ミナトデザイン @ MinatoDesign @ blog

湘南藤沢鵠沼海岸の設計事務所ミナトデザインのミナトによるブログ

新しい方が良いとは限らない

2012-07-11 | 空冷ワーゲン

ビートルのヒートエクスチェンジャーが作動不良のため交換することとなった。

上の汚れた部品を下のピカピカの物に換えたのではない。その逆である。

実は以前に追突事故で後ろからぶつけられた際にバンパーが潰れ排気漏れが発生したためにマフラー周りの部品を交換してもらった。
新しい部品は見た目はとても良いのだが機構がNGで暖められた空気を車内に導く為のシャッターがしっかり閉まらないのだ。
ということは夏でもヒーターが効きっぱなし。ただでさえクーラーが効かないのにこのままでは夏に乗ることが出来ない。

そこで手持ちの予備パーツと交換した。こちらの部品はジャーマン物で、古くて汚くても作りがしっかりしている。
以前付けていたジャーマンものよりも更に内部のフィンも薄くて枚数が多く表面積は圧倒的に大きそうだ。冬はバッチリ暖まると思う。

空冷ホルクスワーゲンについては新しい物より古い物(ジャーマン)の方が価値があるように思える。
ボディーの鉄板もその他の部品にも、そんな印象を受けるのだ。

車に限らず全てのことに見た目に惑わされず本物を見分ける力を養っていこうと思う。

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