悶絶ハイスクール「大人の学級」

無駄の中に宝がある

マーケット(アルバイトタイムスの将来)

2005年10月22日 | Weblog
特別国会が異例の長さです。争点となった郵政は白旗賛成派のヘタレどもの滑稽さだけが話題でしたが、個人的には障害者医療費負担の増大をアッサリ通過させた与党の姿勢に、事の本質が見える気がします。議員年金の廃止に関しても「百年後も安心の年金制度」などと声高に選挙戦を展開した公明党の古株が廃止反対を唱えるなど、さすが地域振興券を実行した経済オンチ政党です。(生活保護審査基準見直しに、とっとと手をつけて頂戴(共産党も含む))

さて株式マーケットの動向は、一時の加熱ぶりからみると株価上昇自体は落ち着いてきましたが、取引数・金額はバブル時代以上の活況が続いています。鉄鋼・自動車・流通・金融など大型株の物色が多いため、個人投資家もその波に乗りやすい感じはします。内需関連の出遅れ銘柄への資金流入が今後見込まれますので、長期にみていくと楽しめるんじゃないでしょうか?

9月中間決算の企業業績の発表が続いています。保有している銘柄の中でアルバイトタイムス(求人情報誌)などは、下方修正への嫌気がなされて1000円台から600円台まで一気に下がってしまい、凹んでしまいましたが2002年当時に低水準で活気のなかったアシックス・オカモト・鉄道関係などは手堅い業績とリストラ効果もあって、手放さずにヨカッタと実感している次第です。売るタイミングを逃し、紙くずになる危険性もあるのでゆめゆめ慎重にいきたいものです。



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こどもびいる(こどもビール)

2005年10月16日 | Weblog
巷で話題の「こどもびいる」希少販売を戦略としているらしく、なかなかお目にかかれません。

佐賀県の小城市(ようかんで有名)の飲料メーカーの大ヒット商品です。世の健康志向により、炭酸飲料メーカーは続々と潰れていきました。昔懐かしいラムネなども入手困難な状況で、仕入れ価格も(輸送費高騰により)上昇の一途です。

自分たちの世代は着色料など当たり前、チクロ(有害指定)などの甘味料を含んだ飲料水も駄菓子屋や街角の清涼飲料水自販機で売られていました。実際チクロは独特の甘みがあり、成分の有害性も証明されたかどうかは不確かだったような記憶がありますが利幅の大きい商品の販売停止はメーカーとして痛かったハズです。

省庁の既得権益を守るために、圧力のかかった輸入食品の開放は増加の一途ですが、実際国内で細々とがんばっているメーカーに光を当てる可能性を見出した。ユニークな商品は応援したいですね。販売チャンネルが極力少ないという着眼点も、したたかな佐賀県民気質を表していて面白いです。
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グラストロン(ユニデンにちなんで)

2005年10月04日 | Weblog
ようやく秋らしくなってきました。紅葉が一気に訪れるかもしれません。

ユニデンという日本ではマイナーながらも、アメリカの電話機・無線機分野で高シェアを誇る日本の家電メーカーが薄型液晶テレビの発売を始めました。ずいぶん前から中国に生産拠点を置き、市場はもっぱらアメリカという変わったメーカーなのですが、いよいよ本格化し始めた液晶テレビ分野に進出しました。

春先に中国の一部の都市でデモが行われた際に、メディアメーカー大手の太陽誘電と共に現地従業員の就業ボイコットを起こされたのですが、事態収拾後「秋に廉価な薄型テレビ発売」を発表し株価の下落を食い止めました。(2300→1600まで下降)今回の製品は注目していたのですがPC端子も持たないし、搭載チューナーも最低限と、アメリカ市場で生き抜いてきたシンプル機能重視の製品となりました。30型で13万を切る価格は現時点で大したものですが、ネット販売のみの窓口の狭さから考えると、PC接続端子は(利用頻度はさておき)付けて欲しかったです。(この価格帯で競合する台湾メーカーはPC入力端子アリ)社長が次世代DVD端子を付けたことを自慢していましたが、次世代DVD機を購入する人柱のような人が、価格だけが魅力の商品に飛びつくハズはありません。

 そういえば3年ほど前に大画面テレビが欲しくなったものの、置き場所がないのでヘッドマウントディスプレイを代わりに購入しました。ソニーのグラストロンで、今では廃盤商品です。オリンパスのアイトレックとかキャノンなどもこの手の商品(メガネをかけると目の前に52型スクリーンが映る代物)出していたのですが、売れ行き不振だったらしく全て撤退しています。
 購入当時、これを付けてレンタルビデオやセガサターンをやったりしたのですが、とても迫力があり重宝しました。当時3万前後で売られていたのを、コメ兵(名古屋の有名質屋)で¥23000にて購入。アイトレックはワイド画面も対応していたのですが、軽量さでソニーを選びました。
 廃盤製品になった理由に、当時アニメのポケモンを画面の目の前で観ていた子供が集団てんかんを起こしてしまったのが社会問題化し(明らかに親の責任)、目の前に大画面が映るヘッドマウントディスプレイそのものが欠陥品扱いになってしまいました。確かに慣れないうちは映画1本観ると、かなりグッタリ(目が回る)するのですが、スペースを取らないミニシアター気分を楽しめる大人のグッズとして人気があったのは確かです。

 今でもたまに利用するのですが、寝転がっても楽しめるし、騒音などで周囲に迷惑もかけません。ヤフオクでも常時出品されていますが、だいたい当時の発売価格よりも高い値段で取引される人気商品です。PL法がメーカーの先進意欲をそいでしまった悪しき例なのかも知れませんが、趣味の品物に関しては購入者の自己責任を負わせれば良いのでないのでしょうか。長時間ゲーマーの人への悪影響は確実にあると思いますが、映画好きには欲しい一品です。ワイヤレス化での再販を希望。
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平成電電(チョッカ)民事再生法申請

2005年10月03日 | Weblog
もう10月に入りました。気温が高いので、果物の生育が非常に良いそうです。

今日のニュースとしては、平成電電が民事再生法を出した事でしょうか。7月中旬頃にやたらと勧誘電話がかかってきて「料金説明の資料だけなら送って」と答えたら、8mにも渡ってウチのfax感熱紙を無駄にさせた会社です。かれこれbbフォンを使って3年になりますが、去年の秋にモデムデータのバージョンアップをしてからは安定しているので変更する気もなかったのですが、平成電電がやたらと匿名組合への出資広告(年利10%元本保証なし)を新聞やネットに掲載していたので、電話してきた営業の子に「こんな無理な投資勧誘をしている会社は信用できんわ~、自分の方こそ勤める電話会社考えた方がええよ」と転職を勧めた程です。

事業所を中心に営業攻勢をこの時期にかけていたようで、知り合いからも「どうやろか?」って質問されたのですが、匿名組合の事を話して「必ず断って」と言っていました(本当ヨカッタ)。わずか3ヶ月後に破綻とは・・・・確か先物取引のグローバリーなど、出資法の抜け穴をフルに使って顧客に迷惑をかけていた会社もリスク説明の厳格化の期限が7月までだったのかな、この平成電電は9月30日まで募集していたようで完全な計画倒産という詐欺性も悪質ゆえに、キチンと社会制裁を加えて欲しいものです。

かもめサービスっていうfax機(もしくはモデム)を高額で売りつけるマルチまがいも相変わらず存在しているし、近未来通信やIPテレビ電話に関するタレントを広告塔にした新聞広告が週明けはやたらと載っています。今日から郵便局が投資信託を販売し始めたので、民間の投資意欲は今後ますます高まってくると思いますが、ハイリターンには必ずハイリスクがつきまとう事を肝に銘じないとイカンですね。

ここ数年ボツボツと株を買ってきたのですが、加熱する市場を離れ、売買を停止してみようかなと考えています。そのかわりに本業の方に力を入れ、地道に営業活動に邁進してみるのが、良い選択かも知れません。
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