横浜(2-1)金沢

久し振りの横浜観戦。
結果は横浜の対金沢謎の２連勝を飾り連敗を８でストップさせたと同時に、私にとっての今季２勝目・ホーム観戦初勝利だった。

中田さんがルス監督辞任の後を受けて監督に就任したが、オーソドックスな試合運びを心掛けた印象だった。
試合後のコメントでもシンプルを強調していたし。
と言う訳で、前半の入りは良く枠内シュートもそれなりにあったし、ルス時代に見られなかった裏取りオフェンスを多用し、いい流れの内に先制できたのも選手たち(＆横浜サポ)にとって気が楽になった事だと思う。

金沢の裏取りオフェンスも、相手にスピード負けしなかった野上と相手より体が強かった森本で相手に決定機を作らせなかった。
それより何より、これまでザルに近かった中盤の守備がケンスケ・寺田コンビの中盤で潰せていることに驚いた。
監督が変わった事で、中盤の守備が格段に良くなり、それに伴い野上が安定感を取り戻した。
これが中田効果だと思いたい。


後半はいつものように押し込まれる時間帯が長かったが、ルスのように突っ立ってて失点するのを座して待つようなこともなく、必要な手を打って最少失点に抑えたという感じだった。
横浜にとってヤバかったのは後半３０分過ぎ(？)の相手のヘッドで、森本が付ききれずに先にニアに入られて打たれたのを見て、完全にやられたと覚悟したらバー越えだった。というのがあったぐらいか。


あえてケチつけるなら、黒津のアレは外すと思わなかった。
決めておけば何てことのない試合だったと思うし、変なＰＫも本日の試合の中では単なるさざ波程度に過ぎなかったはずだけどね。


私的本日のＭＯＭは、全得点に絡んだ大久保。
特に金沢＃１６がＯＵＴしてから空中戦は完勝と言って良かったので、もっと大久保目掛けてアーリークロス連発しても良かったと思ってる。


そう言えば、今季中田さんがフロント入りした事に突拍子もない印象を持っていたけど、今思うとルスがダメだったときの保険という意味もあったんだね。
そうなると、ハシゴを外された心境であろうロクはどうなるんだろうね。