怒ホルスタイン大宮駅西口ストリートライブ

今日は大宮駅西口でミルク０８２、やじじ、こまどり社で

ストリートライブをやりました。

ミルク０８２にとっては、約３年ぶりの大宮駅のストリートです。

なぜこの時期にここでストリートライブをやったのか？

それには訳があります。

３月１１日の東日本大震災。

そしてその後に起こった福島第一原発の事故。

多くの方がなくなりました。

その中の一人に相馬市の酪農家がいます。

酪農家は『原発さえなければ』という言葉を遺し自殺しました。

それを受けて作った曲が怒ホルスタインです。

普段子供相手に歌う事が多いミルク０８２は、

あまりこの曲を歌う機会がありませんでした。

そんなこんなで１２月になり１年が終わろうとしたある日、

酪農家の慟哭　飯舘村を目にしました。

激しく心が揺さぶられ、年が明ける前に是非路上で歌いたいと思うようになりました。

実際問題、どんなに原発に反対しても今すぐに原発を止めることは出来ないでしょう。

代替エネルギーがないまま、原発を止めれば大変な事になるという意見も

その通りだと思います。

しかし、徐々に原発からシフトしていきましょうと言っている場合でしょうか？

徐々にとか言っていたら、だんだん必要だという意見に押し切られ

最終的には何十年先になっても原発は停止しない

という事態になってしまう可能性があります。

だからこそ、反対という立場を明確にして最終目標を原発をなくすという

ことにしっかり定めておく必要があると思います。

たとえ今すぐ原発をとめる事が出来ないとしても、

はっきり原発反対と訴えゴールを原発の無い社会に定めておく必要があるのです。

原発の無い社会を目指す、私の意思表明として

今日は、大宮でうたいました。


怒ホルスタイン大宮駅西口ストリートライブ


私に協力してくれたやじじは、

ちょっと自己表現が苦手で他人からの問いかけに対し

すぐにハイと答えてしまうところがあります。

そんな彼が、

『こんなところでこんな歌を歌っていたら、誰か襲われちゃうかもしれないな』

と私が言った冗談に対して、

『その時は僕が戦います！』といってくれたのが

なんとも嬉しかった！

また一緒に行きましょう。

そして動画撮影に協力してくれたこまどり社、ありがとう。