写真を撮ってもね…

以前の受講生の方に
デジカメで写真を撮っていろんな記念を印刷したらいいよ。
家族の人も喜ぶし
なんと言っても自分に満足できるでしょう。
と話したら

いえ　私はもうこの世に生きている時間は短いのだから
（本当にこの通りに言われたのです。）
下手に写真を残して
後に残った家族が処分に困るから
写真なんて無駄なものは私には一切いりません。

と言い放なたれたことがありました。

隣に座っていたお友達も
なすすべがなく
どうすればいいのかおろおろしていたのを記憶しています。

写真を無駄と思われるのが
とても悲しいもので
そのうちご自分で作成したものすべてが無駄と思うのではないか…と
思っていたら
やはり　私にはもう残り少ないので
無駄な時間を費やすのはもったいないので
教室をやめます。

ときっぱり言われてやめていった人がいます。

今日の授業で
ふとそのときのことがフラッシュバックしました。

家族が無駄と思うわけがなく
きっとその方の知らなかった一面を知ることができる
写真を無駄というのはもったいない

たくさんとってもそれをすべて印刷する必要はなく
ＣＤやＤＶＤに登録すれば100円以内で手に入るし
それにストックしていけばいいし

そのＣＤやＤＶＤも100円で手に入るから
たくさんのデータを残すことができます

どうしても家族が　と思うのであれば
お棺の中に入れて持って行けばいいのよね。
と言って
これは言い過ぎたかも…と
ようやく我に返ったのですが

どうもそれからの1時間
みんな黙っていて
私が言いすぎたのが影響しているようで
申し訳なかったな…と反省しています。

ドゥルーソフト

ドゥルーソフトで絵を描くのは
フリーハンドで描くのとは大きく違って
なかなか肩の張る作業ですね。

リハビリをしているような
もどかしさを感じますね。

ペイントソフトなら自由に描けるのに…

と言う思いももどかしさに拍車をかけることでしょうか。

でも、
何回か描いているうちに自信が持てるようになりますから
あきらめずに何回もチャレンジしましょう。