5月6日の撮影の最後は、京都丹後鉄道に立ち寄ってみました。
特段撮りたかった訳ではなく、時間が合わなければスル―するつもりでした。念のためスマホで最寄りの駅を検索すると、程なく普通列車がやって来る時間、ならばと、雑多な背景を処理したくアングルを探しに行こうとした矢先に早くもジョイント音が近付いてきて、時刻を間違えたかなと?と思いつつ、耳を澄ませば単行ではなく長編成のジョイント音ではありませんか。
やってきたのは普通列車ではなく、なんと「こうのとり7号」の延長運転でした。
不本意ですが、車のフロントウインド越しに、泣きのバックショット。
先の上川口で撮影している時に、同業の方が「きのさき5号の撮影は捨てて、こうのとり7号の延長運転を撮りに行く。宮福に入るのは今日が最後かもしれへん」と仰られておりました。振り子シーンを撮るために、その「きのさき5号」が来るまで上川口に滞在していた私は、間に合うとも思っておらず、最高のショットでは無いにしてもこうして撮影できたのは幸運なのかもしれません。
そのおかげで?普通列車の構図決めの時間が無くなってしまい、ほぼ同じ場所から普通列車を撮影する事にしました。
一応、田起こし機を入れて季節感・・・ 無理やり感は否めません。
農道に降りて、若干見上げるアングルで背景の宅地を上手く隠すように処理したかったと思います。
上川口を離れるときに、レンズはAutoTakumarに付け替えています。いつ何時シャッターチャンスに遭遇するかもしれず、最も使用頻度の多いAutoTakumar55mmを普段からレンズキャップ代わりに装着しています。CanonのAPS-Cでは換算88mm相当となり中望遠ですから、鉄撮りが対象で無ければTakumarの35mm(換算56mm)あるいは28mm(換算45mm)あたりがスナップ撮影として使いやすいのではないかと思います。