北山・京の鄙の里・田舎暮らし

北山、京の北に拡がる山々、その山里での生活を楽しんでいます。

懐かしい島らっきょう

2013-06-06 00:55:14 | 美味



大阪へ行ったついでに島らっきょうを求めて大正区の平尾商店街に足を運びました。久しぶりだったのですが、昔に買い求めたくだもの屋さんに、ありました。

買ってきた状態です。この4倍程で300円だったかしら。


皮を剥ぎます。


袋に入れて、塩をふり、少し揉みます。そのまま冷蔵庫で30分程寝かせるのですが、今回は塩の量が多過ぎたのか塩辛かったので水で洗い塩を抜きました。

塩抜き


これに花鰹を振りかけて完成したのがトップの写真です。これに醤油を少し垂らしていただきます。

少し苦みがあり、シャキシャキ感も残っていて懐かしい味でした。ビールにピッタリです。

私はこの店で買ったものしか食していません、というのもここでしか手に入りませんでした。そこでネットで検索するとちゃんと通販のサイトもありますね。しかも土付きで農家から直送してくれる様です。決して安いものでもありませんが、はるばる沖縄から採れたてが来ると思えば納得出来そうです。

この島らっきょうを知ったのは京都駅八条口地下の近鉄商店街にある薩摩というお店でした。我が姉の嫁ぎ先の法事で、義理の兄貴が「おい、みっちゃん、和尚の横に座ってくれ」と頼まれ杯を交わした坊さんに、焼酎ならこの店が良いとその時に教えて貰っていたので訪れました。店のおばさんが軽い脳梗塞になったのをこれで治したんよ、と教えてくれたのがその時初めて食した島らっきょうでした。

これを求めて行った大正区はさすが沖縄県人の町、平尾商店街で見つけたのですが、まあこれは我が狭い世界での経験談です。ネットを検索すればいろいろと情報も入る有り難い世になりました。興味のある方はぜひトライしてみて下さい。詳しいことは分かりませんが血液の健康には良い様です。食べ方もいろいろありそうですが、天ぷらには一度挑戦してみたい気持ちもあります。

http://shop.nagopain.com/cat440000.html などは参考になるのではないでしょうか。

普通のらっきょうとどう違うのだろう?でも酢漬け用に加工された形でしか売られていなくて、こういった茎付きらっきょうが売られてないなあ。


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
らっきょうのアテもまた好し梅雨晴れ間 (道草)
2013-06-06 06:54:03
mfujinoさんの大好物の再登場ですネ。我が家でもたまに辣韮を食べますが、その辺で売っている普通のモノです。島辣韮を売っているのかどうか・・・。

子供の頃は、辣韮を食べた記憶は殆どありません。在所では栽培していなかったと思うのですが、mfujinoさんはその頃からのご愛好でしようか。

こうして見事に調理された島辣韮を拝見しますと、是非食べてみたくなります。季節柄ビールのアテにしてもきっと最高でしょう。そろそろ一雨ほしいところです。

らつきようの上に泪のつぶ落ちてらつきようは泣くわたしのごとし  小島ゆかり
返信する
詳細に (徘徊堂)
2013-06-06 14:19:05
 詳細な作り方をありがとうございます。これで、あとは島らっきょうを手に入れるだけですね。こうして見ると、京橋で食べているものはらっきょの実と言うより茎なのではないかな等とも思えます。まあ、どこからが実でどこからが茎なのかも判別しにくいのですが。平尾の商店街、果物屋さんは日曜日でも開いていたように思います。近々、仕入れに行きたいと思うています。
返信する
ビールの季節 (mfujino)
2013-06-06 20:57:34
道草さん、私が若かりし頃はこのらっきょうのことは全く知りませんでしたし当然食したことはありません。出逢いについては本文に書いたとおりでございます。

まあ特別に好物という訳でもありませんが、初めて食したときの味が気に入り、チャンスがあれば食べてみたいものの一つです。普通のらっきょうとそう大した違いはないのではと想像しますが、これは色々トライしてみないと分かりませんね。

一雨欲しいですね。丁度昨日の午後夕刻迫る頃かなり激しい雨が降ってくれましたが1時間程位で止んでしまいました。お陰で鮎の生育は良くないようですね(*_*)ということは苔の生育に良くないという事です。

ホタルは飛び始めているそうです(^_^)
返信する
一度ネット通販でも手に入れようかな (mfujino)
2013-06-06 20:58:19
徘徊堂さん、そうですね、京橋でいただいたのは茎の部分のようですね。もしくは若い時期に値が大きくないときの収穫されたものかもしれません。あれはあれでぬめりがあっていいものですが。でもぬめりと言えばわざわざ買わなくてもこちらでは野にあるものを採ってくれば良い、「野蒜」がありまして、新鮮なものがタダで手に入ります(^_^)

一般的ならっきょうにしても島らっきょうにしても効能はよく似ているとは想像しますが、細かく言えば体に良い、また味に影響する成分に違いがあるのでしょう。まあ特別に思い入れがあるものでないのですが、それを知った経緯や色々な思い出が蘇る味であります。
返信する
谷中生姜も・・・ (ささ舟)
2013-06-09 19:42:54
mfujinoさん、こんばんは~
島らっきょうですね。大阪まで買いに行かれるとはさすがです!
私は大体デパ地下で買います。今年は京都伊勢丹の地下で買いました。丁度半月ほど前に。
いろいろな食べ方があるようですが、茎のついたまま洗ってお塩で漬けます。2,3日もすれば、花鰹をたっぷりかけていただきます。
たくさん買ったときは天麩羅にしても美味しいですよ。
今年は太い蕗をたくさん頂いたので、蕗の甘酢漬けや、苺ジャム、梅のカリカリ漬けなどの保存食を作りました。
島らっきょうに似たもので、これから出はじめる谷中生姜もお酒のお友にいいですよ。またデパ地下でさがして見ようと楽しみにしています。
返信する
いろいろありますね (mfujino)
2013-06-10 20:48:44
ささ舟さん、わざわざ大阪までこれを買いに行った訳ではありません。大阪へ行った次いでにというところです。

京都では伊勢丹で売っているんですね。京都ではどこに売っているのか全く情報が入らなかったので嬉しいニュースです。

谷中生姜ですか。私には初耳だったので先程ネットで検索したらはじかみみたいな写真を見つけました。何れにしても私は生姜も好きですのでいろいろ渡来してみます。ありがとうございました。

蕗にしても野蒜にしても我が周囲にはいっぱいあるわけですので新鮮なのを食べてみようと思います。
返信する

コメントを投稿