轍~わだち~

日々の出来事をボケ防止(^^;)の為に書いてます。

提督の決断1

2018年08月23日 | ゲーム

久々のゲームの内容です。


今回はかなり長いですよ、アツいですよ。


で、そのゲームとは、


「提督の決断1」


発売当時としてはスーパーファミコンの中では最も本格的な海戦シミューレーションゲームであったはず。


実はその昔、パソコンもまだ持っていない時代に大阪のゲームショップでこのパッケージを見た時、


パソコンゲームはなんてシブいゲームがあるんだと驚いたモノです。

それがまさか、スーパーファミコンに移植されるとは。


当時としては異常に高い、定価が確か1,2800円だったはず。


けど迷わず発売日に買いました^^;


しかし、光栄と言えばあの「信長の野望」シリーズを出す超ヘビーユーザ向けな印象のあるメーカー。


予想通り説明書が異様に分厚くなかなか最初は思うように操作が理解できませんでしたが、


逆にそのリアルな雰囲気に感動していました。


なにより日本海軍を選択時の通常のコマンド基本画面で、


画面の上部中央にあの菊の御紋が光ってるんですよ!!





それだけでもサイコーじゃないですか。


ご飯3杯楽勝じゃないですか!!


さて、このゲームは日米の太平洋戦争を舞台にした海戦ゲーム。


プレイヤーは第1艦隊を操って縦横無尽に太平洋の島々を攻略し、


最終的にはアメリカ艦隊を全滅させるか、


敵の領土を全部占領すると勝利するのですが、


第1艦隊以外にも自分で複数の艦隊を編成し、


命令を与えたり占領した基地に物資の補給をしたりとやることはかなり忙しいです。


まぁ、それ以外にも有名な海戦だけを体験できるシナリオモードもあります。


また兵器の新開発や国力を強くしていく国策も必要です。


これをバランスよくやっていかないと結構つらいんですよね。


で、このゲームは海戦が主体なので陸軍はいません。まぁ会議の席では友情出演して政策を反対してくれますが。


ちょこっと、会議のことにふれたので書くと、


このゲーム、予算を自由に使えないというなかなかオモシロイ要素があります。


というのは予算を使用時、かならず会議があって、


その際に陸軍が了承してくれないと使用できないんですね。


このあたりの陸海軍の対立がいい感じに表現されていて結構好きです。





で、この海戦ゲームさすがに光栄だけあってすごい数の艦船がでてきます。


日本の戦艦、正規空母、重巡あたりはフル出演してますね。


嬉しいのはちゃんと艦船に名前が付いてること。


あと、自分で艦船も作れるのですが、


その艦にも自分で名前が付けられるんですよね。


ただし、あらかじめ候補がありそこからの選択にはなりますが、


これだけでもマニアにはたまりません!


私がこのゲームの機能で結構好きだったのが、艦船の改修が可能な事ですね。


戦艦、重巡を空母に改装できたりまたその逆も出来たり。


他にも無線封鎖や輸送船の概念とかね。


あと、忘れては行けないのがこのゲームのサウンド


はじめて敵との艦隊決戦をした時、やたら宇宙戦艦ヤマトの音楽によく似た感じだなぁって思ってたら、


そりゃ、よく似てますわ。作曲者があの宮川泰先生ですもの。


ヤマトの音程に似るはずです。光栄ナイス!!見る目があるねぇ。


ちなみに、この提督の決断のサントラが「交響詩 提督の決断」として発売されてるんですが、


これ最高ですよ。


ゲーム音楽なんてレベルじゃないです。


ちゃんと交響楽団による演奏なので全然ゲームの曲っぽくありません。


ヤマトファンなら買っても損ありませんよ。


特に海戦のテーマなんてヤマトで流れててもなんら問題ないというぐらいシブイです。


お気に入りはやっぱり艦隊決戦の曲!!


このゲーム、もう何度プレーしたかわかりません。


プレーしてて国力がマックスレベルなんかになるといろいろやりたくなるもんです。


保有艦船をすべて戦艦にしたり、


逆にその戦艦を全部空母にしたり。


また1個艦隊16隻すべて空母にしたり。


そういえば昔、第1艦隊16隻全部軽空母にして、


攻撃機を搭載してハワイへ奇襲攻撃に行ったんですが、


攻撃発艦前にハワイから空襲があって、


一度も発艦することなく8隻以上が沈む悲惨な海戦もありました。逆に超弩級戦艦16隻編成の艦隊3個艦隊でサンフランシスコ、ロサンゼルス同時攻略なんてしまいました。


さすがに、航空機の援護もなく耐久度の高い基地なので相当な被害でましたけどね。


ほかにも国力の備蓄燃料がほぼ空になって、


最後の燃料で敵の燃料地帯のバンゼルマシンに、


片道攻撃に行ったりといろいろやったことを思い出します。


そうそう、このゲームで私が頑なにある一つのことだけは守っていました。


それは、


戦艦大和だけは絶対に沈めないこと。


かといって内地にずっと旧帝国海軍のごとく、


大和可愛さに停泊させるなんて事はしませんが。


とにかくどこへ攻撃に行かせても絶対に大和だけは沈ませないようにしてました。


かの映画「連合艦隊」でも神参謀が言ってました。


「大和は名実ともに日本海軍の象徴です」

と。


その甲斐あって大和は沈めたことはありませんでしたが、


武蔵は一度沈めてしまいました。


忘れもしないガタルカナル沖海戦において機関がやられ速度ゼロになって航行することが出来なくなったのです。


本来ならその場で味方の駆逐艦によって沈没処分とするのですが、


あまりにも忍びないので、


護衛に1隻の駆逐艦と燃料、兵員輸送船をつけてその場で敵の艦隊の囮としたのです。


その結果、駆逐艦や輸送船は早々に沈みましたが、


武蔵のみは数次の敵機の空襲にあいながらも必死の対空砲火で応戦しましたが、


衆寡敵せず最後は海に沈みました。


しかし、この武蔵のおかげで傷ついた我が第1艦隊の生き残りは無事トラック島へ帰投できたのです。 いまや皆懐かしい記憶です。


さて、このゲーム、実は空母機動部隊が一番艦隊攻撃には強いように思われますが、


最も強いのは新型潜水艦なんですね。


この新型潜水艦ですが、


対艦能力をMAX、


装甲は25程度、


速度は60ノットという設定で建造します。


この60ノットは半端じゃないですよ。


呉-ハワイ間を3日間もあれば往き来できるのですから。


これを1、2隻程度では効果はありませんが、


10隻程度を1個艦隊として3~4個艦隊をハワイの目の前に置いておくのです。


最初の内はあまり戦果は挙がりませんが、


輸送船等を片っ端から沈めていく内に、


どんどん練度が上がっていくので問題ありません。


また潜水艦なので燃料の消費もほとんど気にしなくて良いので半年は放置しておいても問題なしです。


こうして徐々に艦隊が熟成され、


訓練度のない敵のアメリカ新造艦船がハワイから出港してくると、


たちどころに沈めてくれます。


戦艦といえでも一撃轟沈です。


したがって、敵艦船はこの新型潜水艦に任せて残りの戦闘艦艇で片っ端から敵の基地を攻略していけば楽勝です。


これを私は「紺碧艦隊作戦」と名付けてます。


やったことない人は一度お試しを。


その破壊力は最強です。


このゲーム、この後も続編を発売して4作目まで出してるのですが、


私は2作目をパソコンでやりましたが、


なんか音楽がチープになり艦隊決戦も迫力がなくなった感じがしました。


ただ、航空機や補給線の概念はかなりパワーアップしていて善いと思います。


3作目はなんかもう重~い感じがしたので手を出してません。


4作目はPS2でやりましたが、これサイコー


艦隊決戦にだけ重点を置いたゲームですが、


特にPS2版の3Dの戦闘シーンがすっごい迫力合ってお気に入りです。


艦船設計できるのも秀逸で、


装甲がまったくなく搭載機数のみを追い求めた通称:ベニヤ空母を作ったこともあるなぁ。


250kg爆弾一発で爆沈しましたが。


あと、装甲のない速度と武装にだけ重点を施した攻撃機も。


予想通りに空母から400機程度発艦させたら無事帰還できたのは確か20数機というエラい被害をだし、


マリアナ沖海戦もビックリな結果に。


やはり、アメリカ軍のように人命重視な航空機作らないとダメですな。


ちなみにこの4作目、ゲームクリア後に一番の功労艦を上位3位まで発表するのですが、


もれなく1位:大和、2位:武蔵でした。


もちろん、


この4作目においても大和は絶対沈めないという決まりは継承しています。


いいかげんそろそろ5作目が出ないかと期待してます。


次は海防艦なんかも作れるようにしてくれるような内容を期待します。頼みますよ、光栄さん。




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コメント (2)
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