2012年12月はこの国には災難だった。この国では珍しく大きな台風が襲い木々がなぎ倒され家屋の倒壊などが見られた。特に被害がひどかったのはパラオの南部で、アンガウル島やペリリュー島がその犠牲になった。
周りを芝生で覆われた大きな敷地にぽつんと立つ平屋建ての建物はアンガル島の典型的な戸建ての住宅である。基礎だけ残った家屋の傍らのバラックの小屋で生活している人に出会った。基礎だけ残して吹き飛ばした台風Bopha、そのすさまじさを思い知らされた。赴任して暫くしてアンガウル島を訪れ半年ほど前の台風被害を目のあたりにしたのが懐かしい思い出となった。
戸建住宅の周りに、大きなヤシの木などが林立している。見なれた景観だが、これはこれで危険だそうである。大きなヤシの木が台風によって倒れてくると貧弱な木造の家屋は簡単に壊れるからだ。
さてこの台風であるが凡そ15年ぶりだと言う。さらに、もっと大きな台風となると50年以上も前になるそうである。日本のように毎年のようにやってくる台風とは縁が無い、否薄いのである。
そして翌年2013年11月台風Haiyanが襲った。今度は北部のカヤンゲル島である。学校をはじめ多くの建物がなぎ倒された。そしてこの台風はフィリピンへ向かい甚大な被害をもたらしたので世界中に広く知られることとなった。
台風はこうした南太平洋の沖、はるか沖縄の南東域が多くの台風の発生域だが、パラオは発生域から少し外れるせいか、この国では台風とは無縁である。否、無縁だった。
その後聞いた話では地震とも無縁だと思っていたが5年ほど前にあったようだと言う。目から鱗だった。
2014年は幸いにして台風などは無かった。私は安堵した。
周りを芝生で覆われた大きな敷地にぽつんと立つ平屋建ての建物はアンガル島の典型的な戸建ての住宅である。基礎だけ残った家屋の傍らのバラックの小屋で生活している人に出会った。基礎だけ残して吹き飛ばした台風Bopha、そのすさまじさを思い知らされた。赴任して暫くしてアンガウル島を訪れ半年ほど前の台風被害を目のあたりにしたのが懐かしい思い出となった。
戸建住宅の周りに、大きなヤシの木などが林立している。見なれた景観だが、これはこれで危険だそうである。大きなヤシの木が台風によって倒れてくると貧弱な木造の家屋は簡単に壊れるからだ。
さてこの台風であるが凡そ15年ぶりだと言う。さらに、もっと大きな台風となると50年以上も前になるそうである。日本のように毎年のようにやってくる台風とは縁が無い、否薄いのである。
そして翌年2013年11月台風Haiyanが襲った。今度は北部のカヤンゲル島である。学校をはじめ多くの建物がなぎ倒された。そしてこの台風はフィリピンへ向かい甚大な被害をもたらしたので世界中に広く知られることとなった。
台風はこうした南太平洋の沖、はるか沖縄の南東域が多くの台風の発生域だが、パラオは発生域から少し外れるせいか、この国では台風とは無縁である。否、無縁だった。
その後聞いた話では地震とも無縁だと思っていたが5年ほど前にあったようだと言う。目から鱗だった。
2014年は幸いにして台風などは無かった。私は安堵した。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます