島国ならではの楽しみはビーチでの海水浴だが、潮の干満はこの国では切っても切れないようだ。干潮と満潮では2m程の高低差があると言うから驚きである。神秘的なロングビーチはこうした自然現象の表出でコバルトブルーの海の中から忽然と砂浜が顔を出す。そして全く足跡のない砂浜に一歩踏み入れた感激はこの国ならではのものだ。これも干潮時に見られる。潮の干満による海流の流れの変化も下手をするとシュノーケリング中に流されることがある。もちろんダイビングでも流れがあるので要注意である。こうした潮の満ち引きは日ごとに異なっているようだ。夕方が満潮の時もあれば、干潮の時もある。こうしたことが理由ではないだろうがこの国のカレンダーにはその日の潮の干潮と満潮について、時間と高さが記入されている。そんなカレンダーを発見した。大安や仏滅などが明記されている六曜が入った日本のカレンダーを思い起こさせてくれた。