今、道場のいたる箇所でヌルデの紅葉が見事です。赤く彩られた様子は遠くからでも目立ちます。ヌルデがもっとも目立つ時期です。よくこのあたりの方々と話すと「かぶれのき」といわれていますので、「かぶれますか?」と聞かれます。
ヌルデはウルシ科に属していますが、かぶれの成分であるウルシオールが含まれていないため、まず被れません。何故「かぶれのき」というのだろう?といつも疑問に思っています。
薬木としてのヌルデは、葉にヌルデフシアブラムシという虫が、虫えい(むしこぶ)を作ります。その中に多くのタンニンを含んでいるため生薬として用い生薬名を五倍子といい、口内炎等に用いたそうです。
また、五倍子はお歯黒の原料としても使われてたとのことです。
しかし、五倍子の中には多くのタンニンが含まれています。タンニンはとても苦くとても口に含んでいることができないです。それなのに昔の人は五倍子を用いて黒く染めていたということですから驚きます。ひょっとしたら苦みを取り去る技を持っていたかもしれませんが。
また虫えいを作りだすヌルデフシアブラムシは寒いところが苦手なようで道場やその周辺では虫えいがついているヌルデを見ることはあまりありませんが、岐阜市近郊なので見るヌルデにはたくさん虫えいがついている場合が多いです。(担当K)
ヌルデはウルシ科に属していますが、かぶれの成分であるウルシオールが含まれていないため、まず被れません。何故「かぶれのき」というのだろう?といつも疑問に思っています。
薬木としてのヌルデは、葉にヌルデフシアブラムシという虫が、虫えい(むしこぶ)を作ります。その中に多くのタンニンを含んでいるため生薬として用い生薬名を五倍子といい、口内炎等に用いたそうです。
また、五倍子はお歯黒の原料としても使われてたとのことです。
しかし、五倍子の中には多くのタンニンが含まれています。タンニンはとても苦くとても口に含んでいることができないです。それなのに昔の人は五倍子を用いて黒く染めていたということですから驚きます。ひょっとしたら苦みを取り去る技を持っていたかもしれませんが。
また虫えいを作りだすヌルデフシアブラムシは寒いところが苦手なようで道場やその周辺では虫えいがついているヌルデを見ることはあまりありませんが、岐阜市近郊なので見るヌルデにはたくさん虫えいがついている場合が多いです。(担当K)