悶絶ハイスクール「大人の学級」

無駄の中に宝がある

フィリピンパブ 駅前留学 クリスマス

2005年12月21日 | Weblog
大寒波がまた訪れそうです。忘年会シーズンもひと段落、3つ参加したのですが終わってみれば面白かったです。

同業者同士の飲み会は定例の中華屋だったんですが、たらふく食べた後に秋口に近所に出来たフィリピンパブで2次会となりました。参加者には女性も見えたので、店内の男性客に申し訳なかったのですが、早い時間でもあったので大した違和感もなく無事に楽しく過ごせました。

 今年の3月をメドにフィリピン人の就労ビザの発給が厳しくなるとの事で一時期随分フィリピンパブが閉店や休業においこまれましたが(人身売買への批判から)結局、ほとぼりが冷めた夏以降に以前より多くの新規出店を生んでいるような感じです。フィリピン政府からも強力なプッシュがあったようで、自国の資源は優秀な人材であると自負するフィリピンにとっても多大な外資をもたらす日本の特殊産業は大事な資金源です。
 基本的に女の人をはべらせて酒を飲んでいれば満足する人種は日本人くらいだそうで、だいたい世界各国の女性を飲酒接客させる形態のお店は売春を前提としていることが多いので、来日する女性達にとっても日本の雇用形態は敷居が低いのかもしれません。ただし日常生活を送る住居環境はいわゆるタコ部屋が当たり前ですので、完全にお金のためと割り切って来日しているプロ根性は並大抵のモノでないと思います。
 彼女たちの言語習得能力には本当に驚かされますし、タガログ・英語・日本語・ハングルを使いこなすツワモノもまれにいます。だいたいそれに対して日本のオッサン達(俺を含む)は適当な英語を得意になってしゃべって通じたような気になってよろこんでいます。フィリピンパブは料金形態も割安な所も多くてカラオケも歌い放題になっているので一人客でバカみたいに2時間好きな歌手のナンバーを歌いまくって他の客に嫌がられている常連も多いそうです。ただし女の子達はプロなので、そんな客でも「アナタ・スデキヒトヨ、ウタウマイネ」なんて言われてしまい勘違いに拍車がかかります。

 先日入った店は元はラーメン屋→カラオケボックスと変遷した店で、改装後なぜか時間が経ってからオープンにこぎつけた店だったので外装はツギハギだらけなんですが、店内は割りに広くて雰囲気は悪く無かったです。横についた女性も柴崎コウをちょっとふくよかにしたような雰囲気でカーペンターズやキャロル・キングの歌を一緒に歌って楽しみました。歌が上手な子が多いというのも資質として素晴らしいですね。クリスチャン(カトリック系)が多いので、この時期クリスマスソングなんて歌ってもらうと能天気でいいですね。私はビール党なので、こういう店で出てくる飲み放題ビールはたいてい発泡酒か第三のビールなので美味しく思えないのが残念なんですが、年に2回くらいは行くと楽しい気分になれますな。全国のどんな地方都市に行っても必ずあるというのが、ある意味凄いネットワークで日本人より日本の文化に詳しい子達も多い夜の語学スクール(男の)と思ってみれば元が取れるのかも・・・駅前留学って授業単価高いですしね、案外。
 
コメント
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