ママとヒフミの中学受験記

ヒフミ二人三脚でがんばってきた中学受験が終わりました。応援いただいたお返しに、昨年の記事と並行しての徒然日記です。

第二回合不合予備@鴎友学園

2007-07-16 20:58:09 | 1.中学受験
NN選抜の後、ヒフミの機嫌がすごく悪くて、
心配したのですが、今日、連絡をもらって、
NNにはなんとか合格していたみたいです。
順位がどうとかは、来週結果をもらうまでわかりませんが、
今回は、クラスわけではないので、とりあえず、
合格してほっとしました。

やっと、これで夏休み前の一山をこえた感じです。
そうそう、日曜日の合判予備は、土砂降りの雨の中、
鴎友学園女子中学校で受けてきました。
合判では、子供が試験を受けている間、通常、四谷大塚の先生と、
会場になっている中学校の先生のお話が保護者向けにあります。

四谷の先生のお話は、いつもだいたい2008年入試概況で、
首都圏の小学校の卒業生の人数とか、受験率の向上とか、
耳たこの話が多いのです。
今回もほとんど、そんな話とか、各学校の受験日の変更とか、
そんな話でした。

ただ、今回はずっと疑問に思っていた9月以降模試で
”男女”の問題で、どう違うかをがやっとわかりました。
逆に今回の模試までは、偏差値は別々にだしているのに、
同一問題だったってことみたいです。

9月以降は、平均点が男女でそんなに差がでないように、
算数、理科(2ページ分)、社会(1ページ分)、
問題をやさしくしているらしいです。
先生いわく、とくに算数は、
「女子の算数は、もっとも難しい学校でも男子の中堅校なみです」
と、いうことで、かなりの問題を変えているみたいです。

なるほどねぇ・・いろいろ工夫しているんですね。

で、この後、鴎友学園の校長先生からのお話だったのですが、
いつもだったら、学校説明会ネタとして書くのですが、
今回はすごく趣が違っていました。

鴎友の説明会には何度も足を運んでいただいていると思うので、
と、始まった説明会は”私学の背景”。

清水校長先生は、私学の仕事をされているようで、
いろいろな運動にも参加されているようです。
教育基本法の改正など、いろいろな改革(改悪?)が、
されていますが、その中で、私学に対する介入するような、
法案を通そうとしたりも当然あるようで、
こういった機会に、私学へ通う予定のたくさんの人に、
問題を認識してほしかったのでしょうね。

一番、びっくりしたのは、自治体の公教育への投資額でした。

都立高校に対する、生徒一人当たりの税金の投入額は
約149万だそうです。
これに対し、私学への補助は一人当たり、
34万(東京都の場合)。
そして、授業料は、都立は約11万、
私立は平均で63万円ぐらいだそうです。

と、いうことで、都立に通っている場合、トータルで、
1人の子供に1年間にがにかかる費用は、160万。
私立の場合は、97万・・・

すごい差ですよね。

PTA費などをいれても、私学に年間に保護者が振り込む費用が
100万円を超えるところは、ほとんどないので、
150万以上都立がかけているって、どういうことなんだろう??

ハナの通う学校なんて、宿泊行事も学費の中でまかなってますが、
160万の中には、それは、はいっていないんですよね??
それなのに、1人にかける費用が、多すぎませんか?
なににこんなに使っているのでしょうか

施設も、教育内容も私学のほうが工夫されているように見えるのに、
なんだか、お上って、ぜんぜん経営努力していないなぁって
思うんですけど・・

で、すっかり、清水校長の熱い演説に同調してしまいましたが、
だからって、なにをすればいいのかよくわからないんですけど・・
とてもまじめで一生懸命な先生なんだなぁっていうのがよくわかりました。

こういう先生の力が、この学校の改革をうまくいかせた
おおきな要因なのでしょうね。

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