経営コンサルタント・プロ経営者として多くの企業の成長や経営改革等を実践・支援してきたフィロソフィ経営の皆木和義ブログ

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財務省の「ファイナンス」誌に山田方谷の本の書評が掲載されました。本日発売のプレジデント誌にも登場いたしました。

2018-01-22 12:37:08 | 日記
財務省OBの野島透氏に幕末の名藩政改革者・山田方谷の本のとても素晴らしい書評を書いて頂きました。
掲載誌の「ファイナンス」1月号です。

  

書評はこの「ファイナンス」誌の25頁の【ファイナンスライブラリー】に掲載されています。
山田方谷の重要ポイントを的確にとらえられた書評で現代にもつながる読み応えのある内容です。

表紙の和服の女の子の可愛い写真は、とても爽やかで明るくて素敵ですね。

 
    

書評でご紹介して頂いた山田方谷の本です。
山田方谷は江戸後期の名儒学者・陽明学者の佐藤一斎の高弟で、佐藤一斎塾の塾頭も務めました。
佐藤一斎は「言志四録」で著名ですが、西郷隆盛が生涯の座右の書、人生の指針としたことでも知られています。
そして、この佐藤一斎の教えが「南洲翁遺訓」につながっていきます。

今NHKの大河ドラマでは「西郷どん」が放送されていますが、薩長同盟前後の時期から山田方谷との関係もドラマに少し
出てくる可能性もあるのではないかとも考えています。
勅使の大原重富が江戸城に来た際に同行してきた大久保利通が山田方谷と大議論を交わしたのは知る人ぞ知るエピ
ソードです。
大久保利通は西郷隆盛の盟友ですが、大久保利通日記に山田方谷とのことがのっています。



2018年1月22日発売のプレジデント誌の中の『職場で迷ったらこれに従え「正念場で必ず勝つ」名将の生き方ルール』
という特集の中に登場致しました。

  

編集の方のインタビューにお話した内容がコンパクトにとても上手にまとめられています。
童門冬二先生も同じ特集に登場されていて、全項目がとても参考になる内容に構成されています。

今号の「プレジデント」は『仕事に役立つ「日本史」入門』というタイトルですが、歴史は自分自身を磨き高め、また、ぶれない軸
をつくる上でとても有用ですね。
特に中世以降は世界史の中の日本、世界の中の日本史という色彩が段々と強くなっていきますので、常に世界との関係を
考えながら日本史、世界史の中の日本史という視点で考えていくことが大切ですね。
そして今新たな日本史を我々一人一人がつくっている、世界史をつくっている、更にはつくっていくという意識と気概が重要に
なってきているといえるのではないでしょうか。


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(大阪大学大学院教授の湯浅邦弘先生とスペシャルインタビューを受けた菜根譚の本)




(恩師の山村正夫先生との深い友情で山村小説教室のご指導を利他の心で今も続けられている森村誠一先生と同門の先輩作家の鈴木輝一郎先生と)










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