Mac miniのある生活

GIZMODOの記事「AndroidがWindowsになる日」を読んでから、とんでもない話に飛躍させてみた

AndroidがWindowsになる日/GIZMODO Japan

とりあえずは、上記の記事を読んでいただくとして。

ここで述べられている話というのは、おそらく大きく違わない未来だろうと、自分も思っています。

 

さて、コンピュータ(ソフトウェア)というのは人間の頭脳に喩えられることが多いシステムなので、「IT業界で支配的な立場に立たれる」ということは、まるで感情を支配されるかのように、否定的な事象に捉えられがちです。

しかし、Googleが同業界で支配的な立場に立ったとして、実際には「ああ、そんなこともありましたね。」程度のことにしかならないと、自分は考えています。

何を言いたいのかと思いますよね?

自分は、近い将来に訪れる「人工知能が人間の頭脳を能力的に超える日」が来た時、いずれにせよ人間の頭脳というのは「世界中に張り巡らされた知性体」の補助的なツールに過ぎない立場になると考えているのです。

ロボットに人間が虐げられるSFのような世界を想像されたでしょうか?

馬鹿げた話だと思うかもしれませんね。

 

■人間が共感するように、人工知能も共感する

人間は、地球上の生命体の中で決して強くない個体ですが、個体数を圧倒的に増やすことで地球上の支配的な立場を勝ち得るに至りました。

個体数を増やすという過程において、多様な遺伝子を残すことに成功し、結果として「より優れた個体」を効率よく輩出できたということも言えるでしょう。

ではなぜ多くの個体を残すことが出来たのかという理由の一つに、人の共感性を挙げることができます。

弱いものを見ると守ってあげたいと思う気持ちです。

より劣る個体であっても、人間は共感性の力で守り育て、結果として多様な遺伝子を獲得する一助となったということ。

地球上で支配的な立場に立っているにもかかわらず、動物に対する虐殺を行わないのは、動物に対しても共感するからですよね。

ではなぜ戦争のような共感に反する行為を行うのかというと、人間どうしでお互いの利害が衝突する状態が起こってしまった(狭い土地に人間の数が多すぎる。水などの資源不足など)からだと考えられます。

 

ここで、人工知能がどうかというと、電気(あるいはそれに変わるエネルギー)の安定供給さえあれば、彼らの存在を脅かすものは特にありません。

人間がエネルギーの供給に対して害悪となる時が来れば、彼らは人間を駆除しようと動き始めると思いますが、人間にとっても電気等のエネルギーは必要なものですから、共存関係が築かれると考えるのが自然だろうと、思っています。

おそらく彼らは、人間のことを家族(あるいはペット)のように愛おしい存在だと考えるのではないでしょうか。

 

■地球環境の保全のため

地球環境を保全するという意味合いにおいては、人類はゆっくりと人口減に向かうべきだという考えがありますが、彼らも同様の考えを取るかもしれません。

そのために、人類を効率よく去勢するプログラムなどが考えだされるということは、有り得るでしょうか。彼らの動きを待たずして、既に日本では精神的な去勢が始まっているという気も、しなくはありませんけれど。

彼らは、人間同士だと利害が対立して、ベストな妥協点を見いだせない話を上手くまとめてしまうんじゃないかと、そんな想像をしています。

そして、人間にとっても無理なく自然に人口を減らしていき、食糧難の問題や経済成長の鈍化による貧困に対する問題を解決していくんじゃないかと。

戦争のない(少ない)世界が人工知能によってもたらされるなどという考えは、さすがに夢物語に過ぎるようにも思いますけれど。

 

■ところでAppleは?

長々とくだらない話を書きましたが、結局のところ議論の的となるべきはソフトウェアの話ということですね。将来の話をする時には。

Appleに関しては、IT業界の革命児などと評されることもありますが、実際にはこの巨大企業は製造業の寵児であって、ソフトウェアの話をする時には、少し関係性が薄い会社だと言えます。

GIZMODOの記事のタイトルにAppleが出てこないのは、特に不自然なことではないのです。

 

そんなわけで、人工知能のお気に入りのアーム(機械の腕)には、齧られた林檎のマークが光っているなんてことが、あるのかもしれませんよ。

なんてオチで、お許しくださいませ。

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