さて、映画ネタをブログに書こうかなぁ・・・なんて思っていたら、チラシに「結末は誰にも話さないでください」と書いてあったではありませんか・・・。
ぶう~~~。
ただちょっと、なるほどなぁ・・・というシーンを紹介します。
まず手のひらをご覧ください。右でも左でもいいです。
お父さん指ありますか?
お母さん指は?
次はお兄さん指ですね。
その次はお姉さん指。
最後に
赤ちゃん指。
一般的には何か事故がない限り、お父さんから赤ちゃんまでの5人家族で、手のひらは作られています。
では、
お父さんとお母さんは仲よしになれますか?
つまりはOKの丸が出来ると仲良しです。
同様にお兄さん指とお父さん
お姉さん指とお父さん
赤ちゃん指とお父さん。
それぞれが仲よしになれます。
次に・・。
お母さん指と、お兄さん指・・・どうでしょう。お隣の指だから、寄り添うことはできますね。
お母さん指とお姉さん指・・・ここもまぁちょっと力が必要なこともありますが、寄り添えますね。
お母さん指と赤ちゃん指…一番遠くて、ふん!と頑張ると寄り添えるかなと思います。
そして、その寄り添いにくい赤ちゃん指とお母さん指にお父さん指を添えると、更に仲よしになれます。
これはお兄さん指、お姉さん指も同様ですね。
つまり、
子どもには両親が揃っているに越したことはないという意味があるんだという、セリフがありました。
私は父方に育てられるという片親家庭でした。
その父から暴力や、性被害を受けてきたのでまさに「機能不全家庭」です。
子ども同士は寄り添って過ごしていまいしたが、親は寄り添ってくれはしませんでした。
先日里親会の交流会で、感じたことは、寄り添ってくれる大人が一人いれば、子どもは育っていける、生きていけるとセラピストの森田ゆりさんが、私に教えてくれたことって、本当なんだな…って思いました。
たった4か月しかいなかった子ども。でもたよるところは、里親の家。
人を信じることを伝えてもらえたその場所。
それがあるのと、ないのとでは大違い。
生んでなくても、育ててきた、育ってきた家庭だということ。
家庭の役割って、本当に大切で、気持ちが分かりあえていることが大事で、それがないと子どもって、切ないよな・・・と、
今の社会を見ながら、考えていました。
自分の手のひらの中に家族はいますか?
映画ではお父さん指だけが、家族と正面から向き合えるとセリフがありました。
私の父は誰とも向き合っておらず、自分の人生からも逃げ出し、お金は出してくれたけれど、会話は一方的で、
私も「なにくそ~~~」と生きてきたので、いつでもライバルでした。
この人の思い通りにはならない、子どもを無視して育てたりしない。
そう思って生きてきて、今があります。
年末行事、じつは大嫌い。
クリスマスも、お正月も。
実家に帰るなんてありえない。
あんな怖い場所になんて、帰りたくない。
だから、
楽しそうにしているクリスマスを横にしながら、この一カ月は心を凍らせて毎年過ごします。
それでも、今は眺めるのは「きれいだな」と思ったり、映画の帰りにツリーを見せに連れて行ってくれた夫には感謝しています。その時の、クリスマスファンタジーのツリーがこれです。↓