久しぶりの更新です。
実は、まだ忙しい状況は変わっておりません。
つい先日も、久しぶりの貫徹の目に遭いました。。。
いや、このご時世ですから、仕事があるというのはありがたい事だと思うべきなのでしょう。
たとえ、労力に値するかどうか怪しいレベルの利益しか生まない仕事だとしても(苦笑)
さて。
そんな中、「この忙しい時に、手を煩わせやがって」的な出来事がありました。
とあるお客さんから、添付ファイル付きでメールが届いたんですが。

こんなやつが、くっついてる。
Macユーザーにはお馴染みでしょうか。
Mac OS Xのデフォルトメーラー「Mail」以外のメーラーをお使いの人なら、この問題に行き当たった事がない人も居るかも知れません。
Entorageあたりだと、フツーに読めてそうな気がします。試してないので分かりませんが。。。
実は、この現象。
本来は別のファイルなのに、添付ファイルが「winmail.dat」になってしまうという問題には原因がありまして。
詳細は、こちら。
これは、つまりMicrosoft Outlookの「仕様」なわけです。
しかし、Macや他のOSに対応していないと言うならまだしも。
(いや、そもそもこの時点で問題ではありますが)
同じWindowsで、しかもMicrosoft謹製のデフォルトメーラーOutlook Expressでも受け取れない添付ファイルにしてしまう仕様って、どういうコトなんでしょうねぇ。。。
-----以下、上記リンク先より抜粋-----
1) Outlook Express で受信すると添付ファイルがなくなる。(一覧にクリップマークすら表示されない)
2) 添付ファイルをつけていないのに、WINMAIL.DAT というファイルがつく。
3) 添付ファイルが WINMAIL.DAT というファイルに置き換わってしまい開けない。
これらはすべて Outlook が Transport Neutral Encapsulation Format (以下、TNEF) というフォーマットによりメールを送信することで発生しています。
TNEF は以下のような場合に使用されます。
-- Outlook のリッチテキスト形式でメールを作成した場合 --
インターネットで一般的に使用されている本文のフォーマットはテキスト形式または HTML 形式であるため、Outlook のリッチテキスト形式で作成されたメールは TNEF で送信するか、HTML 形式などに変換する必要があります。
-- あて先や Cc などに指定した受信者のアドレスのプロパティで [インターネット メール形式] が [Outlook リッチ テキスト形式で送信] になっている場合 --
メールの形式をテキストや HTML にしたとしても、アドレスのプロパティで [Outlook リッチ テキスト形式で送信] が選択されている場合、その受信者には TNEF で送信されます。この場合、受信者が Outlook を使っていると送信者が作成した形式で表示されます。たとえば、HTML 形式のメールをこのオプションで送信した場合、受信者が Outlook を使っていれば HTML 形式で表示され、Outlook 以外であればテキスト形式で表示されます。
既定では [インターネット メール形式] は [最適な送信形式を自動的に選択する] になっているはずですが、個人用アドレス帳からインポートした配布リストを使用した場合に、見かけ上は [最適な送信形式を...] になっているにもかかわらず、実際にはリッチテキスト形式が設定されることがあります。
-- メールに特殊なプロパティが設定されていた場合 --
メール フォームをカスタマイズしていたり、OFT や MSG として保存したメールをテンプレートとしてメールを作成したような場合に、通常設定されないプロパティが設定されることがあり、このような場合も TNEF が使われます。
-----以上-----
1) Outlook Express で受信すると添付ファイルがなくなる。(一覧にクリップマークすら表示されない)
2) 添付ファイルをつけていないのに、WINMAIL.DAT というファイルがつく。
3) 添付ファイルが WINMAIL.DAT というファイルに置き換わってしまい開けない。
これらはすべて Outlook が Transport Neutral Encapsulation Format (以下、TNEF) というフォーマットによりメールを送信することで発生しています。
TNEF は以下のような場合に使用されます。
-- Outlook のリッチテキスト形式でメールを作成した場合 --
インターネットで一般的に使用されている本文のフォーマットはテキスト形式または HTML 形式であるため、Outlook のリッチテキスト形式で作成されたメールは TNEF で送信するか、HTML 形式などに変換する必要があります。
-- あて先や Cc などに指定した受信者のアドレスのプロパティで [インターネット メール形式] が [Outlook リッチ テキスト形式で送信] になっている場合 --
メールの形式をテキストや HTML にしたとしても、アドレスのプロパティで [Outlook リッチ テキスト形式で送信] が選択されている場合、その受信者には TNEF で送信されます。この場合、受信者が Outlook を使っていると送信者が作成した形式で表示されます。たとえば、HTML 形式のメールをこのオプションで送信した場合、受信者が Outlook を使っていれば HTML 形式で表示され、Outlook 以外であればテキスト形式で表示されます。
既定では [インターネット メール形式] は [最適な送信形式を自動的に選択する] になっているはずですが、個人用アドレス帳からインポートした配布リストを使用した場合に、見かけ上は [最適な送信形式を...] になっているにもかかわらず、実際にはリッチテキスト形式が設定されることがあります。
-- メールに特殊なプロパティが設定されていた場合 --
メール フォームをカスタマイズしていたり、OFT や MSG として保存したメールをテンプレートとしてメールを作成したような場合に、通常設定されないプロパティが設定されることがあり、このような場合も TNEF が使われます。
-----以上-----
Microsoftには、是非改善をお願いしたいところですが、この忙しいのに、そんな改善を待っている場合じゃない。
というわけで、どうにかするしかない(笑)
実は、いくつか解決方法があります。
1. 送信相手に、上記の設定を解除してもらう
これが、相手にとって一番親切な方法だと思いますが、ヘタをすると、小一時間程度ヘルプデスク状態になる恐れあり(苦笑)
今回の自分の場合、相手のPCスキルは、あまり高い方ではありませんでした。
というわけで、この方法はボツ。
よく分からないなら、デフォのまま使っていて欲しいというのは、こちらのワガママでしょう。
Outlookの仕様のせいですから、相手に文句を言っても始まらない。
2. Gmailか、Yahoo!メールに転送する
Gmailか、Yahoo!メールのアカウントを持っている人なら、多分これが一番手っ取り早いでしょう。
他のwebメールでも大丈夫かも知れませんが、試していないので、自分には分かりません。
他のwebメールサービスをご利用の方も、よかったら試してみて下さい。
・届いた「winmail.dat」付きのメールを、転送。
・ブラウザで、当該webメールサービスにログインして、メールを開く。
・添付ファイルをダウンロード。
・ブラウザで、当該webメールサービスにログインして、メールを開く。
・添付ファイルをダウンロード。
で、OKです。
いやしかし。
昨今の個人情報管理の流れなどあって、企業の場合、webメールの使用が禁止されていたりする場合もあるでしょう。
そんな方には、これ。
3. TNEF's Enoughを使う
こちらで公開されています。

リンク先の「Download Now」をクリックしてダウンロードしてください。
・CNETのインストーラーが落ちてきますので、これを起動。

・上の画面で「Next Step」をクリック後、次の画面で「Install Now」をクリックすると、「TNEF's Enough.app」がマウントされますので、これを「アプリケーション」フォルダにコピーしてください。
使い方は簡単です。
・保存したディレクトリのアイコン(あるいは、Dockに置いておいたアイコン)に、「winmail.dat」ファイルをドラッグドロップする。
・以下のような窓が開く。

・文字化けしていますが、拾われたファイルを選択して、「Save」ボタンをクリック。
・以下のような窓が開く。

・文字化けしていますが、拾われたファイルを選択して、「Save」ボタンをクリック。
てなことで。
しかし、文字化けしたファイル名は何とかならないか、という向きもあるでしょう。
実際、肝心な情報がファイル名に使ってあったりする場合も、多々あります。
相手に電話して聞くのが早そうですが、つかまらなかったり、色々事情があって電話を避けたい場合もあるでしょう。
そんな場合は、こちら。
(※コメント欄に、hige339 さんから有益な情報がありましたが、残念ながらリンク切れしているようです。)

・Macユーザーにはほぼ定番のテキストエディタ「mi」を、「HTML形式」で開く。

・テキストエンコードの設定を「Shift-JIS」にする。
・文字化けしたファイル名をコピーして、miにペースト。
・保存。
・「Safari」で開いて、テキストエンコード設定を「Shift-JIS」に変更。
・文字化けしたファイル名をコピーして、miにペースト。
・保存。
・「Safari」で開いて、テキストエンコード設定を「Shift-JIS」に変更。
以上で、文字化けしていたファイル名が読めます。
めでたしめでたし。
こうして、無事に添付ファイルも開けたわけです。
貫徹した日のこと。
本来、一週間前に通知されていなければいけなかった、企画会議への参加要請が前日での連絡となり。
突貫工事で資料作成に追われたいた時に、先方から届いたMicrosoft Wordファイル。
結局、殆ど意味のなかったそのファイル。
なんで、メール本文に打ち込んでないんだ、と。
わざわざ添付ファイルにする意味を教えてくれと。
そんな台詞を飲み込みつつ。
会社で夜を明かしたのでありました(苦笑)