滞在中、楽しみの1つなのが食事!
初めて行く場所のときは、ガイドブックやネットであらかじめ行きたい店を
探しておく。
ただし、ガイドブックに載っていても、クチコミで評判がいいお店であっても
イマイチのことがある。

温泉場だったりすると、お風呂に入りながら他のお客さんと話をして、おいしいお店を発見できることもあるんだけど・・・。
今回もいろんなお店に立ち寄ったけど、2回お世話になったところがある。
それは「福屋」という食堂。
本に載ってることもあるみたいだけど、それほどたくさん登場してないと思う。
初めて行くことになったとき、本当は別のお店が目的だったんだけど、昼間は
開店してなくて、仕方なく別の店を探すことになって偶然福屋の前を通ったから
なんです。
昼の3時ごろでお腹がすごくすいてたので、「ここでいいか~」という感じで
入ったんだけど、店にはお客さんがいなくて、おばちゃん2人が賄いのご飯を食べていた。
ちょっと入りにくい雰囲気で、「あの~、今大丈夫ですか?」と尋ねたら、
「いけますよ。」という返事。
初日の食堂で量が多かったこともあり、3人で控えめにとうふチャンプルー定食、カツカレー、ビールを注文した。
年配のほうのおばちゃんが調理をしてる様子。
店は古いけど、掃除はきれいにされている。
予想どおり、カツカレーは1・5人前ぐらいあるし、チャンプルーも山盛り

かあちゃんはまずとうふチャンプルーを食べた。「うーん、うまいっ

」
タレがすごくおいしい。

定食には大盛りのごはん、お椀に宮古そばが入っていた。
宮古そばは初日に食べて、??って感じだったので余り期待してなかった。
でもおいしかった。

チャロもとおちゃんも、「おいしい、おいしい

」を連発していた。
すると、初めとっつきにくそうだったおばちゃんが話かけてきてくれた。
おばちゃんの宮古弁がほっこりかわいい。

実はおばちゃん、すごく話好きで優しい人でした。
で、「そこにある辛いソースかけた?」と聞かれた。
テーブルの脇に目をやると、小さなビンに唐辛子を泡盛で漬け込んであるという
いかにも辛そうな調味料があった。
このときはほとんど食べ終わってたので、「いえ。」と言ったら、
「あら~、だったらこれ持っていって。」と新しいものをくれた。
ほんとにいいのかなと思ったけど、「いいから~」って快く言ってくれるので、
ありがたくちょうだいした。
土産物コーナーにもあるので値段を見たら、けっこう高いものでびっくりした。
滞在中、おばちゃんのチャンプルーのおいしさが忘れられなくて、もう一度
行きました。
迷いに迷って、また豆腐チャンプルー定食を頼んだ。それとそば定食。
宮古そばに魚フライがついてて、魚フライがめちゃくちゃおいしかった。
「来年もまた来なさいよ~」と温かい言葉。
チャロはおばちゃんと記念写真を撮った。
チャロは「おばちゃん LOVE

」らしい。
福屋のおばちゃん、おいしいご飯を本当にありがとう。
また必ず行きますね