三江線の「江津駅」「江津本町駅」「千金駅」を撮り終え、次の四つ目の「川平駅」へと向かう途中、丁度「金田町」付近で左手に「学び舎」らしき「木造建物」を発見・・
今回三江線の駅舎を撮るのに国道261号は使わず、川の西側の狭い「県道112号」を走行している。 是には理由が三つ在って、一つは三江線沿線と並行して通る県道の方が「駅舎」を探すのに都合が良い事・・二つ目が「旧道」で在るという事から、意外な珍しい物を発見する確立が高い事・・そして三つ目が、交通量も少なく、のんびり景色を見ながら走行するのに適しているからだ・・事実、私が見つけた懐かしい物や珍しい物の殆どは、その地域道走行中に見つける事が多い～(^。^)
↑画像 千金駅 小さな集落の中に在る駅 ホームに在る煉瓦造りの待合所
国号の広くてよく整備された「道路」は、A点からB点に移動する事だけが目的なら、快適な「幹線道路」を使うが、別に急ぐわけでは無く、その地域をじっくりゆっくり堪能するには「地域道」で移動するほうが絶対楽しい～
道路脇に咲く野花や樹木・水田や畑の農作業に励む人達・・遠くに見える「茅葺家屋」・・飛び交う「蝶」や「ツバメ」そして、エンジンを切るとシンとした静けさ・・その静けさの中から聞えて来るせせらぎの音・・湿った土の匂い・・気が向けば畦道に座り、その景色を独り占めできる・・その何もかもが「幹線道路」からでは絶対体験出来ない事ばかり・・(^^♪
・・「校舎」らしき物を発見したと同時に車を止め、その建物を眺める・・「学び舎」だと確信した のは、校舎前に立つ大きな「楠」を見てからだ。 舎に目を移すとどうやら数人の人影が確認でき、何時もの様に、写真を撮らせて頂く許可を得るのに校舎に近づいた・・舎内に居た方に挨拶をし事情を話すと快く撮る事を承諾頂いた～(^。^)
立派な楠～樹齢どれくらいだろう？それにしても保存状態は最高だった
それにしても本当に保存状態が良く、まるで映画のセットのような「学び舎」だ。其れくらい地域住民の方達に愛されているのが伺える～(^。^)～校舎前の「楠」も樹齢どれ位だろう？立派な「楠」である。
この学び舎（旧・郷田小学校金田分校）昭和34年3月（1959年）統廃合の為閉校。その後現在の「公民館」に再利用される。閉校から50年経った「学び舎」～屋根瓦の葺き替えは何度か行なわれたらしいが、「校舎」其の物は基本的に当時のままだという・・w(°ｏ°)w おおっ！！
校庭角から「校舎」を眺めるが、本当に綺麗だと感心させられる。やはり、どんなに古くても人の出入りがあると、活き〃したオーラを放ち躍動感を感じる。
さて、今回三江線の「江津駅」から「式敷駅」の27駅を撮っていく訳ですが、その間どれほどの「木造の学び舎」に逢う事ができるでしょう？其れを思うとやはりワクワクします～（下記記載）ヾ(^^ )
今回、金田町の「公民館（旧・郷田小金田分校）」の館長である、佐々木昭助様と女性事務員さんのお二人に色んなお話しをお伺いできました～本当に良くして頂いて有難う御座いました。この場を借りて、心よりお礼申し上げます～m(__)m
『三江線の江津から式敷までの間に出逢えた学び舎 ①松平小学校（木/現役）②松平中（木/廃）③川越小（鉄/廃）④川本西小（鉄/現役）⑤吾郷小（木/廃）⑥浜原小（木/廃）』
