都会の真ん中でバードウォッチングはいかがでしょう。
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安曇野市中央図書館・音訳ボランティアによる大人のための朗読会のお知らせです。
*日時:2018年7月7日(土)1時30分
*場所:安曇野市中央図書館みらい
*演目:星の王子さま サン・テグジュペリ
眠れなくなる宇宙といのちの話 佐藤 勝彦
金色の翼 なかにし礼
七夕のお話 作者不詳
銀河鉄道の夜(輪読) 宮沢 賢治
*入場無料予約不要
私は「金色の翼」と「銀河鉄道の夜」の最後の部分を読みます。
「ねえ子どもたち、きみたちは知っているかい。きみたちの背中には金色の翼がついているんだよ」というフレーズで始まる「金色の翼」は「神の愛」もしくは「天賦の才」と読み替えることもできると思います。それは必ずしも今の社会では価値が高いと認められず、お金にも換算できないかもしれません。でも、子供のときに金色の翼をみつけ、生涯大切にすれば心豊かに生きられるのではないかと考え、子供たちへの大切なメッセージとして多くの人に知って欲しくて、苦手なライブで詩に挑戦することにしました。
詩は表現が難しいです。
暑さに負けそうですが、当日心を空にして言霊が降りてくることを祈ります。
ここ数年我が家も含め近隣の松枯れが急速に増え、倒木の危険があるので敷地の松を全量伐採した。建物を避けながらクレーンを使う難しい作業が数日かかったので、高級車ではないもののほぼ車1台分の費用だ。雨の日もあったが、業者の方には丁寧な仕事をしていただいて感謝している。
この周辺の松は戦後に植林された後、手入れもされず放置されたため、良い状態ではなかったにもかかわらず、建物を建築した当時の穂高町役場の指導基準では、景観保全を理由に極力伐採しないこととなっていた。森林に関して無知であった私たちはその基準を守ったが、守らない人もいた。
その後の町村合併で町は安曇野市に変わった。近年松枯れが進行し、当時の指導基準は森林についての無知に基づくものであったが、市はその責任をとることなく、道路上への倒木などの責任をすべて所有者に転嫁している。つまり正直者が馬鹿をみたのである。加えて市は松枯れ対策と称し補助金を関連業者などにばらまく口実にさえしている。
腹立たしいことこの上ないが悪いことばかりでもない。樹勢のある切り株から木の香りが庭に満ち、その脇に樅の木の芽がでていた。おそらく、数十年前、罪深くも肥料枯れさせてしまった木の根が生きていて再び地上に現れたと思われる。山椒の若芽もみつけた。陽射しを遮っていた松が消え、これからは伸び伸び育つだろう。運気上昇の兆しと思いたい。
植物は土の中でひっそりと息づき、日が当たればいつか命を吹き返す。人の世界もそうであると信じ、希望という種をまく努力を続けていく他はないのかもしれない。
写真は樅の木の芽と松の年輪。木によって表情はいろいろですね。
今朝の新聞の一面にアメフト事件の記事があった。どうやら決着がついたようだ。この記事の横に加計の文字が躍っていたが、この問題はつながっている。逆らえない相手に不法行為を強要し、隠蔽をはかるという図式をこのような時期から教えてしまっているのである。
この学生を暖かく受け入れる社会ならまだ希望がある。一国の指導者と一学生。同じ面に並んだ記事だが、人としてのありようを子供に教えるなら、どちらを選ぶべきか。答えは明白だろう。
あの学生はこの事件を乗り越えたら、どんな分野でも指導者になる資格があると思う。