では、そろろと本格的に、ニューイングランドの素敵をお届けして参ります!
ニューイングランドといえばシーフードが有名ですが、
今回は、クラムチャウダーやスティーマーの親分、ロブスターを中心にご紹介していきます!
ということで、行き先は、ロブスターのブランドにもなっているメイン州です。
ボストンのスーパーで仕入先がメイン州のときは、’メインロブスター’とサインを掲げます。
殻に身がしっかりと入っており、他州のものと比べて、甘みが強く歯ごたえがあります。
地図で観ると、北米のちょうど右上端の角っこの州で、
カナダとの国境で、ニューハンプシャー州のお隣に位置します。
ニューイングランドの中でも最北端で最東端であるため、州の1辺は海に面しており、
岩場の続く海岸線の距離は400キロに及びます。
海岸の形状や海水温度の低さから、おいしいロブスターで有名です。
上質のロブスターを守る為に、漁師と州が一体となって働いています。
州ではロブスター漁に規制を掛け、管理する事で、
良質の漁を次世代へと繋げていく努力を、長いスパンを持って監視しています。
漁師はその規制に誇りを持って日々の仕事に向き合っています。
メイン州でロブスターの漁師になるには、州発行のライセンスが必要です。
200日の船上研修と、2年間のクラスの受講が義務付けられています。
コースを終了すると、ようやく、ウェイティングリストに載れるのですが、
そのリストも24人までですから、タイミングが悪ければ、リストに載ること自体を待つことになります。
リストに載れると、次はライセンスの空きを待ちます。
既存のライセンス保持者のうち3人がライセンスを返上し、始めて1人に新規発行が認められます。
しかも漁は夏場に限られるので、時間を掛けて手に入れる、大変貴重なライセンスとなります。
ライセンスを得た後は、ボートやワナを個人で所有します。
組合や会社でライセンスを所有し、そこに所属する事で漁ができるといったシステムはありません。
個人の責任が重大ですので、その分、’俺の船’という意識が高まるそうです。
海岸線は7区画に分けられ、それぞれの生態系が管理されており、
漁師には、その区画に応じた個数のワナのみが許可されます。
配給されるタグのついていないワナは、違反とみなされ、処罰を受けます。
メインの漁師さんは、自分の仕事に誇りを持った、活力に溢れる男らしい、優しい人たちです。
話を食材へと進めます。
州都はポートランドで、ボストンからは車で2時間弱。
ちかい。。。
港町のポートランドには、運河があり、
カモメがいて、
夏の終わりを人々が惜しんでいました。
そして、ここにも、
あそこにも、ロブスターが溢れています。
なかでも安くて新鮮なお店はここ、アルフィエロファミリーの店。
1969年に父親のベンが立ち上げ、現在は3人の息子達が運営しています。
この店は、メインストリートから港に向かう脇道にあり、
お向かいにはこんな時代を感じさせるバーもあります。
お店はこんな感じです。
入り口。
中に入ると、右にお魚を中心としたショウケースがあり、
左は新鮮な貝とロブスターです。
まずはロブスターの生簀。
そして、産地毎のカキなどの貝たち(こちらは自分で袋詰めします)。
ロブスターの価格表。
お店の人が、この日の特大ロブスターを見せてくれました。
クッキング方法も教えてくれます。
で、2時間掛けてお家に戻り、早速蒸します。
アイ~ン。
出来上がり。素材がおいしいので、何もせずにこのまま溶かしバターで頂きます。
〆て、$18で3人前の夕飯となりました!!
次回はクラムチャウダーにも挑戦してみます。
ニューイングランドといえばシーフードが有名ですが、
今回は、クラムチャウダーやスティーマーの親分、ロブスターを中心にご紹介していきます!
ということで、行き先は、ロブスターのブランドにもなっているメイン州です。
ボストンのスーパーで仕入先がメイン州のときは、’メインロブスター’とサインを掲げます。
殻に身がしっかりと入っており、他州のものと比べて、甘みが強く歯ごたえがあります。
地図で観ると、北米のちょうど右上端の角っこの州で、
カナダとの国境で、ニューハンプシャー州のお隣に位置します。
ニューイングランドの中でも最北端で最東端であるため、州の1辺は海に面しており、
岩場の続く海岸線の距離は400キロに及びます。
海岸の形状や海水温度の低さから、おいしいロブスターで有名です。
上質のロブスターを守る為に、漁師と州が一体となって働いています。
州ではロブスター漁に規制を掛け、管理する事で、
良質の漁を次世代へと繋げていく努力を、長いスパンを持って監視しています。
漁師はその規制に誇りを持って日々の仕事に向き合っています。
メイン州でロブスターの漁師になるには、州発行のライセンスが必要です。
200日の船上研修と、2年間のクラスの受講が義務付けられています。
コースを終了すると、ようやく、ウェイティングリストに載れるのですが、
そのリストも24人までですから、タイミングが悪ければ、リストに載ること自体を待つことになります。
リストに載れると、次はライセンスの空きを待ちます。
既存のライセンス保持者のうち3人がライセンスを返上し、始めて1人に新規発行が認められます。
しかも漁は夏場に限られるので、時間を掛けて手に入れる、大変貴重なライセンスとなります。
ライセンスを得た後は、ボートやワナを個人で所有します。
組合や会社でライセンスを所有し、そこに所属する事で漁ができるといったシステムはありません。
個人の責任が重大ですので、その分、’俺の船’という意識が高まるそうです。
海岸線は7区画に分けられ、それぞれの生態系が管理されており、
漁師には、その区画に応じた個数のワナのみが許可されます。
配給されるタグのついていないワナは、違反とみなされ、処罰を受けます。
メインの漁師さんは、自分の仕事に誇りを持った、活力に溢れる男らしい、優しい人たちです。
話を食材へと進めます。
州都はポートランドで、ボストンからは車で2時間弱。
ちかい。。。
港町のポートランドには、運河があり、
カモメがいて、
夏の終わりを人々が惜しんでいました。
そして、ここにも、
あそこにも、ロブスターが溢れています。
なかでも安くて新鮮なお店はここ、アルフィエロファミリーの店。
1969年に父親のベンが立ち上げ、現在は3人の息子達が運営しています。
この店は、メインストリートから港に向かう脇道にあり、
お向かいにはこんな時代を感じさせるバーもあります。
お店はこんな感じです。
入り口。
中に入ると、右にお魚を中心としたショウケースがあり、
左は新鮮な貝とロブスターです。
まずはロブスターの生簀。
そして、産地毎のカキなどの貝たち(こちらは自分で袋詰めします)。
ロブスターの価格表。
お店の人が、この日の特大ロブスターを見せてくれました。
クッキング方法も教えてくれます。
で、2時間掛けてお家に戻り、早速蒸します。
アイ~ン。
出来上がり。素材がおいしいので、何もせずにこのまま溶かしバターで頂きます。
〆て、$18で3人前の夕飯となりました!!
次回はクラムチャウダーにも挑戦してみます。