ビーズ展

二月の笑者(19)―総括

長らく続いたこのシリーズも、ようやく最終回となりました

2022年の結果が知りたくて、受験後毎日チェックしていた塾と進学先のHP。5月に発表がありました。

塾のデータでは、偏差値が昨年より1UPしていました。進学先のデータでは偏差値はわかりませんが、詳しい人数や点数が載っていて、倍率が1UPしていることがわかりました。たったの「1」ですが、倍率が1上がるということは、合格者1人に対して不合格者が1人増えるということ。選ばれたことを誇りに思ってほしいです

本屋で立ち読みした中学一覧の本では、もう少し難化しているデータでした(データを取る集団の受験傾向が違うと数値も変わります)。結果を分析し終わって、ようやく私の中での中学受験が本当に終わりました。

結果的にではありますが、オプションや個別指導という課金をすることなく(しかも理科はほぼオンラインのみで)、初日に合格できたことで併願校の出願料もかからず、出願済で受けなかったのはお守り校1校だけでコスパ良く第1志望に合格できて、親としては助かりました

自分の人生では経験しなかった中学受験というものを間近で見せてもらえた2年間でした。丸々コロナ禍だったので、受験当日現地で塾の先生が応援してくれることはありませんでしたが、本人にとっては初めての受験なのでそれが当たり前。オンライン授業黎明期にその進化を目の当たりにしながら恩恵を受けられたのは良かったです。

このシリーズのタイトルの「二月の笑者」は、マンガ『二月の勝者』を受けて、おおたとしまささんが作った言葉ですが、親子で取り組む最初で最後の(中学)受験が終わった時に笑っていられたらいいなぁと思っていました。たとえどこにも受からず公立中に行くことになったとしても、目標に向けて頑張ったこの2年間の取り組みは決して無駄にはならない、という親としての思いは揺るぎなく持ち続けていました。

だからと言って誰にでもおススメできるものではありません。道中とてつもなく苦しいです。高校受験の方が合う子もいます。ジャンボくんは身の丈よりちょっと背伸びするぐらいのゆる受験でしたが、下手に偏差値が高いと、人気が集中している最難関校を目指すことになり、受験前や入学後に燃え尽きてしまう子もいるようです。

次回、中学受験おススメ本のご紹介がこのカテゴリー最後の投稿となると思います

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