メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <設計の技術と、構造のアイデアは両輪だ>

2024-05-15 09:39:43 | Weblog

曇りがちです。

 

昨日の什器。よくなっていいものが出来ると、気分も上々です。

はじめから、修正すべき部分に気づけたらもっといいのですが。

設計の技術と、構造のアイデアは両輪だと思っています。

素材に合わせた設計の技術を、まず身に付けることは大事です。

基本となる形や構造、それら作るための寸法の出し方、細部の形状など。

教えてもらえる場合もありますが、既製品などから寸法や構造を知ることが出来ます。

それとは別に、アイデアが必要になってきます。

箱の形状は、その多くが定番になっています。

それは長い年月かかって出来たものであり、製造工程も配慮されています。

なので、多くの場合はその定番を寸法を変えることで作っていけます。

でも、それに飽き足らなくなったり、内部の緩衝材などを作る時は、定番がないところで新しいアイデアを出したり、付け加えたりしていく必要があります。

特に緩衝材は、自由の範囲が大きいのでアイデアをどんどん追加していく必要があります。

技術の上にアイデアがあるというより、技術とアイデアは別物で並立して、お互い影響しあってよりよいものを生み出していきます。

アイデアに関しては、変人・変態にならんとあかん!という持論があります(笑)。

変人・変態を思わせる発想の飛躍を生かしたアイデアでないと、多くのものが生み出されてきた今、使えるアイデアも出てきませんし。

飛躍したアイデアを、いじくって使えるようにしていくという感じです。

アイデアは、誰でも生み出せる。技術は、専門家として生み出せる。

それらを両輪に新しいものを生み出します。

でわでわ。

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