桑原通夫のネットビジネス講座

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どこまで伸びるNTT・・IOWN構想で巻き返す・・

2024-05-11 09:06:16 | 日記
こんにちは。
桑原通夫です。

NTTが3期連続で増益決算・・
3年連続で最高益を更新・・
どこまで伸びるのか?

NTTの株はまだ上がる・・
と見られています。

法人向けのシステム開発は
3期連続で売り上げを伸ばし、
利益も過去最高を更新中です。

そんなNTTですが・・
ドコモや通信は安定しているが
組織構造が厄介・・ということです。

それはNTTのこれまでの
歴史を見れば、分かります。

NTTは電電公社から、
1985年に民営化された・・
1990年に3社に分割・・
(NTT・NTT都市開発・NTTデータ)
2000年に9社に分割・・
(NTT・都市開発・データ・東・西・
ドコモ・ファシリティーズ・コムウェア)
の9つです。

1→3→9・・に細分化されていきました。

1→3にしたのも、独占企業として
強すぎたNTTを弱くする・・
のが目的でした。

9つに分割された結果・・
それぞれが同じような経費をかけて
大きな無駄が出るようになった・・

更にそれぞれが子会社を設立・・
更なる無駄を生んでいく・・

かつては世界一の企業だったのが
分割→分割により、間接経費が増え
無駄の塊のようになって行った・・

目的は達成された・・というよりも
実際に、弱くなり過ぎました。

そこで再び・・NTTに必要なのは
分散→集合です。

花形分野を育てる事です。

NTTの花形と言えば・・
IOWNです。

IOWNは2019年にNTTが発表した
光技術を用いた通信基盤です。

通信規格「5G」で大きく出遅れた
日本勢が懸ける大きな期待が
このIOWN構想にあります。

これが完成すると・・
伝送容量は従来の光ファイバーの
125倍です。

そして従来の通信網に比べて
遅延も200分の1に減少します。

その上電力効率も100倍になります。

導入目標の時期は・・2030年です。

そうなると再び・・
ジャパンアズナンバーワン・・
という流れになるかも・・

NTTの未来は日本の未来・・
という事で、日本全体でIOWN構想を
支えて行こうという気運に・・

インフラ構築に必要な機器や回線
といったハードウエアを
製造しているわけではないNTT・・

構想を世界規模で展開していくために
インフラ構築は不可欠ですが

このNTTのIOWN構想に賛同する
仲間が集まりだしています。

この「IOWNグローバルフォーラム」
には、NECや富士通といった
機器メーカーをはじめ、

インテルやエヌビディアなどの
半導体メーカーや

自動運転時代を見越して
トヨタ自動車などのユーザー企業も
参加しています。

その数は、すでに参加企業・団体数
で110を超えている‥という事です。

地球にやさしいエネルギーということでも
IOWN構想は注目されています。

IOWNとは・・Innovative Optical and 
Wireless Network・・の略称です。

光信号のままで伝送・交換処理を行う
オールフォトニクス・ネットワークを実現し、
従来のインターネットが抱える課題を
一気に解決しようとする試みでもあります。

半導体を光で動かす・・ということは
半導体の微細化・・
5ナノ→3ナノ→2ナノという流れから

電気→光にすることで消費電力が
大幅に削減される→省エネ化へ・・

そのためにも今のような9つに分かれて
無駄の塊と言われるような体制を打破し

日本全体がまとまって・・出遅れた半導体分野を
再び、世界一にする気概が必要です。

NTTもトヨタのように
世界で戦える企業になってもらいたい・・
と思います。

という事で、今後のNTTの株価にも
注目です。

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