いま、私たち世代が未来に向かって何をよりどころにしながら生きていけばいいか、あわせて、どんなことにこだわってあるいは軸にして、子ども達を育てていけばいいのか、そんなことを人生の先輩達から聞く機会を頂戴するようにしています。
一般論として、人と人がつながることはインターネットのほうがいいという人もいます。
なるほど・・・と思うこともあります。
しかし共通して先輩達が語る内容は、社会が複雑化しているいま、個人単位で共感や共同をていねいに根付かせていくことが必要で、そのためには、地域＝コミュニティという単位を本気で再生させる必要があるのだということ。
地域のつながり再構築・・・よく耳にする言葉ですが。
その方法は？
コミュニティの課題を軸に、必然性をもちながら人と人が課題解決のために集まる＝出会う。それはとても基本的な方法。でもこれしかないのかも。
一人で成し遂げられることはとても小さい。
私たち大人も多くの人と出会い、課題解決のために努力をする。
その傍らで見ている子ども達に、人と人がつながることの心地よさや、仲間とともに努力し課題を解決しようとする姿を見せていくしかないと。
ただし、時間はかかる。
時間をかけることに意味があるとも言える。
だからこそ、気づいた時に、いつでも種まきをする。
人と人が直接会って語り合う必然性・・・これをセッティングするのはなかなかに難しいのです。
子どもにとっても、やっかいな時代だなと思います。
・・・と、ぐるぐると頭の中でいろいろ考えながら取り留めなく・・考えて、考えて、いま企画書と格闘しています。
