西風~年がら年中真っ黒け~!

163/芸備線 道後山駅にて~・・(^。^)

「道後山」~標高1269mのこの山に私は過去2・3回登山で訪ねている。隣、西側にある「岩樋山(標高1271m)」と丁度双子の山のように連なっていて、登ると縦走をする形になる。

D6 町道から、北方向~遠くに道後山が見える

位置的には、広島・岡山・鳥取・の三県・・いやいや、島根県境にも程近いから「四県境」に囲まれた「山」と言った方がいいかも知れない。

D5 国道から町道に入るとこんな杉林の道が続く

 そんな中国山地のど真ん中に在る「道後山」~その道後山と同じ駅名が在る事は意外に知られていないらしく・・正直私も数年前人に聞いて、初めて知ったくらいだ・・

D8 懐かしい「踏み切りあり」の標識。此処を渡った先に「道後山駅」はある

 後日地図で確認すると・・「JR芸備線」の事は知ってはいたが、「道後山駅」其の物はこの時初めて知った・・、でも、この山深い中国山地を南北に通る「ローカル線」~JR木次線の「出雲坂根駅」「亀嵩駅」 そして同じく、JR芸備線の「備後落合駅」だけは随分前から知ってはいたが(この辺りの駅名は全国的にも有名)・・・

D1_2 舎の歴史・年季を感じる「駅名票」

 今回、そんな地に在る「JR道後山駅」を訪ねた。 国道314号から町道に入るのだが、その町道の入り口が見当たらない~ 本当に分かり難い・・やっとの事でその町道に入ったのは良いが・・周りを杉林に囲まれ、薄暗く狭い・・暫らく走ると踏切が見え、その踏切を渡った先に、お目当ての「道後山駅舎」は在った。

D2_2 どこか懐かしさ覚える木造駅舎

 その駅舎前に車を止め、構内に入ってみる・・無人の「駅舎」は、こじんまりした木造で、どこか温かく懐かしさを感じる~誰も居ない改札口を勝手に通り抜け、ホームに出てみると、何と驚いた事にホームの真ん前に「ゲレンデ」らしき丘が見える!そう「スキー場跡」だ。正直、是には驚いた!

D3_2 左に見える建物がスキーハウス リフトがこの丘の中央を通っていたのでしょう

 いつ頃まで営業されていたのだろう?スキーハウスの痛み具合から想像すると、数十年前から稼動していない事が伺えるが・・かつては人で賑ったであろう「道後山駅」・・そう思うと何だか切なくて、それはまるで祭りの後の寂しさに似た感覚だ・・

D7_2 対向式ホーム跡と車両交換設備線路跡

 さて、時代の移り変わりとは云え、幾ら寂れてもこうして現役で頑張ってるローカル線。そのローカル線を繋ぐ駅舎達~どこか懐かしく、心癒される思いだ~そんな駅舎達・・もう二度と賑う事は無いかもしれない・・でも、私の心の中では、改札を行き交う沢山の人で賑っています~そう・・いつまでも~(^。^)



                 

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