いやあ、いい買い物をしたと、自分的には満足しています。何しろ、中華製のバッタ物とほぼ変わらない値段で、まともに使えるスマートウォッチが手に入ったんですから。
購入したのは『LG G Watch』。保護シール貼ったままで、ほぼ通電しただけという中古の出物をヤフオクで落としてきました。
ところで、スマートウォッチは通知機能が便利と言われますが、逆に言うとほぼそれしかない状態ですよね、現状では。
確かに、腕に巻いたこれをクイッと手前に向けるだけで済むのと、ポケットなりバッグなりの中からスマホを取り出して、画面を表示させて、なんてやるのとを比べたら、断然ラクチンなのです。
でも、「それにいくら払うの?」て話になったら、「そこまでして付けなくてもいいオプションよね。」で、話は終わるレベルなので...
■中古の出玉を探そう
新しいデジ物情報に遅れないようにフォローしておきたいので、出来るなら自分で手に入れて体感しておきたいという方、少なくないでしょう。
そんなあなたに、初期のAndroid Wear端末はオススメです。
物によりますが、新品でも1万数千円で買えるレベルに値が下がってきています。
弾数は少ないですが、自分のように程度の良い中古も探せば見つかると思います。
ただし、iPhoneをお使いの方の場合、まだ『Apple Watch』はリリースされて間がないですし、元々の価格設定が高めということと、Apple製品は中古でも高値安定が基本ということから、価格的に安くなってくるのはまだまだ先だと思われます。
ちなみに、『LG G Watch』は型遅れといってもちょうど1年前の機種(初代Android Wear端末)であり、スペック的には充分なレベルですので、余裕の現役と言えます。
ただし、心拍計が付いていないなど、ヘルス系アプリとの連携には制約があります。標準体型の健康体である自分としては必要性を感じないので、気になりませんでしたが。
■バンドは、通常の腕時計用と互換性があるとベター
スマートウォッチの通知を最も便利に感じる状況というのは、手が離せない時や忙しい時ですが、これはつまりビジネスの現場において真価を発揮すると言って過言ではないでしょう。
しかし、どういうわけだか各社ともスマートウォッチのバンドは何というか「軽い」印象のものばかりです。
仕事でも活用したい向きには、やはり一般的な腕時計用バンドと交換できる方が良いだろうと思います。
ただし、『LG G Watch』の場合あまり影響はありませんでしたが、金属製バンドを装着すると内蔵のコンパスが狂ってしまう可能性もありますので、スマートウォッチでナビ機能を使いたい方は要注意です。
■スマートウォッチの将来について
前々から思っていましたが、実際に手に入れてみてやはりそうかと改めて思ったこと。
スマートウォッチが一時の流行で終わらず、今後も発展していくとするなら、おそらくスマホとの融合が起こるんじゃないかと思っています。
初期のスマホサイズの画面を持った、ブレスレットのような物をイメージしてもらえれば。
今は、腕時計くらいの大きさに収めておかないと周囲から浮いてしまうのが目に見えているわけで、敬遠されていますけど。スマートウォッチの普及率が上がれば、画面は大型化していくはず。
着けていることをおかしいと思われなくなれば、スマホサイズのものが腕に装着されていることで、さらに利便性を向上させることができますからね。
■ネガネ型はどうなるのだろう
自分としては、本命はメガネ型だと思っていますが、現状の風当たりは厳しいですね。
ブレスレット型が市民権を得たあたりで、そのオプション的に(ちょうど今のスマートウォッチのように)船出しそうではありますが、果たして。
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コストパフォーマンスの高い、初代Android Wear端末 | |
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