがいも剥いてるだけでもうスリリング……。