秋も深まるころ、その年の夏大忙しだったmiciaはやっと秋も深まりゆく中くつろごうと、部屋の明かりを消して就寝しようとベットに入り、一息ついたときでした。
バタバタばた〜、ドヤドヤー、天井裏の方から物を叩くような音が始まったのです。
もしや・・・まさか・・・ひょっとして・・・しばらくはそのバタバタ音を聞いていました。これは、まさに、数十年前にもやはり経験した物音です。
そう、それはmiciaが学生のころ、学校の休みを利用して帰省していたときにも起こった物音でした。
懐かしいな〜と考えているのも束の間、音は一層激しくなっていきました。
そして予感は的中!
しばらくするとチューチューと子ネズミらしきの甲高い声、そして、子ネズミとは思えないほどのドタドタ、バタバタ音が複数。一階の天井裏でどうやら深夜の運動会がスタートしたようです。しばらくは相手の動きを突き止めようと、じっとmiciaも観察、傾聴していました。
その運動会も相当興に入ったようで、天井全域ではないかと思われるほどの勢いで、奥へ手前にバタバタ音は移動し始めたのです。
もうすでに夜もふけて、秋の夜長を楽しんでいるはずのうちの家族は、全員もし起きているならば、この運動会の音を聞いているのであろうと、
ふとうちの猫はどうしているのだろうと見てみると、しっかりmiciaと一緒に注目して天井を見上げているところでした。
そしてあくる日、うちの人にこのことを皆に話しました。
そうして、数十年前の記憶を頼りに、そしてネット検索などの力も借りて、まずはネズミ捕りや殺ネズミするのではなく超音波で追い出すという方法に決めました。前回もこれで成功したからです。
そして数日ご、ネットで購入した超音波ネズミ撃退機を設置しました。最初は1台それからしばらくして2台、そしてさらには3階に移動したたためそこにも一台。
年が明け、2018年徐々に暖かくなリ始めた3月中旬ごろようやくその効果が現れたのです。最初に設置してからやく5ヶ月、
一匹のネズミが道路を渡り斜向かいの庭のある家に、一瞬miciaに一瞥を与えながら隠れ逃げていくのを見たのが最後でした。
やれやれ、一件落着・・・
