【副題:秘境駅巡り】
是非!お勧めです~♪👉Joe Hisaishi - Summer (Kikujiro) 6分
いまから14年前の2009年6月にUpしたブログです。この頃「秘境駅」と言う言葉が一般化され出した頃ですね。”ひきょうえき”・・ブームの始まりだったのかな?多くの方がそんな"秘境駅巡り"を楽しんでいました。勿論ワタシもアウトドアライフの延長線上に「木造駅舎(ローカル)」や「木造校舎」巡りを楽しんでいましたね~(´艸`*)
※「秘境駅」山奥や原野など人里離れた場所に存在する無人駅の呼称で、1990年代頃から使われ始めたとされる。
※芸備線(げいびせん)岡山県新見市の備中神代駅から広島県広島市の広島駅に至る、西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)。
※道後山駅全景
地形位置的には、広島・岡山・島根・の三県・・いやいや、鳥取県境にも程近いから「四県境」に囲まれた「山」と言った方がいいかも知れない。
※町道から、北方向~遠くに道後山が見える
「道後山」~標高1269mのこの山に私は過去2・3回登山で訪ねている。隣、西側にある「岩樋山(標高1271m)」と丁度双子の山のように連なっていて、登ると縦走をする形になる。
※国道から町道に入るとこんな杉林の道が続く
そんな中国山地のど真ん中に在る「道後山」~その道後山と同じ駅名が在る事は意外に知られていないらしく・・正直私も数年前人に聞いて、初めて知ったくらいだ・・
※懐かしい「踏み切りあり」の標識。此処を渡った先に「道後山駅」はある
後日地図で確認すると「JR芸備線」の事は知ってはいたが、「道後山駅」其の物はこの時初めて訪ねた。
JR木次線の「出雲坂根駅」「亀嵩駅」(※松本清張作「砂の器」の舞台になった駅)そして同じく、JR芸備線の「備後落合駅」だけは随分前から知ってはいたし、実際に訪ねてる・・(※この辺りの駅名は秘境駅として全国的にも、マニアの間では名は知れ渡っている。)
※舎の歴史・年季を感じる「駅名票」
今回、そんな地に在る「JR道後山駅」を訪ねた。 国道314号から町道に入るのだが、その町道の入り口が見当たらない。本当に分かり難く、やっとの思いでその町道に入ったのは良いが・・周りを杉林に囲まれ、薄暗く狭い。
暫らく路沿いに走ると踏切が現われた。その踏切を渡った先に、お目当ての「道後山駅舎」は在った。
※どこか懐かしさ覚える木造駅舎
その駅舎前に車を止め、構内に入ってみる・・無人の駅舎は、こじんまりした木造で、どこか温かく懐かしさを感じる~誰も居ない改札口を勝手に通り抜け、ホームに出てみると、何と驚いた事にホームの真ん前に「ゲレンデ」らしき丘が見える!そう「スキー場跡」だ。正直、是には驚いた!
※ホームから望む丘(ゲレンデ) 左に見える建物がスキーハウス。懐かしいホーロー製のペプシの看板が目につく。※リフトがこの丘の中央を通っていた痕跡があった
いつ頃まで営業されていたのか定かではないが、スキーハウスの痛み具合から想像すると、数十年前から稼動していない事が伺える・・かつてはスキー客で賑ったであろう「道後山駅」・・そう思うと何だか切なくて、それはまるで祭りの後の寂しさに似た感覚だった・・
※対向式ホーム跡と車両交換設備線路跡
※道後山駅 広島県庄原市西城町高尾にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅。JR西日本の駅では三井野原駅に次いで標高が高い地ある。(611m)
※1936年(昭和11年)11月21日:三神線(当時)小奴可 - 備後落合間に新設開業。
さて、時代の移り変わりとは云え、幾ら寂れてもこうして現役で頑張ってるローカル線。そのローカル線を繋ぐ駅舎達。
どこか懐かしく心癒される思いだ・・もう二度と賑う事は無いかもしれない。でも、私の心の中では、改札を行き交う沢山の人で賑っています。そう・・いつまでも~(^。^)
ちゃんちゃん~♪
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