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お寺のブログ

「宝寿院」の毎日

宥貴さんからの手紙 2

2015-04-25 10:17:10 | 由貴さん

宥貴さんから手紙が来ました。

私が手紙に、面会はいつなら良いですか?と書いたのでその答えです。

    (  内 容  )

緊張した生活を送ることが、今最も大切で重要な事だと思うようになりました。

ココで面会してしまうとまた元の自分に戻ってしまいます。

また修行僧としてそうするべきと思います。

高校を出たばかりの若い子も、寂しいのをこらえて頑張っています。 何卒ご理解下さい。

 ★   ★   ★   ★    ★

この短い期間に、随分精神的にも鍛えられているのを感じました。

もう惑わす事は言わないので、修行に専念して下さい。

それに引き換え、全く成長のない自分を反省しました。

さあ、庭の草でも取ってきましょ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


宥貴さんからの手紙

2015-04-11 08:05:35 | 由貴さん

昨日封書で宥貴さんから手紙が届きました。

 

お元気にしてますか? 私はすこぶる元気です。

学院に入って早一週間が過ぎました。

もう三ヶ月ぐらい経った感じですが、ここの生活にも少しずつ慣れてきました。

朝は午前二時くらいに起き、真っ暗な中お堂を開けに行ったり掃除をしたり、めちゃ働いています。

午前4時集合で良し!って事になると皆「ヤッター!!」ってなってます。

夜は8時過ぎまで勉強や授業があるので、就寝は10時過ぎです。

こんな生活でも意外と平気なので自分でもびっくりです。

自分の時間が無さ過ぎて、手紙を書くどころか、ホームシックになっている時間も無いです。

周りは良い人ばかりだし、ご飯も美味しいし、何より授業やお経の勉強が楽しいです。

。。。。

      ( 中  略 )

そちらはお変りなくお過ごしですか? 

最近不安定な天気ですが、風邪などひかれませんように。

何か必要な物があればハガキでお連絡します。

よろしくお願いします。

                         宥貴

 

宥貴さんの手紙はイラストがところどころに入り楽しいです。

早速住職が手紙を書いて、今投函しに行きました。

宥貴さんが、厳しい生活の中でも勉強を楽しんでいて嬉しいです。

我々も、日々一日を大切に、自分に厳しく生活しなければ。。。と思います。


お坊さん修行風景

2015-04-08 06:20:41 | 由貴さん

一昨日テレビで真言宗豊山派の長谷寺での修行の様子を放送していました。

宥貴さんが居るのは、真言宗智山派の智積院ですが、修行の日課はよく似ていました。

映像を見ながら、宥貴さんの姿を想像していました。

昨日、宥貴さんから電話がありました。

入寮から一週間電話をしても良い。。。という最終日です。

「ご飯も美味しいし、心配ありません。 忙しすぎてホームシックになる余裕もないです。 これからは、手紙で報告します。 手紙を書く時間が無いかもしれないけど、心配しないで下さい。」

と言う内容でした。 とりあえず安心しました。

普段から食事を贅沢にしていないので、美味しく感じるのかなあ。。。と私が住職に言うと、食事はとても質素で寂しい物ですし、一言も話もできず、味気ないものです。  きっと心配させない様に言ったのだと。

宥貴さんを思い、せめて生活は出来る限り質素にしましょう、と思うのでした。 想像ですが、こんなかんじかしら。


初荷

2015-04-07 08:00:10 | 由貴さん

先日の宥貴さんからの電話では、結局何が必要かよくわからないまま切れてしまいました。

でも、何か少しでも役に立つものがあればと思うのが親心。 

足袋軍足が欲しいかなあ。。。、でも結局要らない、とは言っていました。

軍足? ホームセンターに足袋の様に先が2つに分かれた軍足が有りました。

でも紳士物しかありません。 宥貴さんは特に足が小さいのでこんな軍足履けるかなあ?

と、思いながらもとりあえず10足購入しました。 家で私が履いてみても大きい上に指が長いのです。

軍足を裏返し、先をカットしてミシンで縫い縮めると、つま先の黒い男らしい部分がちょこっとになり少し可愛くなりました。

他は、適当に荷造りして手紙を入れて今日出します。

明日、宥貴さんが荷物を開けたら、「要らないものばかりだあ。。。」と言っているのが想像出来ます。


待ちに待った電話

2015-04-06 06:41:40 | 由貴さん

今、うちの話題は本山で修行中の宥貴さんのことばかりです。

こちらから電話も出来ないので、ずっと待つしかありません。

入寮して1週間のみ家族への電話が許されているはずなのに、全然かかって来ません。

ところが昨晩8時頃、私の携帯に非通知の電話が入りました。 

出ると宥貴さんでした。 「もしもし」「あっ、由貴ちゃん?元気?欲しいものない?困ってない?」。。。。

とちょっと会話をすると、お金が切れてしまいました。 

もう、かかってきません。 結局、欲しいものもはっきり分からず、聞きたいことも聞けず。

でも、声が聞けたし、ちょうど住職も、妹の紗与さんもいて少しずつ話せたので良しとしましょう。

次回かかった時の為に、話したいことを完結にまとめてメモに書いておこうとおもいました。