おい!まだ生きとったんかワレ!
というか実は、このブログの存在なんてすっかり忘れ去っていたわけですが、先日いろいろあって「ブログ復活させるぜ!」と意気込んでみたものの、結局はもう1本別のブログを運用することにしたので、こちらはまた放置モードに入るつもりだったんですよね。
なんですけど、ちょっとしたネタができたので、まあ、ちょっと。
ちなみに、タイトルにあるMac miniはすでに押し入れでホコリを被っていて、メインマシンはWindows 10機、スマホはAndroid端末で、かろうじてiPod touchを使っているのみという体たらく。
もはやAppleファンですみたいなことを言いだせる人じゃなかったりします、私。
まあ、いいとして(ちょっとした背徳感めいたものがないでもないでもないんですけど)
というわけで、ここから本題。
そのMac miniを購入する以前に使ってたWindows Me機を、起動しなくなったまま放置してありまして。
記憶では、大切なデータは移行してあったはずなんで、そのままポイでもいいっちゃいいんですけど、一応中身をチェックしておいたほうがいいかなと。
というわけで、データ救出してみましたという顛末です。
使ったツールはこちら。
変換アダプタの方は、メルカリで安いの見つけたので、そっちで買って1,200円。HDDの修復に使ったAOMEIのアプリは、割引となってるけど実質は定価っぽい5,980円(執筆時点)。
と、データ復旧サービスに依頼するよりずっと安くあげられましたのです。
ちなみに、古いHDDで使われてたIDE規格はすでにレガシーになって久しいですから、私のようにダラダラと先延ばしにしてると、もっと費用がかかることになりかねませんですぜ、兄貴。
読めなくなったまま放置してた古いHDDがある人は、早めにチェックしておきましょう。
さて、細かい話は各自ググっていただくとして、IDE規格とはこんな端子のHDD。
主にデスクトップ機で使われた3.5インチ規格と、主にノートPCで使われた2.5インチ規格があります。
これを現代のマッシーンでも読めるようにしてくれるのが、GREEN HOUSEのアダプタ。
ただし、HDDが損傷している場合には、もちろん大人しくポン付けで繋がってはくれません。
私のWindows Me機は、電源ONと同時にピーピー警告音を発するという症状に見舞われていて、HDD以前にマザーボード(BIOS)が壊れてるっぽい感じだったんですけど。
まあ素直に読めることはないだろうなと思っていたら案の定。繋がるには繋がって、HDDも問題ないという診断なのに、ドライブとして認識されない。
調べてみると、どうやらMBR(マスターブートレコード)がダメかもってことらしい。
コマンドプロンプトから簡単に修復できるみたいなんだけど、そもそもドライブとして割り当てされないので、コマンドの打ち込み先を指定できない。
こんな時は、それなりのツールを使うのが近道だったりしますよね。
無料で使えるのないかなとググりつつ、ここでタピオカミルクティーを飲んで、脳に栄養補給をば。
エナジードリンクみたいなヤバいのに手を出す必要はありません。落ち着けば小一時間で終わる程度の簡単なことです。
で、調べていくとAOMEI Partition Assistant Professionalが見つかったという次第。残念ながら無料というわけにはいきませんでしたが、まあ、ギリギリ許容範囲といった感じでしょうか。
日本語で使えるので、焦らずにまだ飲みかけのタピオカミルクティーをストローで飲みながら、慎重に作業していけば、まあまあストレスなく作業が進む感じですね。
E:ともF:とも付けられていない名無しHDDを選択して、「MBRの再構築」をクリック。
どのOS用のMBRにするかは、元のOSでいいんだと思うんですけど、98もMeも無かったので、とりあえずXP/2000にしてみる。
本来なら数秒で完了する作業にゴニョゴニョと苦労してるようなので、やはりHDDの記録セクタの前のほうのアレのやつが壊れている様子。
で、修復完了!ウェルカムFドライブ!!
まあ、思っていたとおり特に大切なデータは残ってなかったんですけど、壁紙に設定してた子供の写真が出てきた。
実は7~8年前に、当時使ってたMacBook Airが不具合起こしたとき、iCloud上にバックアップ取ってくれているものと思ってた写真データがAppleから「聞いてないよ」と言われて全消失してしまってて(泣)
それ以来、「プライバシー?知らんがな」くらいの勢いで、頼んでもないのに何でもバックアップしてくれるGoogleこそが神やでとGoogle信者に宗旨変えしてるのですが、まあそれはいいとして。
たった1枚だけだけど、貴重な写真が取れたのはマジでプライスレス!!
めでたしめでたしでございましたというお話。