Drマサ非公認ブログ

政党内選挙

 前回の自身のブログから1週間ほど経つが、「勝ち組負け組」という価値評価がデフォルトになったという変化を指摘し、日本人が共有する無常とか共感が希薄になったとした。

 さて、そこで自民党と立憲民主党のそれぞれ総裁、代表選挙になっていて、Youtubeなんかで各立候補の話やジャーナリストや評論家の話を横目で見ていた。

 もちろん、政策に関しては消費税減税、食料品非課税を主張する候補を応援するところだ。とはいえ、どちらも党員ではないので、横目で見るだけなのだが。

 僕が感じたのは次のような両政党の性格である。

 自民党は既存の権力利権構造を守ろうとする人たち。で、顔だけ変える。実際は構造の維持である。具体的には、経団連を中心とした大企業あるいはパターナリズム(父権主義、温情主義)的風土。なんだか政治家という名の貴族のように見えてくる。

 立憲民主党もまた、なんだか同じような感じがしてしまう。違いは頭がいい人というか、エリート臭が漂う。学校の成績がよかった人たち。そう優等生の集まり。だから癖がない。色がない。

 そういう人たちが基本的には労働者側に立つことになるのだろうが、実際は連合を見れば分かる通り、労働者の位置付けが大企業で働く人たちの利権の維持と結びつくので、非正規雇用はどうも軽視してしまう。そんな感じを受ける。

 つまりは立憲民主党もまたパターナリズム。お偉い企業の顔色を伺うという点で、自民党と機を一にするように見える。消費税減税は労働者の方、あるいは日本の低所得者を見れば当然の政策だし、中間層拡大にとっても同様だろう。

 だから、両政党似ているように見える。立憲なんかは、ことさら保守を演じる。

 で、権力を持っている人たちと、頭が良い人たちの争い。もちろん親米内の争い。

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