先日友人が働いている病院でコロナのクラスターが起きたと、ここで書いた。10人になると。
ところが、またその友人から連絡があった。今回は電話で。なんとその病院のクラスター入院患者が20人程度と職員が10人程度になったというのである。だいたい30人になると言っていたが、1つの病棟がほぼコロナだそうだ。で、看護師などのスタッフもコロナになってしまって、病棟がまわらないそうだ。
ところが、彼の印象なのだろうが、全然危機感がないそうだ。彼が救急患者の事務対応をした時のことを話してきた。一応コロナなので、コロナで”汚染”されていることを考慮して、救急搬送されてきた患者のモノは事務は直接触れないように配慮されているという。
当然事務であるから、受付のための用紙を書いてもらったりするが、保護したものを渡され、それをコピーするなりして対処する。その用紙は”汚染”扱いとなり、看護師に返して、別に処理することになっている。それがルールだ。聞いていて、面倒なことをしているのだなと、病院業務の大変さを想像したのだが、彼は「そのルールもう忘れているよ」と嘆いていた。
ということで危機感がないということらしい。当然世間もないのだが、せめて最前線の病院スタッフにはあって欲しいと彼は嘆く。
ちょうどこんな記事もある。
まだ、第9波もあるやもしれない。友人によれば入院患者2名が亡くなったそうだ。